『魔法少女のカレイなる余生』とは、まんがタイムきららMAXで連載されていた晴瀬ひろきによる4コマ漫画作品である。
概要
2015年11月号・12月号のゲスト掲載を経て、2016年1月号から2019年1月号まで連載。単行本は全3巻。
魔法少女見習いの黎明しじまと、引退して歳を取らなくなり魔法も使えなくなった元魔法少女達との共同生活を描いた物語。入学前に思い描いていた魔法少女の理想像とは正反対の、引退後の堕落しきった「余生」を送る先輩達の現実を突きつけられてしまったしじまの明日は……?
登場人物
- 黎明しじま(れいめいしじま)
- 魔法少女に憧れ養成学校に編入した見習い魔法少女。14歳。編入生で正規の寮に空きがなかったため元魔法少女達が暮らす古びた寮に住むことになった。寮では家事のほとんどを担当しており、そのため先輩達からは「しじママ」と呼ばれている。真面目でかつ成績優秀であるものの、一方でリラが引くほどゲームにのめり込んだり、魔法少女のイベントで我を忘れるほど盛り上がってしまったりと、そういう方向でのポテンシャルも高かったりする。
- 桜花リラ(おうかりら)
- しじまと同居する元魔法少女。推定1xx歳なのだが、見た目相応の子供っぽい言動をしている。引退後は常にゲームとスナック菓子を手放さない怠惰な生活を送っている。重度な引きこもりで、しじまと手をつないでいないと外出できないほどである。生活費は株で稼いでいるとのこと。
- 銀河ささり(ぎんがささり)
- しじまと同居する元魔法少女。アラサーだが魔法少女になったのが高3と遅かったため、外見年齢はリラやミミより上である。そのため可愛い外見に憧れ、結果として(?)盗撮が趣味になった。それでもしじま曰く「3人の中で一番まし」とのこと。年齢差によるしじまとのジェネレーションギャップが悩み。
- 神代ミミ(かみしろみみ)
- しじまと同居する元魔法少女。推定xxxx歳。現役時代は教科書に載るほどの実績を残す偉大な魔法少女だったが、引退後は退職金を酒とギャンブルにつぎ込んだダメ人間と化している。本名は「天地白夜比売(あめつちのびゃくやひめ)」なのだが、本人はキラキラネームだと恥ずかしがっており偽名を使っている。
- 管理人さん(かんりにんさん)
- ヒツジのぬいぐるみのような見た目をした寮の管理人。元々は魔法少女に魔法を授ける存在だったが、魔法少女へのセクハラ疑惑でリストラされ管理人になった。現在でも相変わらず仕事をサボってセクハラ発言を繰り返しており、その度にしじまに捨てられそうになっている。
- 新星はいり(にいぼしはいり)
- しじまのクラスメイト。物怖じせずに話せる大物な性格。特技は変なあだ名をつけること。
- 白鳥ななほし(しらとりななほし)
- しじまの同級生。魔法少女庁の元官僚の孫娘で偉そうにしており、エリートを自称してしじまをライバル視しているが実際の成績はほぼ最下位である。ツンデレで天邪鬼な発言が多く、付き人の富士原にその都度通訳されている。
- 桜花ノワ(おうかのわ)
- 養成学校の学園長で、リラの妹にあたる。重度のシスコンでリラの世話をするのに喜びを感じており、しじまがリラに懐かれている様子を見て嫉妬していたことも。
- フルカ
- 見た目は少女だが、その正体は学園に封印されていた「魔法少女の宿敵」。どんな物でも食べてしまう食欲の魔人で、過去に暴走した際には島が一つ消滅したほどとのこと。
関連動画
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- なし
- 0
- 0pt