青砥駅単語

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青砥駅とは、東京都葛飾区青戸三丁目にある京成本線、押上線の駅である。

概要

1928年 11月1日、日暮里方面開通時に分岐駅として開業。島式2面4線。

本来の町名は青戸だが、鎌倉時代の地元の名士である青砥藤綱にちなんで青砥と命名された。
かつて地上駅だった際には平面交差であったが、都営浅草線が開通するとダイヤ上のネックとなったため、高架化工事が行われ、1985年に高架化され二重高架となった。
ホームは進行方向別の重層高架となっており、同一ホーム内で同じ進行方向の別方面に乗換できるほか、その他のパターンでも階段を一つ降りるだけ（登る必要はない）で全ての乗換が完了し、非常に利便性が高い。ただし、2つのホームはそれぞれ上野/押上方面の列車のみしか進入できず、同じ方面の2本の列車が同時に進入できる構造ではないため、緩急の接続や退避はできず線路容量は多くない。そのため隣の高砂駅と分担して2駅合わせて拠点機能を発揮している。ホーム幅はこちらの方が広く客の滞留に強い為か、朝夕のライナー列車が停車するのは青砥駅の方になっている。

建設当時は画期的な構造であり、分岐構造駅の成功例として後の様々な駅に影響を及ぼした。鉄道他社関係者が視察に来る等の反面、駅前は非常に狭く、再開発の失敗例として行政関係者に視察されてしまうといった、異なる二面性を持っている。

2020年 4月11日より、一部のスカイライナーが臨時停車するようになった。
当初は新型コロナウイルスの影響により空港利用客が壊滅的な状態で、停車開始日は緊急事態宣言も発令され、5月からは大幅な減便を余儀なくされたが、その中で空港職員の通勤利用という需要を狙った実験的な企画として実施された。
当初は早朝・深夜の一部のみだったが、緊急事態宣言が解除されると日中の一部にも拡大し横浜・都心・羽田空港方面からの需要も取り込んだ。
その結果、2022年 2月26日より、一部列車の正式な停車駅となった。

のりば

番線	路線名	行先
1	押上線	押上・都営浅草線西馬込・京急線羽田空港方面
2	京成本線	日暮里・京成上野方面
3・4	京成本線	京成高砂・京成船橋・京成成田・成田空港・京成千葉方面
3・4	成田スカイアクセス線	新鎌ヶ谷・印旛日本医大・成田空港方面

1・2番線が2階、3・4番線が3階。
3番線は押上方面からの列車が、4番線は上野方面からの列車が入線する。
各方面への乗り換えは次の通り。階段を登る必要がないことが分かる。

乗り換え先→ ↓乗り換え元	上野方面へ（2番線）	成田空港方面へ（3・4番線）	押上方面へ（1番線）
上野方面から（4番線）	-	同一ホーム	階段を下りる
成田空港方面から（1・2番線）	同一ホーム	-	同一ホーム
押上方面から（3番線）	階段を下りる	同一ホーム	-

隣の駅

京成電鉄
路線名	種別	隣の駅（上り）押上駅・上野駅・都営浅草線・京急線方面	当駅	隣の駅（下り）船橋駅・成田空港駅・新鎌ヶ谷駅方面
■■本線	スカイライナー	日暮里駅	青砥駅（一部列車のみ）	空港第２ビル駅
	シティライナー		青砥駅	京成船橋駅
	モーニングライナー（上り）
	イブニングライナー（下り）
	アクセス特急			京成高砂駅
	快速特急
	特急
	通勤特急
	快速	千住大橋駅
	普通	お花茶屋駅
■■押上線	アクセス特急	押上駅
	快速特急
	特急
	通勤特急
	快速
	普通	京成立石駅