麻雀とは、4人用(その気になれば2人でもできる)のテーブルゲームであり、ゲーム理論では“四人有限不確定不完全情報零和ゲーム”に分類される。
日本ではギャンブル、大衆娯楽として広く親しまれている。
34種類136枚の牌を使用するのが一般で、その他、各自の点数を表示する点棒、およびサイコロ等を用いる。
また、三人麻雀の愛好者も多く、この場合は牌の数やルールも四人麻雀の場合とは異なる。
概要
歴史的にはギャンブルの手段、というよりもギャンブルそのものであり、現代でも巷の雀荘では当局に黙認される程度の金額を賭けた麻雀は行われている。ただし、最近は現金をチップやカードに換金し遊戯させる店は管理賭博に当たると指摘されている。また、深夜営業を行う店も多いが、これは風営法違反であり、こちらの取締りはより厳しい。
ギャンブルとしては非常にゲーム性が高いものであるため、一昔前はファミコンなどの家庭用ゲーム機で麻雀ソフトが発売されると爆発的なヒットを誇った。近年ではオンラインゲームサービスやゲームセンターで、お金を賭けることなく誰でもゲームとしての麻雀を楽しめるようになっている。
ニコニコ動画上においては、上記のゲームを録画しながらプレイした動画がよく見られる。ただし麻雀はゲームの性質上プレイヤーの技量や、ゲーム中の様々な選択肢を定量的に評価することが非常に難しい(定性的な評価すら難しいことも多い)とされ、動画視聴者のセオリーに反する選択肢を選ぶプレイヤーはそれだけで下手(ぬるい、タコ)に見えるという現象が起こりやすい。
そのため麻雀動画は全般的に「ヘタクソ」といったネガティブコメントが横行しやすい傾向がある。
現代の麻雀論
麻雀の考え方は大きくデジタル派とアナログ派に分けられ、主に戦術論において対比される。
デジタルとは「ツキ」「流れ」といった抽象的な要因を排除した考え方であり、1990年天野晴夫が「リーチ麻雀論改革派」においてこれを提唱したことで広まったとされる。「デジタル」の言葉が定着したのはその後の長村大の登場からといわれ、旧来の「ツキ」「流れ」を考慮する考え方をデジタルの対極と捉え、「オカルト」または「アナログ」と呼んだ。
現在、麻雀界を支配しているのはアナログである。これは戦後麻雀ブームを築いた阿佐田哲也、小島武夫、桜井章一らの麻雀観が「運」「流れ」に基づくものであり、これに多くの麻雀ファンが魅了され、続くプロの戦術書などもこの考えを踏襲しているためとされている。金子正輝、飯田正人ら有名プロの多くがアナログ派である。
一方でデジタル派もその登場以降着実に人口を伸ばし、長村大、小林剛ら、いわゆる「スーパーデジタル」雀士が現れるなど、若手プロを中心にデジタル派雀士も多い。また、2004年にはとつげき東北が「科学する麻雀」において、独自の数理的・統計的な分析により抽象的な要因を否定した。ただし、統計による手法はあくまで結果論の集合体であることには注意が必要である。
プロ雀士
プロ雀士とは一定の団体に所属し、昇格戦やタイトル戦を通して実力を磨く雀士。競技としての麻雀の地位向上や、競技人口の拡大のための活動も行っている。人気者や高段位者になると、有名プロとしてテレビ対局に出演したり、いわゆる戦術書のような書籍を出版するなどメディアへの露出も多くなる。
しかしほとんどのプロはプロ活動のみで生計を立てることは難しく、通常は麻雀荘の店員(メンバー)として働いている。特に男性の場合、人気や知名度がない限りはプロ資格のみで好待遇を受けることは望めない。なお女性プロは同年代のOLの2倍の年収になるといわれている。
プロの対局においては、ギャンブル性を含む麻雀の特性上、必ずしも実力者が勝利するとは限らない。トーナメント戦のような短期的な戦いでは、麻雀暦50年のベテランプロが麻雀暦1年の素人に敗れるというような事態も珍しくなく、他の業界の「プロ」と比べ敷居が低いと認識されてしまう事がある。ニコニコ動画においても「麻雀プロ(笑)」のように嘲笑的なコメントが流れる場合がある。
以下、人気雀士を紹介する。
日本プロ麻雀連盟所属
- 小島武夫(こじまたけお)
- 日本プロ麻雀所属連盟初代会長にして現・最高顧問。
