馬鹿試合とは、スポーツの試合で両チームが大量得点をし、なんだか訳が分からなくなる試合のことである。
概要
馬鹿試合は、両チームが一歩も譲らず、最終的なスコアが信じられないことになったときに使われる。投手炎上スッドレなどでは両チームが5点以上取った試合と定義している。
馬鹿試合は、サッカーや野球で特に見ることができ、特に、弱いチーム同士が当たったりするとこのような現象が起きる。ごく稀に、強いチーム同士が当たった時にも見られることがある。
なお、同類語として“風呂試合”も存在するが、そちらも馬鹿試合の一つとしてみなされることがある。
プロ野球
プロ野球では、1年に数回このような事例を見ることができる。乱打戦ともいう。
特に多いのは、広島・ヤクルト・横浜である。以下では、一方的展開で大量得点(失点)を記録した試合についても記す。
・1993(平成5)年5月19日 広島×ヤクルト6回戦(神宮球場)
広島24安打15残塁、ヤクルト18安打13残塁の典型的なgdgd試合。
このときの出場選手で、2011年現在も現役なのは、広島前田智徳、ヤクルト石井一久(現西武)・高津臣吾(現北信越BCリーグ)である。
・1998(平成10)年7月15日 巨人×横浜16回戦(横浜スタジアム)
この試合を境に、横浜は調子を上げ、38年ぶりに日本一になった。一方の巨人は、3位を確保するのがやっとで、オフには長嶋茂雄監督(当時)の進退問題にまで発展した。
・2003(平成15)年8月1日 ダイエー×オリックス18回戦
ダイエー(現ソフトバンク)のダイハード打線が大爆発したこの年のホークスを象徴する試合。
初回7点、2回8点、3回8点と入れていき、終わってみればかなり一方的な馬鹿試合に。この年優勝のダイエーに対し、オリックスは、超極端な打高投低であり、対ダイエー戦でこの試合を含めて計4試合で20失点している。
・2004(平成16)年9月23日 巨人×横浜27回戦(横浜スタジアム)
9回表に巨人が3ホームラン4点を奪うも、9回2死無走者から記録に残らないエラー(ライト堀田×2、ファースト清原×1)を犯し、4点取られて逆転負け。
・2005(平成17)年3月27日 楽天×ロッテ2回戦(千葉マリンスタジアム)
楽天初年度を代表する馬鹿試合。この年日本一のロッテとこの年ダントツ最下位の楽天の実力の差が出た試合。初年度を知る楽天ファンはあんまり思い出したくない思い出と語る。
・2009(平成21)年6月11日 広島×ロッテ4回戦(千葉マリンスタジアム)
ロッテが6回裏に1イニング最多記録を7つやってのけた試合。
6回裏、1イニング打者20人、1イニング15得点、15打点、3人目の井口資仁から15人目里崎智也まで3四死球を挟んで10打数連続安打、里崎の後に17人目今江敏晃までの15者連続出塁、井口からチェイス・ランビンまでの14連続得点と広島がかわいそうと思えるほどに打ち込み、得点を重ねていった。なお、3番の大松尚逸は、日本プロ野球史上初の1イニング3打席を経験した(この回先頭の福浦和也は2打席目で代走堀幸一を送られて退いている)。
・2010(平成22)年4月3日 ヤクルト×横浜2回戦(神宮球場)
9回裏、横浜守護神山口俊がヤクルトの代打川本良平に高めのストレートを打たれ逆転サヨナラ負け。この年、FAで加入した橋本将の謎配球(ストレートに強く、変化球の不得意な川本になぜか4球連続ストレート)がクローズアップされ、橋本の正捕手の地位はほぼ無くなった。
・2010(平成22)年6月7日 広島×オリックス4回戦(福山市民球場)
広島22本、オリックス20本の安打が出て、交流戦最多の両チーム合計31得点を挙げた試合。
6回表、1番坂口智隆から打者一巡して1番の坂口まで10打席連続安打を達成。この記録が生まれる15分前にロッテが対ヤクルト戦で同じ記録を達成しており、タイ記録扱いとなった。
なお、1回表に後藤光尊が放った本塁打は、プロ野球史上5チーム目となる球団通算7500号本塁打となった。
・2011(平成23)年8月18日 ヤクルト×横浜13回戦(神宮球場)
横浜 800110000 |10
ヤクルト 000442000|10
快進撃を続ける首位ヤクルトと、投手陣のもろさが露呈した最下位横浜との一戦。横浜が最下位に低迷する要因が分かった試合と言う人もいる。
試合後、ファンが「横浜高校より弱いぞ!!」と野次ったのは言うまでもない。
高校野球
高校野球でも、地方大会などで壮絶な試合が展開されることがある。もちろん、全国大会でも点の取り合いという試合がある。その中でも、高校野球ファンにとって一番の馬鹿試合と言われるのが2006年夏の全国高校野球選手権大会準々決勝・帝京vs智弁和歌山の試合である。
帝京 000200028|12
智弁和歌山 030300205×|13
智弁和歌山は、序盤から高島祥平(現中日)、垣ヶ原達也、大田阿斗里(現横浜)ら好投手を打ち崩し、7回までに8-2とリードを奪う。しかし、9回にドラマが起きた。9回表、中村晃(現ソフトバンク)らのタイムリーで1点差に迫ると、1年生の杉谷拳士(現日本ハム)が三遊間を破るタイムリーで勝ち越し。さらに、この回の先頭打者の沼田の3ランなどで一挙8点を取り試合をひっくり返す。
が、その時、帝京に残されていたピッチャーは前年度夏のエースながら、この年の公式戦の登板がなかった勝見しかいなかった。9回裏、その勝見から無死1・2塁のチャンスを作ると、橋本良平(現阪神)の3ランホームランで1点差に迫る。その後、ショートを守っていた杉谷に替わるも、その杉谷が死球を与えて交代。6番手の岡野にスイッチするが、この岡野も東東京大会以降投球練習すらしていなかった。その岡野が同点打を打たれ、なおも満塁のピンチで1番古宮に押し出し四球を与えて逆転サヨナラ負け。智弁和歌山が死闘を制した。
なお、この試合では1試合7本塁打やチーム1試合5本塁打等、大会記録が5つも出ている。
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E9%A6%AC%E9%B9%BF%E8%A9%A6%E5%90%88


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読み:バカジアイ
初版作成日: 11/06/26 12:51 ◆ 最終更新日: 12/05/08 12:21
編集内容についての説明/コメント: 馬鹿試合の定義に入らないものもあることを記す
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