魔女(魔法少女まどか☆マギカ)とは、魔法少女まどか☆マギカ及びその派生作品である魔法少女おりこ☆マギカ、魔法少女かずみ☆マギカの劇中に登場する敵キャラクターの総称である。
基本設定
生態
不安や猜疑心、過剰な怒りや憎しみといった負の衝動=禍の種を世界にもたらす存在とされており、一般人には目視することは不可能である(ただし餌として迷い込んだ人間には見える様子)。一部のものを除いて常に結界と呼ばれる異空間の中に潜み、基本的に魔女の口付けと呼ばれる印でマークした人間を誘き寄せ糧としている。倒すためには、その存在を察知できる魔法少女が結界内に入り込み、直接殲滅する必要がある。
結界
魔女が住処とする特殊な閉鎖空間のことを結界と呼ぶ(それ以外にも魔法少女が魔法により広義の結界を張る事があるが、それとは別のもの)。この結界は異空間として存在し、現実世界との接点は入り口の一箇所のみであり、この入口は魔法少女しか発見・侵入できない。また、入口の場所は現実世界の空間上を自由に移動することが可能で、餌となる人間の多い繁華街や病院などを求めて彷徨う。
結界はグリーフシードの孵化とともに発生し、その際周囲にいた人間やものなども物理的に取り込まれる。結界内部は使い魔が周囲から持ち込んだり巻き込まれたもので溢れているが、魔女の居る周囲の環境はその魔女の性質を現すようなものが多く見られる。魔女が死ぬと結界は消失し、この際中の生きている人間などの生き物以外は一緒に消滅する。故に結界内で死んだ魔法少女や獲物の人間の死体も残らず、永久に行方不明のままとなる。
また、この魔女結界は、その魔女が魔法少女であったときの変身時の背景と酷似していることから、魔法少女の変身用結界が発展した物が魔女の結界なのではと言う仮説も存在している。
グリーフシード
人間を糧とする事で、魔女はグリーフシードと呼ばれる卵を孕む。グリーフシードは汚れを吸い取り、一定量以上溜まると孵化して親元と同じ魔女となる。このグリーフシードの汚れを吸い取る性質を利用して、魔法少女は自身のソウルジェムに溜まった汚れを取り除くことができる。この場合、孵化する寸前まで汚れを吸い取らせたグリーフシードは危険なので、キュゥべえが食べて(?)処理する。
使い魔
それぞれの魔女は使い魔と呼ばれる手下を持っており、基本的に結界内において外敵の排除やその他雑用をさせられている。この使い魔も成長すると親元の魔女の結界を離れ独自の結界を張るようになり、やがて親元と同じ魔女になる。この原理を応用した、使い魔を倒さずに放置し、魔女になってグリーフシードを孕んだら狩るという方法が、魔法少女のグリーフシードの獲得においては一般的であると考えられる。
各使い魔の詳細についてはこちら→ 使い魔(魔法少女まどか☆マギカ)
文字
結界内や魔女登場シーンのテロップ、魔法少女の指輪などに書かれている特殊文字がある。まどか文字、魔女文字、マギカルーンなどと呼ばれるこの文字は、海外の有志によって解読されており、その結果各魔女・使い魔の名前が判明している。ただし、これらの名前はいわゆる真名であるため、魔女が自ら名乗ることもないし、そもそも人間にこの文字は読めないという設定である。よって、以下に記述してある魔女の真名は、公式にアナウンスされたものではないことに留意してほしい。
A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V | W | X | Y | Z | ß | ウムラウト |
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魔女の正体
本作における魔女の正体は、端的に言えば魔法少女の成れの果てである。限界まで汚れを溜め込んだソウルジェムは、崩壊することでグリーフシードへと変質する。このとき直ぐに魔女化が起こることから、溜め込んだ汚れがそのままグリーフシードにも残り、即座に孵化するものと考えられる。インキュベーターはこのソウルジェムの崩壊時に生じるエネルギーを集めているということから、魔女はさしずめ魔法少女発電における産業廃棄物といった位置づけと言える。劇中でも美樹さやか、鹿目まどか、呉キリカ、飛鳥ユウリ、あいりなどが実際に魔女になっており、シリーズ共通の悲劇性を象徴する存在となっている。
劇中に登場した魔女
公式ホームページの魔女図鑑も参照のこと
図鑑引用部分については、一部ネタバレになる単語を使い魔が魔女文字に書き換えました。その他説明文の一部空白部分は、ネタバレにつき反転文字になっています。
魔法少女まどか☆マギカ
- 薔薇園の魔女(Gertrud)[公式名ゲルトルート]
その性質は不信。なによりも薔薇が大事。その力の全ては美しい薔薇のために。結界に迷い込んだ人間の生命力を奪い薔薇に分け与えているが、人間に結界内を踏み荒らされることは大嫌い。
使い魔:+(Anthony+Adelbert)
詳しくは Gertrud(魔法少女まどか☆マギカ) にて
- 暗闇の魔女(Suleika)
その性質は妄想。闇が深ければ深いほどその力は増す。完全な暗闇の中においてはほぼ無敵だが灯りの多い現代ではそれほど恐れる魔女ではない。
使い魔:(Ulla)
詳しくは Suleika(魔法少女まどか☆マギカ) にて
本編未登場の魔女の一人。思わせぶりな設定で、魔女図鑑掲載当初はラスボスフラグかとも思われたが、そんなことはなかった。設定資料集にて判明した外観は、使い魔Ullaと同じような頭部に5本の手足が生えたザトウムシのような形状である。
- お菓子の魔女(Charlotte)[公式名シャルロッテ](魔女化した百江なぎさ)
