静希草十郎とは、TYPE-MOONの伝奇ビジュアルノベル「魔法使いの夜」の主要登場人物の一人である。
概要
電気も通っていないような田舎、というか山奥から下りてきた少年。都会の常識を何も知らず、学校という物も名前くらいしか知らないままに三咲市の私立高校である三咲高校に通い始める。学費、生活費を幾つものアルバイトを掛け持ちして稼いでいる苦学生である。都会の便利さに感動し、圧倒されつつも過ごしているが、山での生活を思い出して感傷的な気分になってしまうこともしばしば。
田舎者を体現したような純朴さで人当たりも良く誰からも好感を抱かれる人柄の持ち主であり、実際、クラスメイトの木乃美芳助や生徒会副会長の槻司鳶丸ともすぐに親しくなった。が、何故か蒼崎青子には初対面の時から反感を持たれてしまう。ただ、青子自身にも反感の理由はよくわからないらしい。また、「人の善悪に関わる気がこれっぽっちも無いんじゃないか」とは、同級生である久万梨金鹿の言。
元々はアパートで一人生活していたが、たまたま青子と有珠の魔術行使を目撃してしまう。その後わりと命がけの紆余曲折を経て、監視下に置くという名目の下に、丘の上の久遠寺邸で彼女らと雑居生活を始める事となった。久遠寺邸の風紀委員、財布の紐及び庭師とは彼の事である。
蒼崎青子の脅威に日々戦々恐々としつつも、彼女の毅然とした姿勢や生き方に憧れている。対して、久遠寺有珠とは感覚で通じ合う仲らしい。
得意料理は男料理「焼きうどんに何かかけたもの」、またの名をあんかけ焼きうどん。見た目はあれだが、お味の程はというと、女性陣二人への受けはなかなか良かったようである。
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