魔王とは、戯曲小説『魔王「この我のものとなれ、勇者よ」勇者「断る!」』における勇者と共に本作の最重要人物のひとりであり、本作のメインヒロインである。
概要
第四十三代魔王“紅玉の瞳”。御年226歳。外見は人間の女性とほぼ変わらないが、星の最果てにあるとされる「瀬良の図書館」で生まれ育った「図書館族」と呼ばれる魔族である。
歴代最弱の魔王で、体力は人並み以下、魔力もそこそこしかないが、「瀬良の図書館」で得た経済学を始めとした豊富な知識を有している。ただ、学問一辺倒の生活を続けていただけに一般常識には欠け気味。口調も男言葉である。料理は下手。
経済的観念から人間と魔族の戦争とその行く末を憂慮しており、戦後処理を含めた「まだ見ぬ未来」を模索しようと、自分を倒しに来た勇者を命がけで説得。相互所有契約を結び、世界を股にかけた世直しの旅に出る。
赤毛、赤い瞳。巨乳でグラマラス体型。作中最大の切れ者である青年商人が一目で求婚するほどの絶世の美女であるが、本人にその自覚はなく、恋愛に関しても全くのオクテである。自身の体型にかなりコンプレックスをもっており、よく二の腕やお腹周りの肉を気にしていて、一の側近であるメイド長からしばしば「駄肉」とからかわれる。
その他
最近ではスクウェアエニックスのアーケードオンライン対戦型トレーディングカードゲーム『ロードオブヴァーミリオン』、同ジャンルでSEGAの『戦国大戦』にて出張なされている。
ロードオブヴァーミリオンverはゲーム内種族「魔種」として参戦し魔族の長らしい姿を見ることができる。
もっともLOV世界には英雄や妖怪・悪魔といった魔族、神話の神々と行った存在が山のように存在していたりする。
ちなみにこちらはLOVとは違い相方である勇者も明智光秀として登場している。
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関連項目
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