その性質は執着。欲しいものは 全部。絶対に諦めない。お菓子を無限に生み出せるが大好物のチーズだけは自分で作ることができない。チーズさえ持っていれば簡単に隙をつくことが出来ただろう。
使い魔:+(Pyotr+Polina)
詳しくは Charlotte(魔法少女まどか☆マギカ) にて
- ハコの魔女..()(H.N.Elly(Kirsten))
その性質は憧憬。 筋金入りのひきこもり魔女。 憧れは全てガラスの中に閉じ込める。 閉じ込められた者はその心までも 簡単に見透かされてしまうが 考えるより先に殴れば問題ない。
使い魔:+(Daniyyel+Jennifer)
詳しくは H.N.Elly(Kirsten) にて
- 落書きの魔女(Albertine)
その性質は無知。かくれんぼが大好き。けれど彼女の手下達はあまり賢くないため誰も彼女のことを探してくれない。
使い魔:(Anja)
詳しくは Albertine(魔法少女まどか☆マギカ) にて
本編未登場の魔女の一人。後に『魔法少女まどか☆マギカ ポータブル』で判明した姿は、人形のような少女の姿であり、異形の姿が多い魔女の中では珍しい。魔女が魔法少女の末路であることを考えると、魔法少女時代もこんな感じの幼い女の子だったのかもしれない。
- 銀の魔女(Gisela)
その性質は自由。高速で移動する結界の中に潜んでいるが魔女自身は非常に愚鈍。残念ながら科学的な力は一切使えない。かつては全身目も眩むほどの銀色であったが、海岸線の夕日を眺めているうちにずいぶんと錆びてしまった。
使い魔:(Dora)
詳しくは Gisela(魔法少女まどか☆マギカ) にて
- 影の魔女(Elsa Maria)
その性質は独善。全ての生命のために祈り続ける魔女。祈りの姿勢を崩さぬまま、その影の中へとあらゆる命を平等に引きずり込む。この魔女を倒したくば、黒色の苦痛を知らなくてはならない。
使い魔:(Sebastian)
詳しくは Elsa Maria にて
- 犬の魔女(Uhrmann)
その性質は渇望。誰からも誰よりも愛されたくてしょうがない犬の姿をした魔女。その結界内に入った人間はこの魔女に関心を抱かざるを得ない。この魔女を倒したくば偽りの愛をもって示せ。
使い魔:(Bartels)
詳しくは Uhrmann(魔法少女まどか☆マギカ) にて
本編未登場の魔女の一人。その性質と犬の魔女という名前から、獣耳を持ち親から愛されなかったおりこ☆マギカの主要登場人物である千歳ゆまが元の姿であるという考察が存在する。
- 人魚の魔女 (Oktavia von Seckendorff)[公式名オクタヴィア](魔女化した美樹さやか)
その性質は恋慕。
在りし日の感動を夢見ながらコンサートホールごと移動する魔女。回る運命は思い出だけを乗せてもう未来へは転がらない。もう何も届かない。もう何も知ることなどない。今はただ手下達の演奏を邪魔する存在を許さない。
ギターが鳴り響くコンサートホールの中で在りし日の感動を夢見続ける魔女。繰り返す時間の中で僅かな違いこそあれど、運命の車輪は冷徹に回る。
使い魔: (Holger or Klarissa)
詳しくは Oktavia von Seckendorff にて
- 芸術家の魔女(Izabel)[門]
その性質は虚栄。自らを選ばれた存在であると疑わぬ魔女。誰かに自分の作品を見せたくて仕方が無く人間にも積極的に干渉してくるが、その結界内はどこかで見たようなものばかり。この魔女を倒したくば著名な批評家を連れてくればよい。
使い魔:(Michaela)
詳しくは Izabel(魔法少女まどか☆マギカ) にて
- 委員長の魔女(Patricia)
その性質は傍観。蜘蛛のような糸を吐き結界内の空に自分だけの学園を作って学生達と変わらぬ日常生活を繰り返している。下校チャイムを鳴らせばこの魔女はどこかの住処へと帰ってゆくだろう。
使い魔:(Mathieu)
詳しくは Patricia(魔法少女まどか☆マギカ) にて
- 鳥かごの魔女(Roberta)
その性質は憤怒。カゴの中で足を踏み鳴らし叶わぬもの達に憤り続ける。この魔女はアルコールに目がなく、手下達もまた非常に燃え易い。
使い魔:(Gotz)
詳しくは Roberta(魔法少女まどか☆マギカ) にて
10話に登場。暁美ほむらにMINIMIで蜂の巣にされた挙句手榴弾で爆殺されたかわいそうな魔女。女性の胴体から下が鳥かごに入った姿をしており、艶やかな女性を彷彿とさせる姿をしている。その為元の魔法少女についてはジュニアアイドル説や大人になりたいという願いをした少女という説が存在する。
- 救済の魔女 (Kriemhild Gretchen)](魔女化した鹿目まどか)
その性質は慈悲。この星の全ての生命を強制的に吸い上げ彼女の作った新しい天国(結界)へと導いていく。この魔女を倒したくば世界中の不幸を取り除く以外に方法は無い。もし世界中から悲しみがなくなれば魔女はここが天国であると錯覚するだろう。
使い魔:不明
詳しくは Kriemhild Gretchen にて
- 舞台装置の魔女(?????)[通称・ ワルプルギスの夜/本名不明]
その性質は無力。回り続ける愚者の象徴。歴史の中で語り継がれる謎の魔女。通称・ワルプルギスの夜。この世の全てを戯曲へ変えてしまうまで無軌道に世界中を回り続ける。普段逆さ位置にある人形が上部へ来た時、暴風の如き速度で飛行し瞬く間に地表の文明をひっくり返してしまう。
使い魔:?????(影魔法少女)
詳しくは ワルプルギスの夜 にて
- 絶望の魔女(?????)
