験とは、以下のことを表す。
漢字として
驗
- Unicode
- U+9A57
- JIS X 0213
- 1-81-68
- 部首
- 馬部
- 画数
- 23画
- 意味
- 旧字体は驗。
- 馬の名前、証し、効果、予兆、検査する、試す。日本語では、縁起という意味がある。
- 〔説文解字・巻十〕には「馬の名なり」とある。ただ、たとえば〔説文〕の讖字の説明に「驗なり」とあり、〔説文〕のころからためすという意味でも使われているようである。〔玉篇〕には「馬の名なり、徴なり、證なり」とある。
- 字形
- 形声。声符は僉。僉は二人ならんで舞い踊る字。
- 音訓
- 音読みはゲン(漢音、呉音)、ケン(慣用音)、訓読みは、ためす、しるし。名のりに、とし、がある。
- 規格・区分
- 験は常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 験左・験者・験術・験治・験力
異体字
- 驗は旧字体で人名用漢字である。2004年に人名用漢字となった。JIS X 0213第二水準。
- 騐は、〔正字通〕に「俗驗字」とある異体字。JIS X 0212補助漢字。
- 𩤼は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
- 𩥾は、〔康煕字典〕の驗の字の説明に「俗に、騐・驗と作(な)す」とある異体字。
- 簡体字は验。
- 1
- 0pt
この記事は自動でリンクされないように設定されています!