ミスター麻雀と称され近代麻雀の礎を築いた一人で、その老練な打ち筋からは本人の公言する「魅せる麻雀」の信念がうかがえる。しかし昨今ではネット麻雀の普及に伴い、牌効率を重視する打ち手やネット麻雀のライトユーザーが増え、ニコニコ動画でも「古い」と一蹴されてしまう事もある。それでも人気はダントツであり、故にこれほどの高齢で、同年代でも現役が灘麻太郎氏(現会長)か相談役の畑正憲氏(ムツゴロウさん)ぐらいで(※二人とも小島氏よりも±1歳)、安藤満などの後輩にも多く先立たれているにもかかわらず現役最前線に立たされているともいえる。
高齢のためか解説席での話が若干聞き取りにくく、その様子を「おじいちゃん」や「ふがふが」と表現したコメントが寄せられる事が多い。
- 森山茂和(もりやましげかず)
- その風貌やしぐさ、歯に衣着せぬ辛口なコメントからニコニコ動画では(2ちゃんねるでも)「893」と表現される。
打牌(不要な牌を1枚切る行為)のしぐさの緩急が激しく、勝負どころでは通称「アトミックリーチ」といわれる特有の打牌を見せる。しかし、打ち筋の内容については非常に丁寧で、いわゆる「何切る問題」を迫られる場面ではミスが少ない。人気ゲーム『麻雀格闘倶楽部』の監修を務めるなど、麻雀の普及活動にも尽力している。
最高位戦日本プロ麻雀協会所属
- 金子正輝(かねこまさてる)
- 通称「ぬこ」。その由来は苗字の「かねこ」が「ねこ」、更に「ぬこ」と変化したものである。相手の手牌や残りのツモ山を予測し、点棒状況や自分の調子に至るあらゆる要素を考慮して、その局面で何を切るのがベストであるのかを追及する「牌流定石」というスタイルを持つ。打牌選択には非常に気を遣っており、若い頃は集中しすぎて気分が悪くなった事もあるという。そうした雀風のためか長考がしばしば見られ、ニコニコ動画上では「顔芸」「静止画」というような表現で対局内の名物となっている。
- 土田浩翔(つちだこうしょう)
- 麻雀の常識を根底から覆し、自らの理論体系を貫く打ち手。その奇想天外な打ち筋は、視聴者はもとより解説者をも悩ませる事がある。特に七対子という特殊役を作る場合にその理論は展開され、一見理解できぬような打牌においても、本人からすると「システムに則っている」という。人柄もよく、解説席でもエンターテイメントに富んだ話をすることから、ニコニコ動画でも「つっちー」の愛称で親しまれる。
- 神崎はつみ(かんざきはつみ)
- 元々は「神崎ちろ」という名前の声優で、『シスタープリンセス』(鈴凜役)や『カッパの飼い方』(かぁたん役)といったアニメに出演していたが、『カッパの飼い方』で共演した萩原聖人にそそのかされたため(?)、麻雀を始めることとなった。協会には「神崎はつみ」名義で所属しているが、声優活動時は「神崎ちろ」として『咲-Saki-』(吉留未春役)や『恋姫†無双』(文醜役)等といったアニメに出演している。
日本麻雀機構所属
- 古久根英孝(こくねひでたか)
- 状況判断力が高く、その打ち筋は常に冷静で論理的である。解説席や感想戦(対局を終えた後にそれぞれの牌譜について検討する。)でのコメントは、視聴者を納得させるものが多い。対局時の調子が悪い時(平たく言えば運が悪い時)でも大揺らぎすることなく安定した成績を収める。必然的にラスを引く事が少なく、ノンラス打法としてニコニコ動画でも、「参考になる」と人気を集めている。
RMU所属
- 河野高志(こうのたかし)
- 攻守のバランスでいえば、比較的「攻め」の姿勢が強い。和がりを目指すあまり、「麻雀が雑になる」(本人談)ことがあり、過去のMONDO21杯(現・MONDO TV杯)において箱下2万5千点以上を記録し、点棒が足りなくなった事がある。視聴者が思わず笑ってしまうような放銃ぶりから、ニコニコ動画では「フルボッ河野(FBK)」と不名誉な名前をつけられ、さらには河野が和がると「調子が悪いな」といったコメントが流れ、放銃すると「今日も調子良いなw」「いつものFBKだwww」といったように、調子の良悪が本来とは逆の意味で捉えられることが通例となった。
フリーランス
- 萩原聖人(はぎわらまさと)
- 厳密にはプロ雀士ではなく俳優および声優。
MONDO21(現・MONDO TV)においてプロ雀士と対等に卓を囲む芸能界随一の麻雀狂であり、プロアマ問わずその実力には定評がある。特にオーラスの親番での粘りには目を見張るものがあり、それによって生まれたドラマ的な展開も少なくない。麻雀に対する姿勢もストイックで、他人の見せ牌に関する対応や甘い打牌には苦言を呈す事もある。また、麻雀アニメ『アカギ』では主人公・赤木しげるの声優を務めていることでニコニコ動画でも人気が高く、彼が何かしらの偉業を達成すると「リアルアカギ」と呼ばれるほど。しかしその一方で、当人の物怖じしない性格や憎まれ口を叩く様子がニコニコ動画ユーザーの反感を買う事もある。