その性質は強訴。力尽きた全ての魔法少女と叶うことがなかった全ての希望の代弁者。この宇宙を書き換える希望が生まれると同時に絶望の泥より生まれ果てしなき悲鳴をその身に詰めて膨らみ続ける空気人形。魔法少女の因果が回る限り、この魔女は途方もない大きさまで膨らみ続け、やがてはその身体で銀河すらも圧し潰してしまうだろう。
劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語
- くるみ割りの魔女(Homulilly)(魔女化しかかった暁美ほむら)
その性質は自己完結。かつて数多の種を噛み砕いたその勇姿も壊れてしまっては仕方がない。他に価値など持たないこの魔女が最後に望むは自身の処刑。だが、首を刎ねる程度で魔女の罪は消えない。この愚かな魔女は永遠にこの此岸で処刑までの葬列を繰り返す。
歯はこぼれ頭蓋はとろけ目玉も落ちた。もう種も砕けない頭には約束だけがみじめに植わるが、殻の中で目覚めた魔女はそれでもまだ の姿を色濃く残す。手下たちはその姿をデキソコナイと呼び恥ずかしく思っている。
使い魔:偽街の子供達 (Clara dolls),(Lotte),(Luiselotte),
(Lilia),(Liese),ナイトメア(魔法少女まどか☆マギカ)
詳しくはhomulilly(魔法少女まどか☆マギカ)にて
- (円環の理の一部から切り離された美樹さやか)
かつて恋慕の夢を見た。この魔女は円環の理の一部から再び個として切り離された。お菓子の魔女とは違い、人間体と魔女体でそれぞれ別行動が可能。この魔女は水さえあればどこからでも現れる。
円環の理は、その魂の幾つかを切り離し地上へおよこしになりました。ひとつはお菓子の姿。もうひとつは人魚の姿。そしてさらにはご自身までもが、夜露がそっと零れるよりも恭しく地上へと降りられたのです。その姿はまるで、いつかあった少女のようでした。
使い魔:(レンタルver.)
- (円環の理の一部から切り離された百江なぎさ)
かつて執着の夢を見た。マミの家に突如現れた謎の生き物。「べべ」と名付けられるが、その正体は円環の理からやってきたお菓子の魔女。出会った当初はかなり無口で無表情だったが、いつの間にか今のような有様に。ちょっとうるさい。新しい服はマミのお手製。巴マミは、この魔女が最後に見た怖い夢に出てくる人に似ている。
使い魔:+
The different story
- 魔女その1
- 1話に登場。ムカデのような魔女。魔法少女姉妹と対峙するが途中からマミさんと交戦。
最期はマミさんに倒された。
- 魔女その2
- 杏子が初めて戦った魔女であり、以前逃げられた魔女。ちなみにマミ杏コンビで戦った最初の魔女でもある。実は杏子と同じく分身の術が得意。牛のような姿をした魔女で本体は斧。その武器からかずみ☆マギカにて名前とイラストだけ登場した椎名レミの末路という説がある。
杏子と再戦し、分身の術を使った杏子に圧倒されるが同じ分身の術で杏子をだまし、杏子を苦戦させる。
しかし、途中でマミさんが乱入。最期はマミさんと杏子に倒された。
- 魔女その3
- 花柄の魔女。描写が大雑把すぎてよくわからない。マミ杏コンビで倒した。
- 魔女その4~6
- 描写が大雑把すぎてよくわからない。
- 魔女その7
- 影の魔女と似ている。描写が大雑把すぎてよくわからない。マミさんが倒した。
- 魔女その8
- 鳥のような姿をした魔女。杏子の家庭が崩壊する原因を作った魔女。
- 魔女その9
- 3話に登場。描写が大雑把すぎてよくわからない。マミさんが倒した。
- 魔女その10
- 覆面をした女性の姿をした魔女。全体的に黒い。分身の術が使えなくなった杏子を苦戦させるが、地面から大量の槍を出す攻撃で倒される。
- 魔女その11
- さやかが今作最初に戦った魔女。屋敷みたいな結界にいる魔女。扉からすぐに出たり入ったりする厄介な魔女だが扉を壊せば楽に倒せる模様。
マミさやコンビで倒した。
- ..()
- 本編からの出張キャラとして使い魔共々再登場。
- 魔女その12
- 虫と食虫植物の姉妹コンビで虫が妹。第一話に登場した魔法少女姉妹の魔女形態と思われる。
使い魔も虫。
虫の魔女。妹が捕えた獲物をジュースにし、それを姉がミツにする。最初こそ苦戦するがマミさん達が姉のほうに気付かなかったおかげで形勢逆転。しかし最期は窮地に駆け付けた杏子によって倒された。
- 本編からの出張キャラとして再登場。本編同様マミさんを食べようとしたがさやかに倒される。さやか曰く「間一髪だったねマミさん!」
- 本編からの出張キャラとして再登場。苦戦しているさやかに代わってマミさんが戦って撃破した。本編と違い、さやかはバーサヤカー化してない。しかし・・・。
- 本編からの出張キャラとして再登場。結界は本編の魔女化した直後と同じ風景(つまり、線路だらけということ)。
魔女化した時期は本編と違い、影の魔女戦が終わった直後。因みに魔女化する直前のさやかは本編と違い嬉し涙?を流していた。因みに本編同様、杏子が倒した。本編と違い杏子はこの闘いでは生存したが・・・。
