高島正澄（たかしま・まさずみ ？～1578）とは、播磨国の戦国武将である。
概要
播磨の守護大名であり、室町幕府「四職」の一角である赤松氏の一族。領地を追われることに定評のある赤松晴政の弟。羽柴秀吉の播磨平定に抵抗するも、敗れて自害した。
生涯
播磨守護・赤松義村の子として生まれたという。兄に赤松晴政、赤松政元など。生年は不明だが父・義村は1521年に幽閉・殺害されているので、それ以前であろう。
高野須城主。赤松宗家を継いだ晴政ではなく、分家である七条赤松家を継いだ政元に家老として仕えた。小林満末、太田則近と並ぶ七条赤松家の三家老の一人。政元没後はその子・赤松政範に引き続き仕える。
1577年、織田信長の命を受けた羽柴秀吉が播磨に侵攻してくると、宗家の赤松則房（晴政の孫）はこれに降伏したが、上月城の七条赤松家は頑強に抵抗する。正澄もこれに従い徹底抗戦の構えを取るが、織田軍の激しい攻撃の前に敗れ去り、政範と共に切腹して果てた。
ちなみに兄・赤松政元の孫にも同名の赤松正澄という人物がおり、同じく上月城の戦いに参加して討死している。
補足
こんなマイナーな人物であるが、実は初期のシリーズにはちょくちょく登場していた。主君の政範は一度も出て来ていないのに……。
| 軍事能力 | 内政能力 | |||||||||||||
| 戦国群雄伝(S1) | 戦闘 | 26 | 政治 | 40 | 魅力 | 55 | 野望 | 48 | ||||||
| 武将風雲録(S1) | 戦闘 | 25 | 政治 | 38 | 魅力 | 54 | 野望 | 32 | 教養 | 58 | ||||
| 覇王伝 | 采配 | － | 戦闘 | － | 智謀 | － | 政治 | － | 野望 | － | ||||
| 天翔記 | 戦才 | 116(B) | 智才 | 66(B) | 政才 | 76(B) | 魅力 | 60 | 野望 | 42 | ||||
| 将星録 | 戦闘 | － | 智謀 | － | 政治 | － | ||||||||
| 烈風伝 | 采配 | － | 戦闘 | － | 智謀 | － | 政治 | － | ||||||
| 嵐世記 | 采配 | － | 智謀 | － | 政治 | － | 野望 | － | ||||||
| 蒼天録 | 統率 | － | 知略 | － | 政治 | － | ||||||||
| 天下創世 | 統率 | － | 知略 | － | 政治 | － | 教養 | － | ||||||
| 革新 | 統率 | － | 武勇 | － | 知略 | － | 政治 | － | ||||||
| 天道 | 統率 | － | 武勇 | － | 知略 | － | 政治 | － | ||||||
| 創造 | 統率 | － | 武勇 | － | 知略 | － | 政治 | － | ||||||
関連項目
- 羽柴秀吉
- 赤松政範
- 戦国時代の人物の一覧
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