黒本とは、かつてファミ通、JK・VOICEが製作したFFTの攻略本のことである。
その誤植の多さと、後述する攻略本としての体を成さない致命的な嘘情報により、
『黒本』と呼ばれ忌み嫌われている。
この記事は実際に読んだり騙された読者にしか伝わらない情報も多いので、ゲーム未経験、黒本未読者は下記リンクに飛んで頂きたい。
2018年5月19日の公式ニコニコ生放送において、スタッフが故意に嘘を入れた資料を攻略本発行元に渡していたことが判明した。
ファミ通を名指しして言ったわけではないが、当該生放送では黒本見ながらにFFTをプレイなおかつ「黒本の内容に間違いが多い理由」を聞かれた際の応答なので、ファミ通側に同資料が渡っていた事はほぼ確実と言っていいだろう。
以下で見られるように、例えばキャラクターの名称など極めて基本的な事柄を間違えるなど、資料の嘘に関係なくファミ通を褒められない部分もあるが、こういった被害を受けていた点は留意されたい。
ちなみに一応入れられた嘘はスタッフ曰く「検証すればすぐに分かるような内容」だったとのこと。
ナイトメアストーリー
少年少女は黒本を手に取り 胸に一つの希望を抱く
薄れ行く意識をその黒本に刻み
培った盗みの技術をその源氏シリーズにぶつける
疑惑は黒本より語られ後世に継がれる
今、その涙の物語を語ろう・・・
前書き
私はファミ通の攻略本を研究しているアラズラムと申す者・・・。
貴君は“黒本”をご存じかな?
かつてランベリー城に大挙して押し寄せ争われた源氏シリーズ争奪戦争は、
一冊の黒本、コレクター魂をくすぐる甘い誘惑によって幕が開いたとされている・・・。
この書物に翻弄された者ならば誰でも知っている青春の一ページだ。
今、我々は知っている。
目に見えるものだけが“真実”ではないことを。
ここに一冊の本がある。
当時、ゲーマーたちの棟梁として名高い名門ファミ通の攻略本だ。
しかし、かつて公開された“黒本”は、
源氏シリーズは「絶対に盗めない」という・・・。
いやいや、「小数点以下の確率で盗める」と言い、
ゲーマー達の秩序を乱した元凶そのものだとか・・・。
どちらが“真実”なのか?
おっと、その前に、貴君の“屈辱”と“後悔”を教えてくれないかな・・・?
人物に対する疑惑の記録
以下に挙げる文は同一の古文書(黒本)から解読された言葉であるが、内容に数々の矛盾、不備、誤植が散見されている。
その内容は確かに役立つ情報もあるが、単なる誤植から資料として致命的な編集不備もある。
これは単なる「コンフュ」程度の混乱とは思え無い程悪質な記述もある為、著者がルカヴィの放つ「喪失」に掛かった可能性が高いと思われる。
以下にその不備を指摘し、今後の研究の糧としたい。
メスドラーマ・エルムドアに関する記述
疑惑の多い“黒本”であるが群を抜いて疑惑の記述が多いのがエルムドア侯爵である。
“銀髪鬼”の異名を持ち異端審問官の資格を持つ彼が、何ゆえにこの様な疑惑に晒されなければならぬのか?
資料は公正でなければならぬ事を痛感させられる一例である。
- 村正はChapter4でエルムドアが装備している。ただし、盗むのは至難の業。(P125)
- 人物相関図にて、剣士アルガスと主従関係を結んでいる。これだけならば不審な点は無いが、問題なのは「エルムドア→アルガス」と言う矢印の向きが奇妙なのである。(P144)
同ページのラーグ公とダイスダーグ卿は「ラーグ←ダイスダーグ」の矢印で主従関係を表している。
エルムドア公爵直属の近衛騎士団の剣士アルガスに仕えるエルムドア公爵とはこれ如何に? - 人物相関図にて「エルムドア公爵 戦士」とある。(P178)
確かに“銀髪鬼”の異名を持つ歴戦の士であるが、これは人物相関図である。まるで意味が判らない・・・。
時期から察するに「戦死」と言う事だろうか・・・?
