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風音日和はそらのおとしものの登場キャラクター。漫画版では8巻以降登場し、劇場版そらのおとしもの「時計じかけの哀女神(エンジェロイド)」のヒロインである。アニメ版の声優は日笠陽子。
概要
空美中学校においてゴキブリ桜井と悪名高い桜井智樹に、人知れず純粋な好意を抱いていた謎の少女。2年D組に所属し、以前から智樹たちの事を見守ってきた。2年前に両親が相次いで他界して以来、学業の傍ら畑仕事をして生活している。
そんな彼女だが、ある日突然新大陸発見部を訪れ、入部届を提出する。しかし部長である守形英四郎は以前ダイブゲームの最中に、彼女と同じ姿をしたシナプスの民が、地上で暮らす夢を見ている所を目撃していた。彼女をはじめとして地上の身近な人間にも、シナプスの民の夢、「非」存在が紛れ込んでいる。その彼女が今彼らの前に現れる意味とは。疑念を抱きながらも、新大陸発見部は新入部員を迎える事となった。
謎めいたポジションとは裏腹に、性格は裏表がなく、清純。赤面癖がある。その清純さは智樹をしてセクハラを思い留ませるほど。一途に智樹を想い続ける姿は、智樹に対して素直になれない見月そはらを悩ませる。ギャグエピソードではやや天然ボケの気が出ることも。
その後の詳細は伏せるが、よく出来た性格をしていて、メインヒロイン達に先立って主人公に想いを伝えつつ自身に関する伏線を全て消化し、紙装甲の改造人間になるという乱立した死亡フラグを見事へし折り、現在も準レギュラーとして登場している。心境の変化からか新大陸発見部は退部するが、その後も学校内をはじめ、入院した智樹の見舞いに訪れたり、美香子の持ってきたケーキを桜井邸で一緒に食べたりなど、メンバーとの親交は続いている。
スリーサイズは82-49-80。そはら(B92)、アストレア(B91)、イカロス(B88)らと比べると一見常識的なバストサイズだが、ウエストが際立って細いせいか、イラストで見ると十分に巨乳である。
エンジェロイドタイプΖ
町一つを消し去る強力な火力と、Aphroditeを発現していないニンフと同等以上のハッキング能力を持つ。
スペックとしては戦闘能力と電子制御に特化していると思われるが、同じ能力に特化したイカロスが、感情制御をその代償としているのに対し、日和はインプリンティング解除後は人間体と同様の感情表現を見せている。
反面、元が生身である上に大した装甲を積んでおらず、ニンフのパラダイス=ソングでも十分破壊可能な程度の耐久力しか持たない。
漫画版では気象操作能力により竜巻や落雷を操り、攻撃や防御を行うことができる。一方で野菜の水やり等にも使えるなど小回りが利き、本人は便利がっている。劇場版では代わりに時間操作能力を使って、反応できる限り全ての攻撃を無効化し、触れていない相手を抵抗を許さず吹き飛ばすなど、やはり万能さを見せる。漫画版と劇場版で設定が異なるのか、両方の能力を使えるのかは不明。片方で全てをカバーできる能力を両方積んでも仕方ない気がするが。
ニンフは基本的にエンジェロイドを型番で呼ぶが、日和の事は「ゼータ」ではなく、人間体と同様に「日和」と呼ぶ。
この姿で学校に通うシーンも見られる。その際には翼をコンパクトサイズにできるイカロスや完全に格納しているニンフと異なり、特に翼を隠す事なく学校生活をしているようである。
関連動画
関連項目
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