- 本編からの出張キャラとして再登場。本編同様ラスボスのようなポジションだが、登場はマミさんの死後で勝敗は不明。挑んだのはさやか、まどか、ほむらの3人。なお、2話にもシルエットの形で登場した。
魔法少女まどか☆マギカ ポータブル
- おめかしの魔女(Candeloro)(魔女化した巴マミ)
その性質はご招待。理想を夢見る心優しき魔女。さみしがりやのこの魔女は結界に来たお客さまを決して逃さない。
詳しくは Candeloro(魔法少女まどか☆マギカ) にて
- 武旦の魔女(Ophelia)(魔女化した佐倉杏子)
その性質は自棄。霧の中を虚ろな足取りで永遠にさまよい続ける魔女。いつも傍らにいる馬が何だったのか魔女にはもう思い出せない。
詳しくは Ophelia(魔法少女まどか☆マギカ) にて
- 針の魔女(Quitterie)
その性質は敬愛。宇宙のためにすべてを捨てて戦った の成れの果て。彼女はまだ自分が宇宙を救うと信じている。
隠しボスとして登場。真名の読み方はキトリーが一般的。絶大なインパクトを誇るその頭部は、実は使い魔と同じく作りものであり、中身は藁人形の頭部のような形になっている。その説明から、インキュベータの宇宙の熱的死回避という目的に同調したか、キュゥべえが好きすぎてその目的を盲信した魔法少女の成れの果てだと思われる。 また、針の魔女で姿が藁人形であることから、元はオカルト好きの根暗ちゃんだった可能性があり、それ故異星人との出会いに心ときめいたのかもしれない。その目的からして、最後の瞬間は希望に満ち溢れた絶望の中宇宙のためにエネルギーを捧げたのであろう。
- 忘却の魔女(Itzli)
その性質は復讐。元は銀河の先よりやって来た だったといわれる魔女。この宇宙から全ての を忘れ去るために今、姿を現す。
隠しボスとして登場。 真名の読み方はイツトリが一般的。説明から分かる通り異星人の魔法少女の成れの果てで、インキュベータの魔手が宇宙全域に及んでいることを示唆している(インキュベータと人類以外の知的生命体の存在自体は原作で示唆されている)。なぜ地球に来たかについては諸説あるが、本編で登場した救済の魔女のように巨大すぎる力によって母星を滅ぼした後、再び同じ悲劇を繰り返さないように魔法少女を狙って宇宙を彷徨っていたのではないかなどと考察できる。また、その姿は映画「ルパン三世 ルパン対複製人間」に登場したマモーを彷彿とさせる。この作品でのマモーは人類の文明の発展に有史以前から干渉していたという設定であり、本作のインキュベータと通ずるところがある。
- 此岸の魔女(魔女化した暁美ほむら)
かつて暁美ほむらだったもの。叛逆の物語で登場したものと真名は同じだが、通称が異なる。
魔法少女おりこ☆マギカ
- 玩具の魔女(ローザシャーン)
1話に登場。杏子がゆまを連れた状態で戦った最初の魔女。珍しくはっきりとした少女の格好をした魔女であり、蛙のような形の投擲武器で戦う。ゆまを攻撃しようとしたところ、杏子の逆鱗に触れて倒される。
- 趣の魔女(シズル)
詳しくは 魔法少女おりこ☆マギカのキャラクター にて
本編からの出張キャラとしてまさかの再登場。もう何も怖くない状態ではない巴マミに倒されていた。マミ曰く「油断していたらやられてたわね」
- 鎧の魔女(バージニア)
3話に登場。美国織莉子と呉キリカのお茶会に乱入した魔女。鎧だけが宙に浮いた姿をしており、手に当たる部分にある曲がりくねった剣で攻撃する。キリカに瞬殺されるが、お茶会を台無しにすることで一矢を報いる。
- 猫の魔女(ステーシー)
3話に登場。巴マミの目前で呉キリカを襲った魔女。リアル化した8等身モナーの背中から爪の生えた触手が伸びているというキモイ姿をしているが、正体を顕したキリカに瞬殺される。はっきり言って噛ませ犬ならぬ噛ませ猫である。
- 魔女化した呉キリカ
5話から登場。女性の胴体が複数連なった姿をしている。攻撃方法や能力は元となった呉キリカそのものであるが、この魔女がなにより凄いのは、魔女化寸前のキリカの意志である<織莉子と協力して敵を排除する>という思いが魔女化以降も連続しているという点である。色々規格外な事をやってのけた魔女であったが、最終的に佐倉杏子、巴マミ、千歳ゆまの波状攻撃によって倒される。しかし消滅寸前の彼女の破片は、織莉子が本懐を遂げるための最後の一撃となった。
『マギアレコード』でキリカのドッペル「信仰のドッペル」が実装され、姿が「針」である事からドッペルの命名法則により「針の魔女、その性質は信仰」となる。真名はLatria。
魔法少女かずみ☆マギカ
- コールサイン『プロローグ』
詳しくは 魔法少女かずみ☆マギカのキャラクター にて
- 魔女化した飛鳥ユウリ (Arzt Kochen)
その属性は(度が過ぎる)献身。結界に入ってきた人間に麻酔を打ち込んだ後まるで調理するように切り刻んで患部を取り出す。だがその手術に耐えられる人間はなく彼女が救えるものはなにもない。
使い魔はフォーク。
