魔剣爻とは、1999年11月26日アトラスより発売のドリームキャスト用3Dアクションアドベンチャーである魔剣Xの、プレイステーション2向け改良移植版である。2001年6月7日発売。
この項目では主に魔剣爻について解説するが、魔剣Xにも触れる。
概要
人の精神「こころ」の存在が科学的に証明された世界が舞台。ここでの「こころ」はイマージュと呼ばれる。
プレイヤーは人間の脳を介してその肉体を操るブレインジャックという能力を持つ魔剣として、人類の大量抹殺をもくろむ宿敵、天尊流星に立ち向かうこととなる。
元の魔剣Xは一人称視点のゲームだったが、魔剣爻は主人公の背後からの第三人称視点のアクションゲームである。
基本的なストーリーは同じで追加キャラもいないが、操作性が大きく変わったり、キャラにレベルアップの要素が付いたり性能が見直されたりと様々なアレンジが加えられている。
難易度はアイテムを1つだけ持ち歩けるようになったり途中セーブが付いたりと救済措置が増えたためXよりも下がっている。
左右キーが方向転換であるため、曲がり角をスムーズに曲がれない、ジャンプが低いなど、若干の操作性の悪さこそあるものの、アクションゲームとしてはそこそこ楽しめるバランスに仕上がっている。
初心者向けのモードもあるため、この手のゲームをあまり遊んでいない人でもクリア自体はさほど難しくないだろう。
とはいえ、一部ステージの造りのせいで遭遇しにくいキャラがいたり、出会うための条件がわかりにくいキャラもいるのでどうしてもわからない場合は攻略サイトや攻略本を頼った方がいいだろう。
(攻略本は情報量が多く読み物としても楽しめるのでオススメ)
前述の通り、各キャラクターをブレインジャックすることによって、操作するキャラクターを変更することができる。ステージによってはキャラの向き不向きがあることはもちろん、特定のエリアへの扉をあけることができるキャラも存在する。
敵を倒すとイマージュポイントを得ることができる。これを消費して各キャラクターへのブレインジャック(BJ)を行うことができる。
各キャラクターには支配率というものが存在し、これはキャラクター操作時にイマージュポイントを得るごとに上昇していく。支配率が上昇すると、
といったメリットが得られる。
また、イマージュポイントの入手量は画面右上の平行四辺形のメーターの点灯数に比例する。(敵ごとのイマージュポイント×点灯数)このメーターは敵を倒すごとに上昇し、ダメージを受けると1に戻る。つまり、ダメージを受けずに強敵を倒していけばいくほど、多くのイマージュポイントを得られるということになる。
マルチエンディングを採用しているのも大きな特徴。イベントでのプレイヤーの回答により、その後の展開が変化する。
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この項目は、非常に多くのネタバレを含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
登場人物
金沢総合研究所
魔剣(まけん)
本作の主人公で、正式名称はDeus Ex machina。(機械仕掛けの神)
イマージュを切り離して修正する事が出来る、画期的な医療器具として開発された人工生命。
人工脳を搭載し、自ら思考し、判断する事ができる。
しかし、その本来の役目は天尊流星を倒す事であった。
対象の人間のイマージュを支配し、その体を支配下に置くことが出来るブレインジャック能力を持つ人類の切り札である。
覚醒直後は無垢な心を持っており、プレイヤー次第で善にも悪にもなる可能性を秘めている。
支配した体の得意武器に変化する他、その人物の記憶や技術を抽出してロック解除や敵が潜伏する場所の特定を行うことが出来る。
名前は最初に設定可能。(初期設定はマキーナ)で、女神転生シリーズの主人公の例に漏れず台詞は基本的に喋らないが意思の疎通を図ることは可能。
ケイ / 相模桂(さがみ けい) 声:飯塚雅弓
金沢の寿星女学館に通う女子高生でありこの作品のヒロイン。
