鹿島アントラーズとは、Jリーグに所属するサッカークラブである。
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概要
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前身は住友金属工業蹴球団。ホームタウンは茨城県鹿嶋市、神栖市、潮来市、鉾田市、行方市の五市。
ホームスタジアムである県立カシマサッカースタジアムがある鹿嶋市とその周辺は、公共交通機関が充実しているとは言えず、むしろ陸の孤島とまでささやかれるほど、Jリーグクラブの本拠地としては一、二を争う田舎である。
にもかかわらず、Jリーグ発足以来、常勝クラブとして頂点に君臨し続け、2000年にはその年の国内タイトル全てを制する三冠を、2007年には国内タイトル通算十冠を、2007年~2009年にかけてはリーグ三連覇を、いずれもJリーグ史上で初めて達成した。獲得タイトル数はJリーグ最多の15個。
ちなみに、ジュビロ磐田とは一時期二強時代を築いたこともあって、磐田戦には特別な感情を抱くサポーターは今なお多い。が、最近では同じ赤がチームカラーである浦和レッズの台頭が著しく、レッズ戦のほうが盛り上がる。
主なタイトル
※2000年はJリーグ初の三冠
※2007年~2009年はJリーグ初のリーグ三連覇
エピソード
- 99.9999%ダメだ
- 1991年のJリーグ発足時に当時のJリーグ理事長、川淵三郎に「住金が加入できる確率は、99.9999%ダメだ」とまで言われた。サッカーの実力、ホームタウンの人口などを考えれば当然である。しかし少しも引き下がることはなく「ならば0.0001%の確率は残っているんですね」と言い返した。
- 県立カシマサッカースタジアム
- Jリーグの加盟に必須条件である競技場が鹿島にはなかった。「日本で初の屋根つきサッカー専用スタジアムでもあればねぇ」なんて川淵に言われる始末。しかしそれを聞いた関係者はすぐさま県に働きかけて、本当に県立カシマサッカースタジアムを作ってしまった。さらに2002年日韓W杯の会場にもなり、それにあわせて改修。田園地帯に4万人収容のスタジアムが立ちはだかっている。ちなみにカシマサッカースタジアムは「グルメスタジアム」と呼ばれるほど売店の飲食物(特にモツ煮)が異常に旨い。人気店はキックオフ3時間前の会場直後に行列ができる。
- 地元の団結力
- 「スタジアムがあったってお客さんが入らなきゃ意味無いよ」と突っ込まれ、工業地帯はじめ地元企業、市町村の協力をとりつけた。中には当時鹿島とともにJリーグ加盟を目指していた浦和レッズの母体である三菱グループの企業も含まれていた。
- サッカーの神ジーコ入団
- 当時住金のサッカーの実力は日本リーグ2部レベル。とてもじゃないがプロと呼べるものではなかった。しかしスーパースターであるジーコはじめ、ホンダ(現:Honda FC)から黒崎、長谷川、本田などを獲得。あれだけ弱かったクラブをJリーグ初年度の1stステージ優勝クラブにまで育て上げた。ちなみに現在カシマサッカースタジアムの脇には、ジーコの銅像が立っている。
- Jリーグ開幕に向けての選手層レベルの底上げ
- もちろんジーコが入り、ホンダから選手が入ったからってJリーグ初年度からあれほどの成績を残せるわけではない。同じくホンダから移籍した、当時の監督である宮本征勝は、Jリーグ開幕までに元から住金にいた選手たちを一定レベルに底上げする必要があった。このときの様子を、本田泰人は『サッカー批評』38号でこう語っている。
「(当時の住金の選手たちは)止めることと蹴ることが、全くできていませんでした。それを宮本さんがすぐに気づいて、走ることと基本練習をまず1ヶ月やろうと。で、1ヶ月経ったら宮本さんが『もう1ヶ月やる。また同じことを反復するけど我慢してくれ。』って言っていましたね。」なお、ジーコも宮本監督と同じことをやらせていたという。 - ロスタイムの悲劇
- 2003年2ndステージ最終節での出来事。詳しくはこちら
を参照。 - 10冠
- 2002年のヤマザキナビスコカップ優勝で、10冠へと王手をかける9個目の国内タイトルを獲得した鹿島。しかしその後は、02年天皇杯準優勝、03年ヤマザキナビスコカップ準優勝、03年2ndステージは上記参照、05年リーグ3位、06年ヤマザキナビスコカップ準優勝というように、ことごとくあと一歩のところで逃してきた。
- 9連勝で奇跡の逆転優勝
- 2007年。あれだけ目の前で逃してきた10冠が、終盤9連勝での逆転優勝という誰も予想だにしなかった形で手に入る。ほとんどの鹿サポの頭が真っ白になった瞬間である。ちなみにこの年は天皇杯も制し11冠目も獲得した。
- ロスタイムの歓喜
- 2008年ホーム最終戦であるジュビロ磐田戦。お互い決め手に欠け、スコアレスのまま後半ロスタイムへと突入してしまった。しかし試合終了直前に放たれた岩政のヘディングシュートにより勝利。苦しみながらも鹿島は08年シーズンのリーグ優勝を飾り、これでタイトルは12個になった。
- 助っ人外国人
- 鹿島の助っ人外国人は、2009年にアジア枠が創設され、韓国人のパク・チュホを獲得するまで、ブラジル人のみであった。ジーコの人脈により、ブラジル代表経験のあるレオナルドやジョルジーニョといった大物選手も加入し、初期黄金時代を築いた。タイトルから遠ざかっていた2003年から2006年には助っ人外国人に恵まれない時期が続いたが、2008年にはマルキーニョスが得点王&MVPを受賞。意外にも鹿島から得点王が出たのは、これが初めてである。(MVPは96年のジョルジーニョ以来二人目)
- 鹿島神宮
- 鹿島といえば有名なのが鹿島神宮である。鹿島神宮の祭神は、武道の神と言われる「タケミカヅチノカミ」である。最近ではスポーツ全般に御利益があると言われており、鹿島アントラーズも毎年参拝に訪れ、ご利益にあずかっている。
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読み:カシマアントラーズ
初版作成日: 08/12/29 19:48 ◆ 最終更新日: 12/03/26 14:22
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