あすなろドームで行われた料理大会の当日、それまで難病の子供を助け続けていた無理が祟って魔女化してしまった飛鳥ユウリである。生前の武器を彷彿とさせる注射器のような外見をしており、結界に迷い込んだあいりを襲おうとする。しかしそこに現れたかずみ以外のプレイアデス聖団6人によって串刺しにされて倒される。Arztとは、ドイツ語で医師のこと。ただし男性形である。
- 魔女化したユウリ様(杏里あいり)(Nie bluhen Herzen)
その属性は自己否定。傷つける心臓、傷つけられる心臓。ツインテールに見えるのは除細動器。病弱だったユウリ様に残る、蘇生される自分のイメージ。
使い魔は球根。
プレイアデス聖団への度重なる攻撃により、魔力を使い尽くしてあすなろドームにて魔女化してしまったユウリ様である。ハート型の本体に2本の触手をもち、結界を発生させた瞬間に聖団全員を磔にした上で、刺の生えた蔦で攻撃をおこなった。魔女化してなおかずみを襲おうとするが、逆に反撃され彼女の魔法で体の一部を元のユウリ様の形に変化させられる。それでもなお魔女の本能としてかずみを襲おうとするが、最後は磔を抜けだした聖団に諭されたかずみの一撃で葬られる。彼女が最後につぶやいたのは、「YUURI」の一言であった。bluhen…正確にはblühenとは、ドイツ語で開花の意味。ただしnieが否定を意味するので、「決して咲かない」になる。
- 弾丸の魔女(Weisse Konigin)(魔女化した神那ニコ)
その性質は罪悪感。いつも誰かに責められてるような気がするので、結界の中に人が入るとすぐに消す。
使い魔は不明。周りに浮いている人型の的のようなものがそれか。
ジェムが汚れていないにも関わらず、あすなろ市遊園地ラビーランドにて魔女化してしまった神那ニコである。上半身だけのマネキン人形のような形をしており、的のような模様がある。両腕をはさみに変えて聖団に切りつけてくるも、ステルス解除したみらいに一刀両断されて倒される。ニコ自身は契約の対価で予備を用意していたので生還したと思われたが・・・。Weisse…Weißeとは、ドイツ語で白の意味。魔女自体は黒色のようだが。
- 古代の海の魔女 (Hungrige Pumpe)
その属性はさみしがりや。
最初は使い魔の集団として現れたが、合体して魔女になった。サンゴやクラゲのような群体の生命を思わせ、使い魔がより合わさって魔女になるのか、魔女が分裂して使い魔のような姿をするのかよく分からない。
後にプレイアデス聖団のメンバーになる、カズミ以外の6人を結界に誘き寄せた魔女。最後はカズミによって倒される。名前はドイツ語で空腹のポンプの意味。
- なきむしの鎧(魔女化した宇佐木里美)
その性質は臆病。笛を吹きムチを振って侵入者を威嚇する。こちらが怯え、涙を流して逃げれば追ってくることはないだろう。
使い魔だと明言されていないだが、魔女が従えている猫のようなものがそれっぽく見える。
宇佐木里美の魔女形態。本体は臆病なウサギで、殻の中に籠っている。描写を見る限りだと、本体は攻撃しない代わりに猫?を使って攻撃しているようだ。暴走したかずみに終始フルボッコされた可哀想な魔女。
- あすなろの昴(魔女化した浅海サキ)
その性質は姉妹愛。
使い魔らしきものは登場せず。
妹・浅海美幸の面影を持つかずみへの強い愛を行動原理とする。人間を食らうことよりも妹を守ることを優先する。球体のような姿をした魔女。聖カンナに操られていたが、かずみの右耳の鈴の効果?によって最期はかずみを守るために自決した。
- 双頭の邪翼(魔女化した双樹あやせ、双樹ルカ)
その性質は豪著。
使い魔らしきものは登場せず。
双樹あやせとルカの魔女形態。魔女化後も二人でひとつの体を共有してるのは彼女たちの願いか宿命か。魔女化してもなお、求めるものは『究極の宝石』。ソウルジェムを与えない限り止める手立てはない。最低最悪の魔女。
羽の生えた双頭の犬のような姿をした魔女。仲間を助けるためにグリーフシードを入手したがっているかずみに倒される。しかし、グリーフシードはくれなかった。
- 魔女軍団
若葉みらいの最期の魔法でレイトウコの魔法陣から切り離され、一斉に誕生した魔女たち。双樹姉妹ほどの邪念がなかったせいで、みらいの群体支配魔法『ラ・ベスティア』によって完全に支配され、あすなろの昴を守ることだけを目的に行動する。
- ヒュアデスの暁
その性質は破滅。
聖カンナの魔法『コネクト』で複数のソウルジェムが接続され、同時に孵化したことで変異融合して誕生した巨大な魔女。ワルプルギスの夜同様、結界を必要としない。事実、命名者であるキュウべえはワルプルギスの夜と誤認しかけた。
使い魔だと明言されていないが、ワルプルギスの夜と同じく魔法少女の影に攻撃を行わせている。その中には見たことがある魔法少女の姿も混じっている。
古典的な魔女を思わせる三角帽子を被った人型をした黒い魔女。かずみらの合体魔法により内部から攻撃を喰らい倒される。
魔法少女たると☆マギカ
- 魔女化したラム