研究者として活躍する父を尊敬しており、将来は彼のような研究者になりたいと考え日頃から熱心に勉強に打ち込んでいる努力家。
敵の襲撃から彼女を庇い亡くなったフェイの替わりに魔剣を手に取ることに。
この際普通の人間ならブレインジャックの際に魔剣にイマージュを食われてしまうことになるのだが、封剣士だった母親の血を引いていたイマージュをすぐに魔剣に食われることなく魔剣のイマージュと結合するという例外の事態が起こった。
その後は魔剣とともに父の救出と天尊流星の打倒を目指し世界を旅することになるが、魔剣の行動次第で途中でイマージュを魔剣に食われてしまうこともある。
逆に彼女との交流を続けて彼女の信頼を勝ち取ることが出来れば、ベストエンディングに到達することが出来る。
上下赤の制服と黒タイツを穿いており、イマージュ世界でも同様の服装である。
プレイヤーキャラとしては太刀を使うが、最初に登場するキャラということもあり、実力的にはさほど強くはないが敵もまだ弱いのでさほど気にはならない。
が、あるルートではラストで再び操作することになり、その時は全ステータスが補強され最強の性能のキャラとなる。
また、爻ではおまけモードで操作キャラとして使うことになる。(この場合は固定)
相模広光(さがみ ひろみつ) 声:大塚明夫
金沢総合研究所の所長にして、魔剣の開発者の主人公の父親。
眼帯をつけており見た目は強面だが、基本的には温和な性格の人物である。
封剣士であった妻がいたが、ケイを産んだ後に死亡している。
魔剣覚醒直後に三業会に連れ去られた後天尊流星にイマージュを抜き取られる。
彼を助けることがケイの目的の一つとなるが、魔剣(プレイヤー)次第では無視することも可能である。
アン・ミラー
金沢総合研究所の研究員。
X計画ではイマージュの遺伝的アルゴリズムを担当。
真面目な性格の女性でジョーンズに対する抑え役だがプライドが高く、魔剣開発の目的について正確なことを聞かされていなかった反発から機密文書を無断で閲覧するという無茶な行動を取ることも。
J・J・ジョーンズ 声:星野充昭
金沢総合研究所の研究員。
X計画では人口脳の制御システム全般を担当。
アンからは天才と称されているが、ひねくれており口が悪く自己中心的なところもある男。
作中では皮肉を言いつつも陰ながら魔剣を支える。
コウ / 山城弘(やましろ こう)声:高山勉(現:タカヤマツトム)
大富豪の息子でケイの幼馴染。
多忙な父と子育てに無関心な母の間に生まれたため、祖父から育てられることになる。
心優しい青年だが、世界のことよりもケイのことを優先するあまり、他の人からは愚かな人間だと思われることも…。
ストーリーの進行によっては戦ったり、最終ステージで使用したりすることになる。
武器は竹刀だが、使う時期の関係から意外と強かったりする。
ちなみに敵対時と実際に使用する時で戦闘力に大きな開きがあるが、これは戦闘用イマージュブースターにの影響。(攻略本に装着時のイラストが載っている)
このブースターの恩恵もあってか、ケイ以外で魔剣にブレインジャックされてもイマージュを食われなかった唯一の人物である。
封剣士
李護手(リー フーシュウ)
大華僑グループの総帥でその正体は封剣士の長老。
金沢総合研究所を開設して相模広光に魔剣開発を依頼した張本人である。
プロローグで魔剣と研究所の人たちに連絡を送り彼らに道を示すが、『汝の精神が善なることを期待してやまない』という言葉が示す通り、無垢な精神を持つ彼が天尊流星の影響を受けることを危惧している。
魔剣が八卦に与することを選んだルートでは彼と戦うことになる。
カティ 声:くじら
雑技団の団長。その正体は炎を司る封剣士にして、最強の封剣士とも称される封剣士長。
仮面を付けた女性で、目的の為には手段を選ばない恐ろしい女性。
魔剣を脅迫するような言葉を口にしたり、欧州を回る魔剣を監視したりと、目的達成のため暗躍する。
封剣士となる過程で子宮を捨てており、年齢不詳の若さを得ている。
序盤からメッセンジャーとして登場する彼女だが、その声から女であることを疑った人も少なくないのではないだろうか?
