まるで不肖の防人よ。
風鳴の血が流れておきながら、嘆かわしい…
風鳴訃堂とは、テレビアニメ・戦姫絶唱シンフォギアシリーズの登場人物である。
無様な。概要への侵入を許すばかりか、仕留め損なうとは…
風鳴八紘・弦十郎兄弟の父、および風鳴翼の祖父に当たる人物。国防を担う風鳴一族の当主。
かつては聖遺物研究を行う非公開組織「風鳴機関」を率い、機関が特異災害対策機動部二課として新たに編成された際には初代司令の座に就いたが、その時期に前後するイチイバルの紛失事件を受け引責辞任。公安警察官であった若き日の弦十郎に二代目司令の座を明け渡している。
設定上は1期より存在していたが、1期画集で明かされた外道という設定以外に詳しい人物像は不明であった。
その後、3期9話にて初めて本編に名前が登場したが…そこで翼の口から語られた彼の所業は、まさに外道と呼ぶに相応しいものであった(後述)。
4期4話および5話ではようやく声付きで出演。一線を退いた今もなお、国防に関して強い発言力を持つ人物であることが明らかになった。
翼との関係
ここから先は、『戦姫絶唱シンフォギアGX』9話のネタバレ成分を含んでいます。 未見の方はご注意ください。 |
要石を守護するため、翼とマリアは風鳴邸を訪れる。
娘を突き放すような八紘の言動を目の当たりにし、それでも親かと憤るマリア。そんなマリアに翼は、自らの生い立ちを語り聞かせる。
だが、その口から語られたのは耳を疑う事実だった…
私のお爺様、現当主の風鳴訃堂は、老齢の域に差し掛かると跡継ぎを考えるようになった。
候補者は嫡男である父・八紘と、その弟の弦十郎叔父様。
だが、お爺様に任命されたのは、お父様や叔父様を差し置いて、産まれたばかりの私だった。
つまり、風鳴訃堂は息子・八紘の妻を自ら孕ませ、翼を産ませたというのだ。
従って血縁上は訃堂が翼の実の父親に当たり、翼は八紘や弦十郎と兄妹関係ということになる。
このあまりにも生々しい事実は多くの視聴者を震撼させ、作中でもマリアをして「風鳴訃堂は人の道を外れたかッ!」と言わしめた。
こうした経緯から、八紘は娘の出生時に憎悪にも似た複雑な感情をいだくが、それでも風鳴の因習に囚われない自由を意味する「翼」の名前を娘に授ける。
それは国防を最優先に唱える父への叛逆であり、不器用ながらも娘の幸せを願う父親としての想いでもあった。
お前にも流れる防人の5期を辱めるな!
――「戦姫絶唱シンフォギアXV」公式サイトより
歌で、世界は守れないということだ
4期の頃と同様に鎌倉からS.O.N.G.や国家機関への影響力を保ち続け、日本国のドンとして君臨。変わらず、歌で世界を救おうというシンフォギアの考えを否定し、特にライブハウス襲撃事件で多くの命を守れなかった翼に対して苛烈な言葉を浴びせる。一方、息子である弦十郎と八紘からはその動きに対して不信感を持たれていた・・・。
その肉体は齢100を超えているとはとても思えない程鍛え抜かれたものであり、あの弦十郎同等かそれ以上の人外な戦闘力を持ち合わせている。
この国に必要なのは防人でなく護国の鬼ィッ!
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実は、一連の事件を引き起こすパヴァリア光明結社”ノーブルレッド”を操る黒幕であった。神(シェム・ハ)の力を護国のために自ら占有しようと画策し、私兵としてノーブルレッドを雇っていた。つまり、翼とマリアのライブで罪の無い7万人の観客を虐殺するように指示を出した張本人である。そして、”神の依代たる少女”小日向未来を拉致させ、シェム・ハを意のままに操ろうとする。
本性を現した5期では、これまで以上に目的のためであれば肉親すら平気で犠牲にする外道ぶりが描かれており、翼をミラアルクの「不浄なる視線」によって操ったうえにそのまま怒りの刃に身を委ねて翼を護国の鬼へと堕そうとし、その際に息子の八紘が犠牲になっても嘲笑っていた。また、ノーブルレッドも用が無くなると処分しようとしていた。
これ以上夷狄に関連動画を踏み荒らさせるな
有事に手緩い。即時関連項目を施行せよ
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