- 1話に登場。ミヌゥの魔法により強制的に魔女化し、梟の上半身と学士帽を被った人間を逆立ちさせた下半身を持つ。素早い動きで滑空しつつ、羽根を飛ばして攻撃する。エリザによって片翼を落とされ、タルトに消し飛ばされる。
- 魔女その1
- 2話の回想に登場。グリーフシードの状態でタルトとカトリーヌを誘った直後に孵化。蝶の上半身と鐘の下半身を持ち、空中から押しつぶして攻撃する。
多数の兵士を操り二人を襲撃するも、駆けつけたリズに飛行を封じられ、倒される。
- 魔女その2
- 3話に登場。王冠から太陽型の頭部を持った犬の上半身。過去にドンレミでの生活の中でリズが戦った。
- 魔女その3
- 4話に登場。ヴォークルールの砦を丸ごと結界としており、城主をも操っていた。他者を別の場所へワープさせ、元々あった甲冑や大砲をも操る。
正体は巨人のような姿をとる蔓であり、結界をタルトに破壊され姿を現し倒される。
- 魔女その4
- 6話に登場。頭部にクロス敷きのテーブルを乗せたカニの姿をしており、その上には顔を隠して涙を流す女性が乗っている。
戦闘シーンはいずれも回想で描写され、最後はタルトに倒された。
- 魔女その5
- 6話に登場。上半身が瓶に詰まったカエルの姿。1コマのみ登場。
- 魔女その6
- 7話に登場。大きな口を持つ花の姿をしており、人の腕の形をした根が武器。地中に埋まってる人の顔をした球根が本体。
廃れた聖カトリーヌ教会に潜んでおり、ペレネル・フラメルを捕えていたが、彼女はタルトの力量を見定めるためにあえて捕らわれていた。最後はペレネルから魔力の制御ができるクロヴィスの剣を受け取ったタルトに倒された。
- 魔女化したフレシュ
- 8話に登場。ミヌゥの魔法により強制的に魔女化し、クロスボウとシュモクザメを合わせたような姿をしている。
オルレアンを直接狙おうとしたが、タルトとエリザによって倒される。
- 魔女化したラピヌ
- 12話で初登場。王冠を被り、マントを羽織ったウサギの姿をしている。武器を奪い、自分の物として操るうえマントに描かれたものを含む瞳で魔法少女の変身を短時間だが解除する。更にイザボーと契約した時の願いにより魔女化しても元の魔法少女に戻る事もできる。
『マギアレコード』でラピヌのドッペル「嗜虐のドッペル」が実装され、姿が「泣きウサギ」である事からドッペルの命名法則により「泣きウサギの魔女、その性質は嗜虐」となる。真名はEnfant Terrible。
- 魔女軍団
- 16話で初登場。コンピエーニュにてタルト達を待ち構えていたミヌゥによって魔女化させられた多数の配下の成れの果て。
- 女王の黄昏(ラ・レーヌのたそがれ)
- 20話で初登場。イザボー・ド・バヴィエールが魔女化した姿で、城塞の下部から無数の醜怪な人面芋虫を生やし、イザボーの抜け殻は塔の上に鎮座している。
ラピヌの「母を元に戻す」という願いを不完全に叶えた事でイザボーの意志を宿し、魔女化したのと同時にフランス全土を結界に取り込み、終わらぬ権勢を求め続けている。更にミヌゥの「母はいかなる魔法少女にも脅かされない」という願いにより魔法少女の攻撃を一切受け付けない。正体は元のイザボーを頭部とする蝶型の上半身と翅、芋虫の下半身、ヴィッテルスバッハ家の印章の腕を持つが、イレギュラーと化したタルトの前では無力だった。
『マギアレコード』での登場にて性質は「支配」である事と真名は「Isabeau」である事が判明した。
魔法少女すずね☆マギカ
- 魔女その1
- 1話冒頭で佳奈美が戦った魔女。綿のような胴体に無数の触手、瞳が薔薇となった人間の頭蓋骨を持つ。攻撃を受けても即座に再生するが、鈴音に倒される。
- 魔女その2
- 奏遥香が戦った魔女。目が描かれた箱の姿をしており、精神攻撃を得意とする。
- 魔女化した奏遥香
- 千里の死と自身の姉を消してしまった過去が重なり、魔女化。五本の腕が生え、単眼を含む唇の頭部、ドレスを纏った胴体と骨の両腕を持つ。周囲に漂うミラーボール型のオプションでの攻撃の他、魅了の魔法も使う。元々遥香を魔女化する前に殺害する予定だった鈴音によって倒された。
『マギアレコード』で遥香のドッペル「顕示のドッペル」が実装され、姿が「瞳」である事からドッペルの命名法則により「瞳の魔女、その性質は顕示」となる。真名はOdette。
- 魔女その3
- 過去に美琴椿が戦った魔女。看護師の格好をしており、巨大な頭部から髪と腕、そして三本の脚が生えている。
- 魔女化した美琴椿
- グリーフシードを鈴音に優先するあまり魔女化。椿の木の頭部と腕を持つ和装の姿をしている。
『マギアレコード』で椿のドッペル「仇討ちのドッペル」が実装され、姿が「鳥居」である事からドッペルの命名法則により「鳥居の魔女、その性質は仇討ち」となる。真名はCarmen。
- 魔女化した日向華々莉
- 鈴音と茉莉に追い詰められ、自ら魔女化。絵本から人型の魔術師のような影を発現している。本型のオプションから変幻自在の攻撃をするほか、本体の絵本で相手を体内に取り込み、精神攻撃を行う。茉莉を取り込んだが鈴音の桜花により倒された。
マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝
『マギアレコード』の中にも多数オリジナルの魔女が登場するほか、ゲーム中の特性としてソウルジェムが穢れきった時に魔女の力を発動する「ドッペル」という超必殺技を使えるようになっている。
ここでは物語上重要な魔女について軽く触れ、他は基本的に一覧として扱う。
- 幸福の魔女 (Shitori Egumo)
その性質は受難。第1部で重要な鍵を握る魔女で、不完全な形として誕生した半魔女。敵対組織「マギウスの翼」はこの魔女を「エンブリオ・イブ」と名付け、完全体にしようともくろんでいた。
使い魔: (Oscar)
詳細については「shitori egumo」の記事を参照。
- 鏡の魔女(Winchester) / (Sarah Mirabilis W)
その性質は隠遁。神浜市に突如として出現した複雑怪奇な鏡部屋の結界「果てなしのミラーズ」に住む魔女。結界内では魔法少女のコピーが出現するなど特殊な性質を持つ。本体と使い魔が変化した株分けで真名が異なるのも特徴。
使い魔: (Kirico Keepers)
詳細は「鏡の魔女」の記事を参照。
- 象徴の魔女(10^21→10^23→10^25→10^27→10^243)
その性質は啓示。複数の姿を持ち、真名もそれに応じて変わる。攻撃手段や容姿が「終末を告げる七つのラッパを持つ天使」を彷彿とさせることから解読不能な文字を直すとイタリア語の7に由来する「10^21」→「10^23」が正式な真名だと推測されている。
元々は使い魔(Echo、役割は繁殖、同じ名前と役割で複数の形態がある)のみが主に強化結界に出現していたが、その後第2部第12章にて戦国時代の戦神子(魔法少女)千鶴によってその存在が初めて言及される。そしてピュエラ・ヒストリアでは物語の鍵を握る魔女となり、様々な時代に現れては何らかの干渉を行っている。
その実態は古代から存在していた魔女。使い魔が成長した株分けの魔女が繁殖し世界中に広がっただけでなく、親の魔女も自らの分体を作り出して様々な時代に送り込み、それを時間を超えて操ることが可能。これにより歴史上の出来事に対して干渉し、生き続けるための力を得ているという。ただし時間干渉に力を割いているため、歴史を変えるほどの強くはないとされる。
また、調整の際に使われる魔力の塊はこの使い魔が落とすため、調整を受けた魔法少女は魔女の魔力に馴染んでしまったため、魔女の存在を感知できなくなっていた。これが元で知らないうちに∞いろはの概念が使い魔によって奪われていたこと、そしてそれを主導したのが水名城地下に巣くい、水名露の魔女を喰らい、千鶴をも負かしたこの象徴の魔女であった事が判明する。そして各時代のいろはの概念が回収されたことで∞いろはが復活するのと同時に彼女の中に隠れていた本体が姿を現し、いろはとやちよ、そして浄化システムをも取り込み巨大な城のような姿に変化、街全体に及ぶ巨大な結界を発生させ、魔法少女達との最終決戦に臨むこととなる。
名前 | 真名 | 性質/役割 | 備考 |
砂場の魔女 | Zenobia | 没頭 | |
砂場の魔女の手下 | Zabaii | 電車ごっこ | |
立ち耳の魔女 | Candy | 姫 | |
立ち耳の魔女の手下 | Harold | 彩 | |
屋上の魔女 | Stacey | 夢想 | |
屋上の魔女の手下 | Ekaterina | 施錠 | |
羊の魔女 | Rebecca | 不眠 | |
羊の魔女の手下 | Joseph | 羊飼い | |
振子の魔女 | Teresa | 右往左往 | |
振子の魔女の手下 | Huygens | リストア | |
子守の魔女 | Shin | 困窮 | |
子守の魔女の手下 | Kotori | 石蹴り | |
チョコレートの魔女 | Matasaburo | 端役 | 魔女化した黒羽根(匿名希望) |
チョコレートの魔女の手下 | Zakuro | 包み紙 | 役割はマギアアーカイブVoi.1より |
イキガミの魔女 | Durbar | 禊 | |
イキガミの魔女の手下 | Patan | 侍従 | |
流浪の魔女 | Lucy | 望郷 | |
流浪の魔女の手下 | Coco | 道しるべ | |
破船の魔女 | Blot | 迷夢 | 魔女化したガンヒルト |
以下、アニメオリジナルの魔女 | |||
名前 | 真名 | 性質/役割 | 備考 |
石中魚の魔女 | Boxwood | 蟄居 | 公式名はTVアニメ公式ガイドブックより |
石中魚の魔女の手下 | 不明 | 漂着物 | 役割は劇団イヌカレーのツイートより |
獄門の魔女 | Oshiti | 袖絞 | |
獄門の魔女の手下 | Suzugamori | 絞首 | |
批評家の魔女 | Raspberry | 権威 | |
批評家の魔女の手下 | Razzie | 便乗 | |
卜者の魔女 | Etteilla | 開示 | 魔女化した安名メル |
ヨダカの魔女 | Ichizo | 逃避 | 魔女化した黒江 |