武器は蛇腹剣(フランベルジュ)。炎の独楽を撃ち出しつつ高速で移動するため初見では戦いにくい相手である。
特定のルートで戦闘後BJ可能になるが、最強の封剣士の呼び名は伊達ではなく、器用万能で穴のない優れた性能を持つ。
初期から攻撃範囲に優れた連続攻撃を持つため戦闘で苦労することはあまり無いだろう。
また、飛び道具を放つエクストラ攻撃もあるので最終的にはどの間合いでも戦えるキャラになることが出来る。
ラムロッド
氷を司る封剣士。表向きはDJをしている。
クールな語り口調だが、他の封剣士達に比べると任務に対して後ろ向きな面が目立つ人物。
愛人であり八卦マルガレーテと敵対することになるものの、倒す決心がつかずヤケクソ気味に魔剣に自身のブレインジャックを求める。
封剣士となる過程で両耳を潰しており、耳にカバーのようなものをつけている。(会話に影響は無い模様)
武器はサムライソード(日本刀)。地面を走る氷柱を放つ。
素早い動きと鋭い斬撃が売り。
Xでは連続攻撃でサクサク斬り込む操作性が楽しいキャラだったが、爻では居合を取り入れた技が追加され別物になっている。
エクストラ攻撃は氷結する相手に使い追撃することで即死させることが出来るが、効かない相手には役に立たない。
アキナス
風を司る封剣士。表向きはアテネの学芸員をしている。
欧州に体が石化する伝染病を広めていた八卦ダルの居場所を突き止めるべく、病に侵されたダルの娘バーリンカと接触する。
幾度も接触を図るものの父をかばう彼女から一向に情報が引き出せないため、大義のため不本意ながら魔剣に彼女のブレインジャックを求める。
封剣士となる過程で右手を切断しており、武器を模した義手をつけている。
武器は敵として戦う時は右手にセットされている剣で、魔剣が支配した場合は遠隔攻撃が出来るドリル。
特性上連発は出来ないが優れたリーチが魅力で、うまく使いこなせば一方的に攻め続けることも出来る。
バデレール
雷を司る封剣士。
紳士的な口調の黒人で、表向きはアングラ系担当のジャーナリストをしている。
電子ロックを解除するのが得意。実はケイの母の異母兄弟である。
封剣士となる過程で右脚を切断している。
武器は松葉杖で、魔剣が支配した場合は三叉槍(トライデント)を振るう。
X版ではシャージャやユースフの次に機動力が低かったが、爻では若干ながら改善されており、使いやすくなっている。
エクストラで広範囲に落雷を放つことが出来るので雑魚戦では強い。
フェイ / 李飛爪(リー フェイチャオ) 声:飛田展男
長老から魔剣覚醒の命を受け、香港からやって来た留学生として、ケイの家庭教師をしていた。
本来彼が魔剣を覚醒させる予定だったが、アンドレイの襲撃からケイを庇って致命傷を負い、ケイに魔剣を託して息を引き取る。
封剣士となる過程で内臓を潰している。(消化はイマージュによって行なっている模様)
得意武器は爪。
李飛扇(リー フェイシャン)
李飛爪の妹で、カティの愛弟子の封剣士見習い。
まだ体の一部を失う修行を終えていない見習いということで今回の一件でカティから置いていかれたため手柄を立てようと、八卦シャージャの隠れ家を突き止める。
その後、魔剣に自分の体を使って倒すよう依頼する。
兄の代わりに魔剣を手に取ったケイを快く思っていない部分があり、イマージュを失うことになるブレインジャックを躊躇うケイの発言を一笑に付した。
武器は扇で、扇を広げての射撃さえ凌ぐことが出来る広範囲の防御も得意。
攻撃力は低いが動きも軽めで扱いやすく、序盤ではお世話になることだろう。
ちなみにX版では曲がる軌道が特徴の射撃技が使えたが、爻では残念ながら別の技に差し替えられており、その点では若干弱体化している。
三業会
天尊流星(てんそんりゅうせい)
三業会の支配者であり、世界を作ったとされる巨人『盤古』の脳髄。