- 超レアアイテムの正宗は、ランベリー城場内に登場するエルムドアが装備している。
源氏シリーズの防具も、ここでしか見れない。
いずれも盗める確率は0パーセントと表示されるが、このゲームでは小数点以下を切り捨てているため、実際は小数点以下の確率で盗める。
気が遠くなるほど低い確率だがゼロではない。
十分にレベルを上げ、即死や、吸血を防ぐアイテム類を完璧に揃え、何度も何度も挑戦すれば盗むことが可能。
盾を壊す事ができれば回避率が下がる為、盗める確率が多少上がる。
スロウも効かないわけではない。ただし成功率は果てしなく低い。(P200) - 盗める確率はほとんどの場合において0パーセント。まず盗めない(初版P214)
- 正宗と源氏シリーズを装備するがいずれもエルムドア専用装備であるため、絶対に盗めない。(第二版P214)
- (敵忍者が)正宗を投げる確率はかなり低いが、エルムドアから盗むよりは、はるかに確率が高い。 (P237)
後世の研究により、公爵は自身の所持品に、入念な整備、メンテナンスを施していた事が確認されている。
容易く破壊、盗難に遭わない様、常日頃から管理を怠っていなかったのだ。
正に乱世に活躍した武人の鑑であろう事は想像に難くない。
なのにも関わらず、ずさんな資料により公爵の評価は不当に貶められているのが現状である。
ザルバッグ・ベオルブに関する記述
- 一般的に彼の名前はザルバッグと伝えられている。しかし“黒本”によればザルバックとも記述されている。
聖騎士の称号を持ち、五十年戦争にて数多の勝利をもたらした常勝無敗の将軍の名前を、間違えて、(一部では同一頁にて「ク」「グ」がある)記述すると言う失態がありえるのだろうか?(黒本全域) - そして将軍は「アークナイト」である。しかし「アークナイト」の項目には将軍の名前は無い。(P51)
- さらに、名誉毀損的な誤植なのだがザルバッグ将軍は「聖騎士」である。断じて「聖剣士」ではない。
人物相関図にある誤植なのだが剣士が騎士団を率いる事など無い。
執拗に名前、称号を間違えられるザルバッグ将軍の心中は察するに余りある。(P144、160、178、196) - 「また、ザルバッグの破壊魔剣は大ダメージと共にSpeedを3低下させる剣技だ」
ザルバッグ将軍を常勝無敗の将軍と言わしめる理由は奥義である破壊魔剣による所が大きい。
しかしザルバッグ将軍の破壊魔剣は身体能力は破壊しても肉体にダメージを与える技ではない。(P219) - また何故か奥義の一つであるスピードルーインにしか触れられていない。
誤解と共に他の奥義パワールーイン、マジックルーイン、マインドルーインは一切触れられていない。(P279)
奥義は奥義ゆえに滅多に見られるものではないが、これはあんまりではないかね?
イズルード・ティンジェルに関する記述
- イズルード氏との戦いに関する事柄にはジャンプを警戒する記述がある。(P186)
しかし、彼の項目に関する記述には「戦技」はあれど「ジャンプ」は無い。(P276)
これは複数の編集者が居る故に起こった悲劇であろうか。
地下の図書室でジャンプなどできるはずが無い、と無知なる常識で判断し誤解をした結果と思われる。
オヴェリア・アトカーシャに関する記述
- 偉大なる英雄王ディリータの妃であるオヴェリア王妃もその犠牲になっている。
当たり前の話であるが、王妃は「プリンセス」である。「クレリック」ではない。(P51)
確かに修道院での生活は長かったであろうが、預けられただけである。
その様な誤記があるから「王家に連なる者ではない」という憶測を生むのである。
風評被害も甚だしい。 - ザルバッグ将軍に関する記述でも触れた人物相関図であるが、王妃の名前は「オヴェリア」である。
断じて「オヴェリアン」という訳の判らない名前ではない。(P196)
一国の王妃の名前を間違えるなど死罪となっても文句は言えぬ大罪であろう。
ヴォルマルフ・ティンジェルに関する記述
- 神殿騎士団団長であるヴォルマルフ公の残された言葉がある。
「なぜ、ヴァルゴが反応するのだ?これはいい!あと百年は必用だと思ったぞ!!