- 梶本琢程(かじもとたくのり)
- 実況の土屋和彦氏と共にMONDO21杯(現・MONDO TV杯)のナビゲーターとして解説を行っている。レギュラー回の放送では、毎回冒頭に「理論派雀士」と紹介されるが、ニコニコ動画上ではその際必ず「ぽっけも~ん!!!」という弾幕が流れる。そのためニコニコ動画では本名よりも「ポケモン」というあだ名で定着している。ポケモンと呼ばれる理由やきっかけについては定かではない。一部では「単にポケモンっぽいから」という説も。
麻雀愛好家の声優
麻雀を好む声優は多く、度々ブログ等で卓を囲んだとの報告が見られる。植田佳奈や小山剛志の自宅に全自動卓があり、「雀荘化」していることは有名。2008年には、そんな麻雀好き声優が集まって、声優界の麻雀王を決める大会、「J-1グランプリ」が開催され、同大会を収録したDVDも発売された。
- 植田佳奈(うえだかな)
- 元(現在も?)ネトゲ廃人で麻雀を始めたのは2006年頃から。
自宅を「雀荘うえだ」と称し、多くの麻雀仲間の声優と交流している。麻雀の腕は、卓を囲む人は「強い」と言うが、本人は「弱い」と称している。美少女麻雀漫画『咲-Saki-』のドラマCD・アニメで主人公の宮永咲を演じており、また同作品のインターネットラジオのパーソナリティも務めた。
代表作は『マリア様がみてる』(福沢祐巳役)、『Fate/stay night』(遠坂凛役)、『Ever17』(松永沙羅役)など。 - 小清水亜美(こしみずあみ)
- 植田佳奈と交流の深い人物の一人で「雀荘うえだ」の常連。
植田と同じく『咲-Saki-』のドラマCD・アニメでは、植田演じる宮永咲のライバル兼親友・原村和を演じている。
代表作は『明日のナージャ』(ナージャ・アップルフィールド役)、『スクールランブル』(塚本天満役)、『狼と香辛料』(ホロ役)、『スイートプリキュア♪』(北条響/キュアメロディ役)など。 - 小山剛志(こやまつよし)
- 「J-1グランプリ」の発案者。2007年秋に、念願の全自動卓を購入。上記の植田や小清水とも交流が深い。麻雀に同卓した人物によれば、下ネタトークを豪快に飛ばすらしい。「J-1グランプリ」のDVDにも度々規制音がみられる。麻雀の腕は確かな物で、他の愛好家に比べると頭一つ出ているといったところ。
代表作は『仮面ライダー龍騎』(仮面ライダーオーディンの声)、『うたわれるもの』(クロウ)など。
麻雀のルール
麻雀のルールを参照
麻雀牌
麻雀牌を参照
麻雀の役
麻雀の役一覧および麻雀のローカル役一覧を参照
関連動画・静画
ルールを覚えたい人向け
ニコニコ動画で実際に麻雀を打ちたい人
関連商品
左のものは任天堂製だけあってか、よく入門向けにお勧めされるもの。
とは言え、携帯ゲーム機だけでなくPCフリゲなどにも色々とあるので自分好みのものを探すのも大事である。
関連コミュニティ
関連項目
小説・漫画作品
ゲーム作品
- MJ
- 雀龍門
- 天鳳
- 麻雀格闘倶楽部
------------------------------「麻雀の 法則が 乱れる!」------------------------------ - 東方幻想麻雀
- 野性の闘牌 鰻
- 宇宙麻雀
- いただきじゃんがりあんR
- アイドル雀士スーチーパイ
- ジャンライン
- 桃色大戦ぱいろん
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E9%BA%BB%E9%9B%80


ページ番号: 199735
リビジョン番号: 1516108
読み:マージャン
初版作成日: 08/06/04 14:29 ◆ 最終更新日: 12/05/01 16:33
編集内容についての説明/コメント: まーじゃんの ほうそくが みだれる ! ⇒ 麻雀の 法則が 乱れる!
記事編集 / 編集履歴を閲覧 / Twitterで紹介






JASRAC許諾番号: 9011622001Y31015
ヘッダー:固定
ヘッダー:追従