一振りの剣として英雄から悪人まで善悪問わず世界秩序のため様々な人間を斬ってそのイマージュを吸収してきたが、いつになっても変わらない人間を見て「自身が世界を支配しなければならない」と考えるようになる。
そんな考えを感じ取った封剣士達に封印されることになるが、後に悪心を持った封剣士によって封印を解放され、封剣士の分派『三業会』の手に渡る。
当初は天尊流星の力を使って封剣士達に反旗を翻すつもりだった彼らだったが、人身を掌握する術とイマージュを支配する能力を持つ天尊流星により、手駒と化すことに。
その後、三業会を利用しつつ世界の要人や支配者に近づいて自身の所持するイマージュを彼らに注入して支配下に置き着々と支配圏を広げる。
彼の最終的な目的は第三次世界大戦を開幕させて増え過ぎた人類が適切な数まで減少した『ユートピア』を築くことであり、そのために中国の若き総書記・劉嘉伸(リュウ カシン)の体を乗っ取り、アメリカと中国の衝突を狙う活動を続けている。
魔剣が倒すべき相手とされており表向きは相容れない存在だが、ストーリーの進行によっては休戦を申し込まれたり彼と手を組んだりすることになる。
八卦アンドレイ
口を司る八卦で殺し屋。
元々は軍人だったが、戦闘パラノイアに罹患したため軍を追われ、後に天尊流星の配下となる。
魔剣覚醒直後に研究所を襲撃し、ケイを庇ったフェイを殺しつつ相模広光を攫う。
口が変形しているため喋ることはないが、ケイを戦闘中に挑発したり相模教授の拉致を最優先にして所内の人間をすぐに皆殺しにしようとしなかったりと、ある程度の思考や分別は持ち合わせている。
武器は巨大メスで、口からも無数のメスを吐く。
シリアルキラー、アンドレイ・チカチーロのイマージュを注入されている。
プレイヤーキャラとしては最初のステージをクリアした後強制的にBJすることになる。
リーチと攻撃範囲の広さ、そして素早さが売りだが進めるとどうしてもパワー不足を感じることになるだろう。
ちなみに、稲葉をBJする場合は彼の体を捨てざるを得ないので注意。
八卦シャージャ 声:千葉一伸
手を司る八卦。
インドの大スターだったが、妻と死に別れ、息子は欲に支配され自身と道を違えることになり心が弱った隙を天尊流星に狙われ八卦となる。
その後はインド中に国民を無気力にする歌を流し、国力の低下と自殺率の向上を促している。
武器はカタール(ジャマダハル)と、傀儡の四本腕と左手の手の平から出す刃、及びチャクラム。
シャー・ジャハーンのイマージュを注入されている。
攻撃力はあるものの、動きの遅さと癖の強さが難点で、使い勝手はあまり良くない。
エクストラ攻撃の飛び道具は魅力だが、そこまで育てるのも辛いところだ。
八卦マルガレーテ
足を司る八卦。元欧州連合頭首のスミス議員の妻。
封剣士ラムドットの愛人だが、後に彼と戦うことになり夫との関係もあり悩み苦しんでいた心の隙を天尊流星に突かれ足からマルガレーテ・クルップのイマージュを注入される。
その後、スミス議員を幽閉して隔離し、連合の頭首の地位を得る。
その後は連合党員をBS改造兵にしてテロを行わせ、欧州中を恐怖に陥れている。
武器はビームロッドと左腕に仕込んだバズーカ砲だが、足を司る八卦ということもあり、基本的に蹴り技が主体。
トップクラスの機動力・素早い打撃・飛び道具を持っており使い慣れればなかなか強いが、リーチ面で難有り。
ちなみに飛び道具のクルップファイアはX版では反射するごとに威力が上がる特性があったが、爻では無くなっている模様。
八卦ダル
耳を司る八卦。バーリンカの父親。
元ノーベル賞を受賞した病理学者であったが、その治療法により新たな病気が発生することがわかり、責任の追求を恐れ娘と共に逃げ出すが、その後欧州の弱体化を狙う天尊流星にイマージュを注入される。
その後治療法の副作用の研究を行い、やがれ人体が石になっていく奇病「石死病」のウィルスの開発に成功し、欧州中に蔓延させ罹患者を増やしている。
