鶴岡一成単語

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鶴岡一成（つるおか かずなり、1977年5月30日-）とは、兵庫県出身の元プロ野球選手（捕手）である。現在は横浜DeNAベイスターズのコーチを務める。

概要

1995年のドラフト5位で神港学園高校から横浜ベイスターズに入団。

下位指名の高卒捕手ということで長年二軍生活を続けていたが、2004年、正捕手・相川亮二がアテネ五輪に派遣された間に出場機会を得、衰えの目立っていた中村武志から二番手捕手の座を奪う。

その後、相川亮二のバックアップとして二番手捕手を務めていたが、2008年シーズン途中、北京五輪派遣で不在になる阿部慎之助のバックアップを求める読売ジャイアンツと、深刻な投壊状態だった横浜との間で思惑が一致し、真田裕貴とのトレードで巨人に移籍した。ちなみに同年オフ、正捕手・相川亮二はFAで東京ヤクルトスワローズに移籍している。

巨人でも阿部慎之助に次ぐ二番手捕手として一軍に定着。2008年は阿部の不在時にマスクを被ったほか、阿部が故障により一塁・指名打者で出場したCS、日本シリーズでもスタメンマスクを被るなど存在感を示した。

2009年は、阿部の離脱時にセス・グライシンガーと相性が良いことが判明し、シーズン途中からグライシンガーの専属捕手のポジションに収まる。

2010年からはグライシンガーが故障で姿を消したため出場機会が減少し、2011年は實松一成に二番手の地位を奪われた。オフに出場機会を求めてFA宣言し、古巣の横浜DeNAベイスターズに移籍。

2012年はシーズン通して一軍にいたが前半戦は黒羽根利規、後半戦は高城俊人との併用がメインとなった。藤井秀悟と相性が良く専属捕手となるが、後半戦は藤井が先発する試合以外、スタメンマスクは高城がほとんどで途中出場が更に増えた。また、7月12日の東京ヤクルトスワローズ戦では自身初の満塁ホームランを放った。

2013年は高城俊人が打撃不振で登録抹消されてからは正捕手に定着。108試合に出場しキャリアハイとなる70安打、40打点を記録した。

2014年1月6日に阪神から横浜にFA移籍した久保康友の人的補償措置として、阪神タイガースに移籍した。背番号40。開幕は2軍で迎えたが、昇格するや岩田稔、呉昇桓の投球を安定させ、阪神に欠かせない戦力となった。梅野隆太郎が抜擢されてからもリリーフキャッチャーとして出場を続け、菅野智之×阿部慎之助に次ぐ最優秀バッテリー賞2位（1票差）という評価を受けた。

2015年も2軍スタートではあったが、最終的に捕手としてはチーム最多出場となった。前年に引き続き藤浪晋太郎をエースとして守り立てた。鶴岡と藤浪は14、15年の2シーズンで31試合に先発バッテリーを組み、19勝4敗、防御率2.29の好成績を収めた。

2016年は新監督の金本知憲の方針で岡崎太一、原口文仁ら若手に押し出される形で1軍への昇格もままならず、わずか10試合に留まった。この年をもって現役を引退した。

2017年からは千葉ロッテマリーンズの二軍バッテリーコーチに就任。2018年限りでロッテを退団。

2019年は古巣の横浜DeNAベイスターズで一軍バッテリーコーチに就任。2020年からは二軍バッテリーコーチを務める。

人物・その他

明るい性格で、チームのムードメーカー。あずきときなこという猫を飼っている。

同姓で同じ捕手の鶴岡慎也と混同されたりセットで扱われたりすることが多い。さらにDeNA在籍時は同じ「つるおか」でやはり捕手の靍岡賢二郎が同僚にいるため余計にややこしい。

応援歌

球団	レス	No	プレイヤー
巨人	応援歌のピコカキコ一覧#580	10275
DeNA	応援歌のピコカキコ一覧#381	9635

通算打撃成績

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

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  • セス・グライシンガー
• 横浜DeNAベイスターズ
• 鶴岡慎也　/　靍岡賢二郎

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