まさか、貴様がそうだったとはな・・・!命を奪ったりはせん。さぁ、来るだ!!」 (P193)
別の資料(ゲーム)では「来るんだ!!」とある。
何をするだァーッ!!と言わざるを得ない。
勇猛果敢な神殿騎士の名誉を貶めるこの記録間違いを許すわけにはいかない。
アグリアス・オークスに関する記述
- 「聖剣技は、聖属性を持つ剣技で敵にダメージを与えるアビリティだ」(P76)
「聖剣技のうち、唯一聖属性を持たない無双稲妻突きこそが・・・」
そんなはずは無い。全ての剣技に属性は付加しない。
アグリアス女史に限らず剣技を扱う騎士、剣士は武器属性を利用し奥義を発動するのだ。
雨天マップが多いから無双稲妻突きを・・・などと嘯いてもらっては困る。 - 獅子戦争を題材にした講談、物語で抜群の知名度と人気を誇る女史であるが、巨蟹1日生/21歳と年齢詐称疑惑に晒されている。(P139)
実際の年齢は同じく21歳と記述があるメリアドール女史の3つ年上である。
女史がそんなつまらない事にこだわっていたとは思えず、異端者ラムザに従う事を疎んだグレバドス教会が仕掛けた陰湿な謀略ではないかと思われる。
ウィーグラフ・フォルズ
- 骸騎士団、骸旅団、神殿騎士団と所属を変えながらも活躍したウィーグラフ氏のデータが間違っている。(P276)
オーボンヌ修道院地下書庫地下1階での戦闘は無双稲妻突きも駆使してくる。
また北斗骨砕打の追加付加がストップとなっている。北斗骨砕打は一撃必殺の「戦闘不能」が付加される。
獅子戦争史上最もラムザ一行と敵対し、幾度も(プレイヤーを)絶望の淵に追い詰めた氏である。
データの不備など許されるはずが無い。平民出身である事が足を引っ張るのであろうか?
ラファ・ガルテナーハに関する記述
- 人物相関図にて「天冥士ラファ」との記述がある。(P136、178)
「天冥士」は兄であるマラーク氏の修めた秘術である。
ラファ女史は「天道士」である。
只でさえ酷い生い立ちの彼女に対するこの地味に陰湿な行いは編集者の心を疑うばかりである。
マラーク・ガルテナーハに関する記述
- マラーク公は2度ラムザ一行と剣を交えている。
故に「敵特殊ユニットデータ」に記述があっても良さそうなのだが、どこにもその記述は無い。(P276~279)
後に和解しラムザ一行に加わるので記述が無いのだろうか?
とすると、このデータは「敵専用特殊ユニットデータ」と記述するのが正しいと思えるのだが・・・。
メリアドール・ティンジェルに関する記述
- 「ディバインナイト」を英語で記述すると「Divine Knight」である。(P78)
決して「Divaine night」ではない。「a」はどこから来たのだ?
そして、いきなり「夜」と言われても対処しようが無い。
神殿騎士団を裏切った事に対するヴォルマルフ騎士団長の懲罰であろうか?
名誉を重んじる騎士の称号を辱めるとは、メリアドール女史も身を引き裂かれる思いであろう。 - 人物相関図にてイズルード氏との関係が「兄妹」とある。(P137)
女史は「弟の敵」を討ちにラムザ一行へ戦いを挑むのだが・・・。
ティンジェル家の家系図には他に兄弟姉妹が居るという資料はない。
歴史に埋もれた新事実がまだまだ眠っていると言う事なのだろう。 - 「武器を盗んでしまえば剛剣は使えなくなる」(P204)
弟イズルード氏の敵討ちに燃える女史は例え武器を失おうとも剛剣を放ってくる。
騎士の意地と復讐心の底力を侮ってはいけない。
まこと天晴れ、騎士の鑑である。 - マラーク公の項目にでも触れたが女史もラムザ一行と剣を交えている。が、やはり記述が無い。(P276~279)
やはりあのページは「敵専用特殊ユニットデータ」なのだろう、と考えたが、女史は「ディバインナイト」である。
しかし「ディバインナイト」は敵味方共に存在する。すると「敵専用特殊ユニットデータ」と言う項目名は当てはまらない。
正確には「ラムザ一行に加わる事の無い敵特殊ユニットデータ」という事だろうか?・・・長い。
クレティアン・ドロワに関する記述
- 人物相関図における神殿騎士団の構成員に名前が無い。(P196)
何か止むを得ない事情があったのだろうか?