研究と称した人体実験・拷問により亡くなった石死病の犠牲者達を用いて作ったゾンビを配下にしている。
武器は杭と石死病の菌が詰まった試験管。
連続攻撃できる技が多いものの、単発の威力が低いので彼が使える時期には倒し切れず苦戦することが多い。
X版では体力があるのが売りだったが、爻では大差無くなってしまっているのも辛い。
エクストラ攻撃のウィルスは命中すると相手を石化させ行動を封じつつ確実にクリティカルが出るようになる技だが、ボス戦では通じなかったり耐性持ちも少なくなかったりで今ひとつ。
ヴラド・ツェペシュが元ネタ。
八卦マルカラ 声:千葉一伸
股を司る八卦。欧州マフィアのドンで、欧州中の飲み水に毒を混ぜて流している。
その地位で多くのものを手に入れてきた彼だったが、精子の異常から子どもを作ることが出来ないことを知り自暴自棄に陥る。
その後、天尊流星に心の隙を狙われ股からイマージュを注入され八卦に取り込まれる。
八卦となる以前からレイとコネがあるが、ゲーム中ではわかりやすい情報があるわけではないのでちょっとわかりにくい。
武器は大斧とパペット爆弾だが、攻撃力が高い半面機動力がかなり低い上技の出も遅く、自分からは切り込みにくい。
カウンター狙いで戦うのがいいだろう。
エクストラ攻撃の爆弾は火力が高いが瞬時にダメージを与えられるわけではないので先読みが必要。
マルクス・アウレリウス・セウェルス・アントニヌス(カラカラ)のイマージュを注入されれている。
八卦レイ
目を司る八卦。
次期法王候補のメシア教信者だったが、ある日を境に神の存在に疑問を抱くようになり、マルカラから購入した麻薬に溺れる。
そんなある日天尊流星と出会い彼に心酔し、目からジル・ド・レイのイマージュを注入され八卦となる。
その後は、人口減少を狙う天尊流星の指示の下、人々に自殺を勧めるようになる。
武器は攻撃範囲に優れる大鎌で、背中の人形の翼を用いた防御も得意。
X版では無敵になる技、爻版では体力が回復できるエクストラ攻撃所持しており、他のキャラとは一線を画す性能を持つ。
これらの技が彼の売りだが、爻版では成長に全キャラ中一番イマージュが必要になるので、稼ぎが必須となる。
攻撃力はそれなりにあるものの、機動力が低めなこともあり終盤のキャラには見劣りするので最後までつかいたければエクストラ攻撃をフル活用して戦うこと。
八卦ユースフ 声:千葉一伸
腹を司る八卦。
父殺しの罪を兄に着せて追放することで家長の座に就くが、その後も生きていた兄の復讐を恐れ、疑心暗鬼になっていた隙を突かれ天尊流星にサラディンのイマージュを注入される。
天尊流星の配下となった後は、中国以外の地域への石油の輸出を制限することで国家間の対立を狙う。
武器は首刈りサーベル(シャムシール)。口が存在する腹部、マスクをつけた顔、傘のようなマント等異様な風貌が特徴。
異形化した腹の口から触手を出したり、火炎弾を発射したりもする。
使用キャラとしてはスピードはやや遅いのが難点だが、パワー・耐久力に優れ出の早い技や飛び道具もありと性能は高く、最後まで使うことも可能。
余談だが、EX攻撃で叫ぶ『オイルショック!』という台詞が一時期ネタにされていた。
八卦ウィリアム 声:千葉一伸
首を司る八卦。アメリカ大統領。
中国に対する強硬姿勢から再選を果たすが、暗殺されかかったため平和路線に転向しようとする。
が、中国とアメリカの衝突を狙う天尊流星に首からビリー・ザ・キッドのイマージュを注入され支配下に置かれることに。
その後は再び強硬姿勢に戻り、第三次世界大戦を引き起こそうとする。
首を取り外してロボットの体を動かすことが出来、戦闘の際は第一・第二形態と戦うことになる。
武器は右手のスピンクロー。盾付きの左手も用いながらのボクシング戦法を得意とする。
プレイヤーキャラとしての性能はトップクラスで、マルガレーテに次ぐ高い機動力(X版では同等)と出の早い打撃とそうそう倒れない耐久力、そして強力な一撃を持つ。