ハナミチの魔女 | МАРУСЯ | 帰還 | 以下の魔女の詳細はシャフトのツイートより |
ハナミチの魔女の手下 | 不明 | クランケ | |
肉焼きの魔女 | Slave of Anima | 労務 | |
肉焼きの魔女の手下 | 不明 | 下働き |
関連作品中のその他の「魔女」
まどか☆マギカ及びそのシリーズ作品では、ここまで紹介した魔女という存在以外にも(広義の意味も含めて)魔女と呼ばれるものが存在する。
魔女モドキ(かずみ☆マギカ)
かずみ☆マギカにて最初に登場する敵キャラクター。普通の人間が突然異形の怪物に変身するので、初見の人はこの作品が本当にまどか☆マギカと世界観を共有しているのかを疑うであろう。 婦警(石島美佐子)が変身したカマキリ型と、化粧品販売員の女性(志田京香)が変身したスライム型の2体のみ登場している。仕組みとしては、普通の人間が悪意の実(イーブルナッツ)を植えつけられることで変身する。変身前の人間の自我を保ち、会話を行うこともできる。普通の魔女に比べて格段に弱いと考えられ、魔法が使えることを思い出したばかりのかずみでも、単独であっさり撃破できた。倒すことで元の人間の姿に戻る。
普通の魔法少女ものだとミスリードさせるための意味合いもあったと思われる。
イーブルナッツ自体が御崎海香の分析魔法と神那ニコの再生性魔法を組み合わせて、グリーフシードを模して作られた代物であり、強力な魔力によって人間を変身させていると思われる。
マレフィカファルス(かずみ☆マギカ)
意味は魔女の肉詰め。魔法少女かずみ☆マギカの主人公かずみの正体にして、マギカシリーズ最大の禁忌である。魔女化して抜け殻となった魔法少女和紗ミチルの死体に、コル・マレフィクス(魔女の心臓)を核とした魔女の死体を詰め込んで作ったクローンのこと。魔女の持つ強靭な生命力と魔力によって生まれながらにして魔法を使えるが、生前の記憶を残した場合魔女との戦闘で狂化するという問題がある。主人公かずみは13番目のクローンで、記憶が白紙の状態であったため狂化が起きなかった。
また、魂を持った存在であるのでキュゥべえとの契約が可能であり、その際の祈りによってかずみは人間の魔法少女昴かずみとなった。QB「これこそ魔法少女永久機関」
仮面の魔法少女(たると☆マギカ)
主人公であるタルトたちと敵対する仮面を被った魔法少女が、劇中にて魔女と呼ばれている。
まどか☆マギカ12話以降の魔女について
12話において鹿目まどかが円環の理という法則になったことで、全ての宇宙の過去から未来において、魔女は生まれる前に消し去られることとなった。ソウルジェムの汚れを溜め込む特性は以前と変わらないが、汚れが限界まで溜り魔女化しそうになると、法則となったまどかが現れて汚れを全て吸い取った上でソウルジェムを消滅させるというプロセスが追加された。これによってグリーフシードは存在せず、魔女も誕生することはなくなったが、行き場のなくなった普遍的な汚れの捌け口として魔獣が誕生することとなった。
叛逆の物語で判明した設定
「円環の理」に導かれた魂は、生前の記憶と自我を保ったまま、「円環の理」の一部となる。導かれた魂は、魔法少女の力と魔女の力の両方を使うことが可能で、まどかの補佐役として救済活動を手伝う。使い魔もまた、「円環の理」の一部となった魔女たちに付き従っており、お互いに貸し借りも可能である。叛逆の物語の作中では、人魚の魔女(美樹さやか)とお菓子の魔女(百江なぎさ)の二人の魔女が、自らの使い魔に加えて他の魔女から借り受けた使い魔を率いている(少なくともGertrud(魔法少女まどか☆マギカ)とPatricia(魔法少女まどか☆マギカ)の使い魔の姿が確認されている)。
劇団イヌカレー
まどか☆マギカ本編のプロダクションデザインの担当にして、作中の全ての魔女の生みの親である。魔女自体のデザインから設定、結界内のデザイン・設計、まどか文字まで全てが彼らによるものである。魔女結界のサイケデリックなコラージュが醸しだす独特の雰囲気と、魔女自体が持つ背徳的な魅力がこの作品を盛り上げる大きな要素となっていることから、彼らがこの作品で果たした役割については大いに評価されるべきである。
関連動画
関連静画
関連コミュニティ
関連項目
- 魔法少女まどか☆マギカ
- 劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語
- The different story
- 魔法少女おりこ☆マギカ
- 魔法少女かずみ☆マギカ
- 魔法少女すずね☆マギカ
- 魔法少女たると☆マギカ
- マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝
- 魔法少女まどか☆マギカの関連項目一覧
- 劇団イヌカレー
- グリーフシード
- 使い魔(魔法少女まどか☆マギカ)
- 魔獣(魔法少女まどか☆マギカ)
- 魔女
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