「風戸佑介」(かざと ゆうすけ)とは、「ジャッカー電撃隊」の「クローバーキング/大地文太」役や「電人ザボーガー」の「秋月玄」役で知られる俳優である。
旧芸名は「風戸拳」(かざと けん)
概要
1973年に放送を開始した東映の仮面ライダーシリーズ第2作「仮面ライダーV3」の「風見志郎」役オーディションに応募し、宮内洋と共に最終選考の2人まで残ったものの、デビュー前というキャリアの無さが響いて惜しくも落選した。
翌1974年に映画「青春の蹉跌」にてデビューを果たすと、同年に放送を開始したピープロの特撮ロボット作品「電人ザボーガー」にて主役「大門豊」のライバルとなる「秋月玄」役を演じ、監督の要求によるオーバーリアクションな演技や、空手をモチーフした大門豊との生身同士での激しいアクションシーンを熱演した。なお「大門豊」を演じた「山口暁」も「仮面ライダーV3」の「風見志郎」役のオーディションをうけて落選している。
1977年には、代表作となる東映のスーパー戦隊シリーズ第2作「ジャッカー電撃隊」にて主役4人の一人「クローバーキング/大地文太」役を演じ、同作後半からは「仮面ライダーV3」で因縁のある宮内洋が演じるビッグワンが登場し、「風見志郎」役を争った最後の二人が正義のヒーローとして共演する事となった。
「大地文太」役で演技の面白さと思い始めたものの、1979年に芸能界を引退した。しかし近年、「ジャッカー電撃隊」にて「ダイヤジャック/東竜」を演じた「伊東平山(吾羽七朗)率いる劇団「ステージ・E-1」の舞台に出演し俳優として復帰している。
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