飛び道具を持たず攻撃範囲もさほど広くはないが、機動力とパワーで十分補える。
使用は終盤に限られるが、その優れた性能はクリアの助けになってくれることだろう。
稲葉郷(いなば ごう)
脱サラして飛空艇リンカードンの副操縦士となった、遅咲きのパイロット30歳。
念願の夢が叶った彼だったが、魔剣が乗り合わせた飛行機の操縦士となったのが運の尽き。
リンカードンが三業会に襲撃され、スタンガン片手に奮闘するも、脱出用小型機の一歩手前で力尽きる。
そして操縦のための知識を必要とする魔剣にBJされ、住宅ローン完済の将来は潰えてしまうのだった…。
魔剣が支配した場合の武器はスタンロッド。
一般人ということもあり初期の性能は低く、動きも訓練された人間とは違い実にかっこ悪く移動も遅いが、感電特性を持つ攻撃は相手を一時的に麻痺させることが出来るためバカに出来ない。
魔剣爻では相手が視界に入っていれば自動的にサーチしてくれる落雷を呼び起こす技が二種類使えるようになったため、成長させると見違えるほど強くなる。
とはいえ、攻撃力はさほどでもないのでラストまで使い続けるのはキツイだろう。
この作品では唯一とも言える、八卦にも封剣士にも属しない一般人だがその立ち位置からか人気は非常に高く、公式ガイドブックには彼を使ってラストまで到達する縛りプレイが掲載されている。
ニコニコにも縛りプレイ動画が上がっているので、興味がある人は見てみるのもいいだろう。
バーリンカ
八卦ダルの娘。
ワクチンを持ってダルの元から逃げてきたが、すでに石死病を患っていた為、隔離病棟に入れられていた13歳の少女。
ダルの居場所を知っているが、父をかばい誰にも教えようとしない。
封剣士アキナスは彼女の管理を行なっていたが、埒が明かないので気は進まないものの魔剣に彼女のBJを依頼することになるのだった。
魔剣が支配した場合の武器は大鉈。
ダルの娘とは言え一般人に過ぎない彼女だが、威力は結構ある。
とはいえ、技に隙があり攻撃範囲も広くないので総合的な性能は今ひとつ。
エクストラ攻撃では咳き込んで周囲の敵を石化させる能力を持つが、この手の技の特性上ボスには通用しないので使用は雑魚戦に限られる。
サミュエル・スミス
元欧州連合党首。マルガレーテの夫。マルガレーテに裏切られて保養所(実際は牢屋)に幽閉されている。
欧州連合党首になれたのはマルカラとのコネのおかげで、彼を探すバデレールから狙われている。
魔剣が支配した場合の武器は鉄球。
プレイヤーキャラとしては一点特化型で、驚異的な火力の鉄球と驚異的な鈍さ、そして驚異的な耐久力の低さを併せ持つ。
エクストラ攻撃はただでさえ高い攻撃力を更に増すことが出来る異質な技だが、弱点の解消には何の役にも立たない。
性能は正直高いとは言えないが、一撃必殺のロマンを求める人にはオススメ。
ダブリン・ギネス博士
イマージュ理論の提唱者。魔剣開発に反発を抱き、ブラジルの密林に隠居していた。
しかし、相良所長から魔剣のデータを逐一受け取っていたため、ケイを救う方法を知っていた。
多くのルートで魔剣の助けになってくれる彼だが、なぜか出入り口の門が和風なあたり日本かぶれしているように感じられる。
ドーナツを3つ付けたような髪型から出番の多さに反して印象深いキャラである。
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関連項目
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読み:マケンシャオ
初版作成日: 09/09/04 23:58 ◆ 最終更新日: 11/10/28 02:06
編集内容についての説明/コメント: 指摘があったのでWikipediaの引用になっていた人物紹介を大幅に改訂。
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