風の又三郎単語

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風の又三郎とは、宮沢賢治の短編小説である。

概要

宮沢賢治の死の翌年(1934年)に発表された短編小説。「どっどど どどうど どどうど どどう」という書き出しが有名。

とある小さな小学校に、の強い日に不思議少年転校してくるところから始まる。北海道から来たというそ転校生高田三郎という赤髪少年で、子供たちに神の子「風の又三郎」ではないかと疑われつつも受け入れられ、又三郎あだ名された。その又三郎子供たちが巻き起こす様々な事件の末に、わずか二週間足らずで又三郎は去っていく。

由来など

もともと宮沢賢治自身が大正年中に書いていたいくつかの作品をもとにして、昭和6~8年(1931~1933年)頃に書き上げたもの。の精が活躍するSF冒険譚「野又三郎」をベースとして、主人公現実少年に変更し、少年たちを描いた複数の物語が取り込んで、風の又三郎が成立した。

宮沢賢治による原題は「野又三郎」のままであり、宮沢賢治が「風の又三郎」と題した拠はない。また、自筆の表があったとされているが失われており、詳細は不明となっている。

とはいえ、文中では「風の又三郎」に表記が統一されており、また「野又三郎」とは内容が異なることから、初版以降「風の又三郎」として今日に至る。

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風の又三郎

1 ななしのよっしん
2022/11/01(火) 21:36:12 ID: a97hzcgawt
書き出しクイズの定番。
近々、宮沢賢治記念館・童話に行く予定があるので楽しみ。
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