魔界(東方Project)とは、
のこと。
これらは同一の世界とされるが設定が完全に同じとは言い難く、矛盾点もあるため分けて記述する。
ちなみに、東方Projectにおいて、複数の作品で騒動の舞台となったのは現在、守矢神社と魔界のみである。
概要
東方靈異伝における魔界
神社にあるゲートから行くことができる。ゲートはSinGyokuが門番をしている。
かつてその昔、ゲートから現れる妖怪や悪魔などを封印するために、全国各地の力のある修験者や調伏師などが集まって封印したが、その時の非常に大きな反動によって集まった者も全滅した。
靈異伝の時には非常に強い力を持った封印の効力が薄れて、ゲートから現れた「人間でない何か」が神社を壊している。
東方怪綺談における魔界
博麗神社の裏山にある、洞窟にある魔界と通じている門から行き来することができる異世界である。なお、扉の開け方は靈夢たちは知らない。
神綺が言うには魔界のものは全て彼女が創造した世界で、魔法のメッカとも呼ばれていた。
滅多に人間界から人が来ることはないらしく、ルイズは珍しがっていた。
ステージ3は魔界の街。「Romantic」「Children」と書かれている2枚の看板がある。
ステージ4は氷雪世界。魔界のかなり奥の方にある世界で、川と思われる物もある。
ステージ5はパンデモニウム。背景にルビンの壺と思われる模様がある。また、魔界の神である神綺が最初に登場する場所でもある。
ステージ6の場所は不明だが、ステージのBGMが「世界の果て ~ World's End」となっており、魔理沙の「あなたを倒したら、次にいくんだから。」というセリフに対して神綺が「次はないわよ」と言っているため、この場所が魔界の果てなのではないかと思われる。
怪綺談のストーリーは「人間界に魔界人が流れ込む異変が起きたために靈夢がそれを止めに行く」というストーリーである。ただし止めるために行くのは靈夢だけ。
しかし、そもそも魔界人が人間界へ流れ込んだのは、魔界の民間旅行会社が勝手にツアーを組んだせいであり、神綺はこの件には無関係であった。
神綺が靈夢に倒され、魔界人に人間界へ行くことを禁止したことで、異変は解決したと思われた。
しかし、魔界人が勝手に魔界と人間界をつなぐゲートを開ける技術を開発したことで、いつでも誰でも人間界に行けるようになったため、結局魔界からの旅行客がなくなることはなかった。
魔理沙・魅魔・幽香は自分の都合で魔界に来ているため、神綺を倒しても異変が解決することは無い。
ただし魔理沙は暇だからその後の魔物退治を手伝ってくれる・・・というか魔物の方から魔理沙から逃げていく。
文明が進んだ世界なのか、大都会のビル群のような背景がある。
近代的な大都会と、魔界というオカルトの融合は、アリスの元ネタの女神転生シリーズの影響なのかもしれない。
東方星蓮船における魔界
「聖白蓮」が封印された場所(法界)として再登場した。
相変わらずはっきりした設定文は少ないのだが、キャラクターの口からどのような世界なのかを伺い知ることが出来る。
魔理沙 「法界だと?なんだそれは」
村紗 「無限の広さを持つ魔界の、ほんの一角です
そこに聖が封印されているのです」
- 人間の身体に厳しい瘴気に満ちており簡単に行き来することはできず、星蓮船のバッドエンドでは自機3人とも魔界に閉じ込められることになる。
- 瘴気は魔力を上げる効果があるため、魔界では一時的に魔法の威力が上昇する。一部の人間や妖怪が訪れ修行し、魔法を修得することもあるらしい。それは封印術式も例外ではなく、そのため聖の封印はかなり強いものとなっている。
法界には、聖白蓮を封印するために飛倉の力で結界が張られており、結界の内部は通常の魔界と違い、瘴気がなく清浄な状態になっている。 - 妖怪たちが穏やかに暮らしており、魔理沙曰く「何もない退屈な地獄」
- 法界に沢山いる妖怪は霊夢に「早く戻って準備しなおさないと勝ち目がない」と退治を諦められるレベル。
- 魔界キノコが自生していたり、魔界せんべいを売っている土産屋もあるとか。
- 星蓮船の騒動以後は、白蓮の法力で動く聖輦船(命蓮寺)で行き来できるらしい。
- 怪綺談のセルフオマージュか、ステージ6の背景にもビル群のようなものが見える。
他
亀 「ここは幻夢界、魔界と現世の狭間ですよ。」
咲夜「地獄だなんて、魔界より怖くない」
「鬼だなんて、悪魔に比べたらなんてことないわ」
求問史記において、魔法使いは異世界の魔法存在と紹介されていたので、設定的には残っていたとも思われる。
魔界の関係者
関係が不明なキャラクター
二次創作では
win版の魔界に住んでいるキャラクターがいないため星蓮船のストーリーそのものを扱った創作以外では二次でも扱われることは少ない場所。
win版のキャラではアリス・マーガトロイドの「故郷」として時折登場する。
旧作のキャラクターの夢子、ユキ、マイ、アリス、ルイズ、サラの創作では当然登場する。彼女らは神綺の娘で姉妹のような扱いであることが多い。この場合大抵長女は夢子で、末っ子はアリスとなる。
また、神綺達の居住する神殿の名前は「パンデモニウム」とされているが、これは怪綺談のステージ5に由来していると思われる。
関連項目
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