最後の最後までヴォルマルフ公に忠節を誓った高位魔道士に対するこの仕打ちは如何なる事なのか? - マラーク氏、メリアドール女史にて触れた「敵特殊ユニットデータ」であるが、
「ソーサラー」と言う、他に類を見ないジョブに就いているクレティアン氏のデータが無い。(P276~279)
アカデミーを主席で卒業した高位魔道士の存在が上記を含めてことごとく無視されている事に乱世の厳しさが伺える。
バルク・フェンゾルに関する記述
- マラーク氏、メリアドール女史、クレティアン氏にて触れた「敵特殊ユニットデータ」であるが、
神殿騎士にして「機工士」であるバルク氏の記述も無い。(P276~279)
反貴族運動の活動家にして騎士団のブラックリストにも挙げられているにも関わらず、
記述が抹消されると言う事実に、「家畜に神はいないッ!!」と言う諺が頭をよぎる。
所で、こうなってくると、「ラムザ一行に加わる事の無い敵特殊ユニットデータ」と言うのも当てはまらない。
一体あのデータは何と呼べば良いのか・・・。
ベイオウーフ・カドモスに関する記述
- テンプルナイトを英語で記述すると「Temple Knight」である。決して「Temple night」ではない。(P79)
ライオネル聖印騎士団長の座から、司祭ブレモンダの計略により異端者として追われる事になるが、
聖騎士の称号、名誉も剥奪される所か辱められた。嫉妬に狂った権力者ほど醜く、そして恐ろしい物は無い。
「恋は盲目」とは良く言ったものである。
オーラン・デュライに関する記述
- 英雄王ディリータは南天騎士団最高の軍師であるオーラン公を何としても自陣営に留め置きたかったのか養子にまで迎えている。(P196)
実父と、1人目の養父雷神シド、2人目の養父英雄王ディリータを持った公は、その家庭環境並みに複雑で波乱に満ちた人生を歩む事になろうとは、如何に南天騎士団最高の切れ者と言えど、この時点では知る由も無かった。
ディリータ・ハイラルに関する記述
- 黒本の魔手は英雄王にも容赦はしない。
ディリータ王が即位する前は「ホーリーナイト」としてその武勇を奮っていた。
決して「アークナイト」ではない。(P51)
他と比べそれ程悪辣な間違いではない為、見逃しがちであるが、平民から王にまで上り詰めた古事に習い、
人間皆(誤植も)平等と言う事を黒本の編集者は言いたいのであろう。 - 平民出自の王は立身出世の過程で『黒羊騎士団』副官から団長へと出世を果たしている。
断じて『国羊騎士団』ではない。(P203)
苦心してゴルターナ公陣営に潜入し信頼を得たのに、つまらないミスで不審に思われたりしたら計画が台無しである。
この様なミスで歴史に埋もれる事があってはならない。
ラムザ・ベオルブに関する記述
武器・防具・アクセサリ・アイテムに対する疑惑の記録
刀に関する記述(P257)
- 侍の操る刀「菊一文字」の解説に「侍の引き出すの攻撃アビリティは敵限定」とある。
この記述は間違っていない。確かに攻撃アビリティは敵限定なのだ。
問題なのは、わざわざ「菊一文字」の項目で挙げるべき事なのだろうか?
「刀」を説明する枠外で十分ではないだろうか?他に特筆すべき点は無かったのだろうか? - 侍の奥義「引き出す」は刀に込められた力を操る事が出来るが、
刀の破壊を常に考慮しなければならないリスクの高い奥義である。
そんな中、破壊してもお手ごろの値段で扱いやすい「阿修羅」と言う刀があるのだが・・・・・・無い。
アクションアビリティの項目にある「阿修羅」は一体何から引き出すのだろうか?…仏像だろうか?
忍者刀に関する記述(P256)
- 忍者刀一覧に「佐助の剣」がある。「刀」ではない。「剣」である。
伝説の忍者の名を冠した「刀」を「剣」と簡単に間違える辺りに根強い人種差別が伺える。
所詮は密偵、草の者、と言う事なのだろう。乱世は厳しいのだ。
弓に関する記述(P259)
- 氷の弓に関して「冷気に弱いボム系の敵に効く」とある。
しかしモンスターデータ(P268)にはボムの属性に対する特性として「吸収:炎、無効:地、半減:冷、弱点:水」とある。
ボムは水に弱いのである。
ルカヴィの野望を砕くため活動するラムザ一行に対する、時間稼ぎであろうか?
