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魁聖 一郎（かいせい いちろう）は、友綱部屋所属の現役大相撲力士である。
概要
1986年12月18日生まれ、ブラジル・サンパウロ出身。ブラジル名はリカルド・スガノ、2014年11月20日付の官報で日本国への帰化が承認されており、現在の本名は菅野リカルド。ブラジルは治安が悪いため、力士を引退しても日本に住み続けたいと思って帰化を決めたという。日系ブラジル人3世であり、父方の祖父母はともに日本人であるが、来日前は全く日本語が話せず、大相撲に入門してから覚えた。体重194cm、体重185kg。力強い四つ相撲を取るが、腰痛が持病となってしまい、持病が悪化すると十分な力を出せないことがある。濃い胸毛が特徴。
趣味はゲームであり、自分は幕内一のゲーマーであると公言している。ニコニコ超会議3では多くのゲームキャラクターと交流している姿が目撃された。ブラジル出身ではあるがサッカーには全く関心がない。
来歴
幼少期には父親から強制的にサッカーを練習させられた時期もあるが、前述の通りサッカーには全く興味が無く、スガノ少年には苦痛にも思えていた。魁皇に憧れて相撲を始めると持ち前のパワーで他を圧倒してブラジルの全国大会で優勝。この活躍が大相撲関係者の目に留まり、魁皇も所属している友綱部屋への入門が決まった。
魁聖は2006年9月場所で初土俵を踏んだが、他に2人いた同期生は両方ともすぐに厳しい大相撲界から脱走してしまい、気づけば自分1人だけになった。そのこともあり、1場所早く初土俵を踏んで相撲教習所が一緒だった舛ノ山（舛ノ山が入門した場所は他に新弟子がいなかった）とは、共に励ましあう仲になった。三段目でやや苦労したが、2010年に入ると幕下上位でも実力を存分に発揮できるようになり、同年7月場所で新十両昇進。しかし野球賭博問題によりNHKの中継が中止になったため、毎場所恒例の「新十両インタビュー」は受けられなかった。11月場所で11勝4敗の十両優勝を果たすと翌場所も東十両筆頭で8勝7敗の成績を挙げて幕内昇進が決まった。
しかし、場所直後に八百長問題が発覚。3月場所の開催は中止となってしまい、幕内力士として土俵に上がれる日はいつになるのかわからない状況になってしまった。「順席」では西前頭16枚目とされたが、この時は番付の発表が行われず、結局新入幕の番付表は幻のものとなった。しかし5月技量審査場所を迎えると、初代佐田の海（現在の佐田の海の父親）以来となる初日から9連勝の大活躍で最終的に10勝5敗。不祥事に揺れた場所を纏め上げた功労者の一人として敢闘賞を受賞。しかし翌場所からは壁に当たって4場所連続で負け越し、十両に陥落した。
十両では格の違いを見せて幕内に戻ると、また一回り強い相撲を見せて2012年7月場所では自身初となる幕内での11勝と、2度目の敢闘賞。続く9月場所では上位総当りで初日に大関把瑠都を破るも負け越しに終わってしまった。幕内下位に下がった2013年7月場所では2度目の11勝を獲得したが三賞は見送り。以降は幕内中位を定位置としていたが、2016年は躍進の年になり、3月場所は中位で大勝ちすると5月場所は一気に番付を上げて新三役の小結になり無事に勝ち越し。7月場所も新関脇で善戦した。
超会議場所トーナメント戦の成績
ニコニコ超会議で行われた大相撲春巡業のワンデイトーナメント大会の結果をここに記す。
大相撲超会議場所
ニコニコ超会議3で開催された。当時の番付は東前頭3枚目（2014年3月場所）。
| 回 | 勝敗 | 決まり手 | 対戦相手 |
|---|---|---|---|
| 1回戦 | シード | ||
| 2回戦 | ● | 寄り切り | 東前頭10枚目 妙義龍 |
| 3回戦 | |||
| 準々決勝 | |||
| 準決勝 | |||
| 決勝 | |||
大相撲超会議場所2015
ニコニコ超会議2015で開催された。当時の番付は西前頭6枚目（2015年3月場所）。1日目にはリアルSUMOUに登場し、逸ノ城と対戦した際には空中戦となった末に地球を割ってしまうハプニングもあったが、地球は無事に再生された。
| 回 | 勝敗 | 決まり手 | 対戦相手 |
|---|---|---|---|
| 1回戦 | ○ | 寄り切り | 東前頭15枚目 豊響 |
| 2回戦 | ● | 寄り切り | 東大関 稀勢の里 |
| 準々決勝 | |||
| 準決勝 | |||
| 決勝 |
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関連項目
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