青梅国際マラソンとは、実在しないマラソン大会の名称のひとつであり、都市伝説の一種である。
派生語に「青梅国際女子マラソン」、「青梅国際駅伝」などがある。
概要
「青梅国際マラソン」という名を世に広く知らしめた人物は、笑福亭鶴瓶であるとされる。
初出は深夜テレビ番組「鶴瓶上岡パペポTV」1992年7月24日(大阪)/7月27日(東京)放送分。
鶴瓶がかつて「鶴瓶と10分の1女子マラソン」という番組に出演していた際に、番組名を「女子マラ」と略していたら「そんなものはない」と怒られた、というエピソードに続けて
「一番アレなのは "青梅国際マラソン" ですわ…いや、ホンマにあるんですから ! ひどいでしょうこれ !」
と言ったのが、所を変え、形を変えつつ広まって、都市伝説と化していったものであると考えられる。
また、「青梅国際女子マラソン」のパターンは前述の「鶴瓶と10分の1女子マラソン」と「青梅国際マラソン」の2つの話をごちゃ混ぜにして記憶した者が広めていったものと推測することもできる。
なお、実在する市民マラソン大会として「青梅マラソン」が存在するが、1967年に開催された第1回大会から一貫して「国際」という名称は付けられたことはない。しかし、「青梅国際◯◯~」という大会名を実際に見聞きした、という報告例が後を絶たない。
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