顕とは、人名である。
人名
- 安田顕(けん) - 日本の俳優、タレント
- 大山顕(けん) - 日本の写真家、フリーライター
- 大峯 顕(あきら) - 日本の僧侶、俳人
- 桶谷顕(あきら、1959年 - 2007年) - 日本のアニメ脚本家
- 石顕(? - ?) - 中国の前漢の宦官
漢字として
顯
- Unicode
- U+986F
- JIS X 0213
- 1-80-93
- 部首
- 頁部
- 画数
- 23画
- 意味
- 旧字体は顯。
- あきらか、あらわれる、(隠れていたものが)出現する、光、あらわにする。
- 〔説文解字・巻九〕に「頭の明飾なり。頁に从(したが)ひ㬎聲」とあり、頭の飾りとある。
- 字形
- 㬎を声符とする形声説、㬎+頁の会意説がある。
- 音訓
- 音読みは、ケン(漢音、呉音)、ゲン(慣用音)。訓読みは、あきらか、あらわれる。
- 規格・区分
- 常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 声符
- 顕(顯)を声符とする漢字には、𩎍などがある。
- 語彙
- 顕教・顕現・顕彰・顕微・顕微鏡・顕揚
異体字
- 顯は、旧字体で人名用漢字である。2004年に人名用漢字となった。JIS X 0213第三水準。
- 㫫は、〔漢語大字典〕に「顯に同じ」とある異体字。〔宋元以来俗字譜〕に記載があるとある。Unicodeにnon-classical form of 顯とある。
- 㬎は、〔集韻〕に「顯、――古、㬎と作(な)す」とある異体字。〔説文〕には別の字として載っているが、〔説文〕にも「古文、以て顯の字と爲す」とあり、顯の古文とある。Unicodeに顯の古文(an ancient form of 顯)とある。JIS X 0213第四水準。
- 䧮は、〔康煕字典〕に「音顯。義同じ」とある異体字。また別の意味(〔康煕字典〕に「地名」とある)もある。Unicodeに顯と同じとある。
- 𩔰は、〔正字通〕に「俗に𩔰と作す」とある異体字。
- 𩕃は、〔漢隷字源〕にある異体字。綏民校尉熊君碑に見えるとある。
- 显は簡体字。
㬎
- Unicode
- U+3B0E
- JIS X 0213
- 2-14-14
- 部首
- 日部
- 画数
- 14画
関連項目
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