アクションアビリティに対する疑惑の記録
召喚魔法に関する記述
- 黒本には所々挿絵があり、召喚士の使役する幻獣が躍動感溢れる姿で描かれている。
その中で一際異彩を放つオーディンが紙面中央に鎮座する。(P99)
脇を固めるバハムート、タイタンの様な屈強な幻獣に対するアクセントとして、
その可愛らしい姿は見る者の心を癒す。
その無垢な瞳、額の真っ赤なルビー、幼さを残す手足。どれをとっても…妙である。
オーディンは8本足の馬スレイプニルを駆り斬鉄剣を振るうハズ。
しかし紙面のオーディンは馬どころか剣も無い。こんな弱々しく頼りないオーディンは史上類を見ない。
まさか歴史的発見なのか?…そんな事はあるまい。
なぜなら、もう一冊の黒本(第二版)にはカーバンクルと記載されているのだ。
…もっと他にやるべき事があるだろう、と強い憤りを感じるのは私だけではあるまい。
引き出すに関する記述(P93)
- 侍の奥義に刀に込められた力を自在に引き出す技がある。
引き出す刀により効果は千差万別なのだが不可解な点がある。「正宗」と「清盛」である。
効果について正宗は「リジェネ又はヘイストをかける」。清盛は「プロテス又はシェルをかける」とある。
…侍の奥義を侮っているのだろうか?これらの魔法は必ず同時に掛かる。間違えないで頂きたい。
拳術に関する記述(P90)
- モンクの繰り出す必殺の「秘孔拳」。
「敵にダメージを与える。死の宣告を付加することもある。」
相手に死の瞬間まで苦痛を与えず葬り去るのが秘孔拳の真髄であり、お前はもう死んでいるのである。
肉体にダメージを与える技では無い事をココに明記する。
黒魔法に関する記述(P90~91)
- 黒魔法のファイジャ、ブリザジャ、サンダジャに「リ算」とあるが、これら魔法は、いくら時間を操っても、計算力を駆使しても、跳ね返したり、計算して即時発動できる代物ではない。
黒魔法基本3大属性魔法奥義ジャ魔法は、時魔道士、算術士の小細工など一切受け付けないのだ。
ジョブに対する疑惑の記録
時魔道士に関する記述(P61)
- 「弓使いのチャージやソルジャーのリミットなど、膨大な時間がかかるアビリティには必ずペアでセットしたい」
ショートチャージは確かに戦略上有効な手段ではあるが、弓使いのチャージには効力が無い。
チャージ+20の様な、並みの者では敵に掠らせる事すら不可能な現実を前に自分を見失ったのであろうか?
マップに関する記述
ネルベスカ神殿(P224)
ココには伝説の騎士剣「ラグナロク」を模した剣、「ナグラロク」が眠っている。
しかし、その「ナグラロク」の在りかを示す記述に「ラグナロク」と記述してある。
さらに、通常の「ジャベリン」と「エスカッション」とは比較にならない性能を有する同名の槍と盾が眠っているが、
その記述が無い。レアアイテムの欄は「―」と虚しく線が引いてある。
・・・大丈夫であろうか?やはりルカヴィの「喪失」に惑わされていると思われる。
使ってみれば一目瞭然である「ナグラロク」を「ラグナロク」と間違え、
「ジャベリン」と「エスカッション」至っては真の性能に気付いていない。
発掘した剣を誰かに自慢したり、槍や盾を名前に騙され捨てたりしていないだろうか?
この編集者は普段から紛い物を掴まされていないだろうか?物を見る目が無いのだろうか?
儲け話で「エクスカリパー」を「エクスカリバー」と間違えていないか心配である。
後書き
ーーー その後“黒本”を見た者はいない・・・。
後にゲーマー達は、こう述懐している・・・。
人間は何に幸福を見出すのだろうか?
何のために今をいきるのだろうか?
そして何を残せるのだろうか?
ただ、わかることはーーー
“黒本”こそが真の悪魔であった・・・。
後日、ゲーマー達は自分が見聞きした出来事を悠久の歳月をかけてまとめあげた・・・。
中でも研究サイト“ICE DROP”は真実を導き出す事に成功し、
クレメンス公会議の場で公開されるが真相の暴露を恐れたファミ通は、
ゲーマー達の怨嗟の声を黙殺した。
その後、忘れさられた“黒本”はーーー
十数年を経てニコニコ動画にて脚光を浴びることになる・・・。
我々は真実を知ることができた・・・。
今こそ若かりし頃の我々の辛酸苦痛を回復しよう・・・。
かつての我々の生きざまを若い世代に伝えるためにも・・・。
黒本の帯の見出し
恐怖が快楽に、緊張が興奮にシフトする!!
FFT最高(サイコー)のバイブル(聖典)
JK・VOICEとその仲間たちが調べ、プレイしつくし、遂に完成!
超充実の304ページ、君のその手で暴いて欲しい!
「とことん調べつくした」システム分析編
「こんな便利な組み合わせがあったとは!」ジョブ考察編
「あなたのなぜ?どうして?がすべて解決」バトル攻略編
「まだ知られていない真実の物語と隠されたエピソードが満載」シナリオ解明編
「データに秘められていた『FFT』の本質」データ解析編
関連項目
- FFT
- ファイナルファンタジータクティクス大全
- 大丈夫?ファミ痛の攻略本だよ?
- ICE DROP(攻略サイト:エルムドアに対する盗みの詳しい考察他、色々あります。)
- 40
- 0pt