黒薔薇の魔女とは、
- ネット上のユーザーネームなどとして時々見かける。黒薔薇+魔女という組み合わせ。意味は知らない。
ちなみに黒薔薇の花言葉は「恨み」、「憎しみ」、「貴方は私のもの」。
……とりあえず、あまりポジティブな意味ではないようである。 - アニメ「遊☆戯☆王ファイブディーズ」の登場人物、十六夜アキの異名。読みは「くろばらのまじょ」。
→「十六夜アキ」を参照。 - 2.と同じく、遊戯王5D'sに登場するカード。読みは「ブラック・ローズ・ウィッチ」。遊戯王OCGにも登場している。
本項で解説。
概要
アニメ5D'sで十六夜アキが使用するレベル4、魔法使い族のチューナーモンスター。召喚に成功したときにカードをドローし、モンスター以外のカードであった場合、自身を破壊する効果を持つ。
初登場はVSミスティ戦(2回目)。
「サッド・ストーリー ~悲しみの記憶~」、「サッド・ストーリー ~揺るがない真実~」、「サッド・ストーリー ~忌むべき日~」でドローフェイズのドローを封じられている状況で召喚、「薔薇の妖精」をドローし、特殊召喚された「薔薇の妖精」と共に「ブラック・ローズ・ドラゴン」のシンクロ素材となった。
VS牛尾戦では「ダーク・ヴァージャー」をドロー。牛尾の「ヘル・バリケード」の効果を受けたが、直後に「Sp-サモン・スピーダー」で「ダーク・ヴァージャー」を特殊召喚し、そのまま「スプレンディッド・ローズ」のシンクロ素材となった。
VSアンドレ戦では「薔薇の妖精」をドローし、やはり「ブラック・ローズ・ドラゴン」のシンクロ素材となった。
このとき、このカードが「薔薇の妖精」を特殊召喚しているような演出があったが、特殊召喚は「薔薇の妖精」の効果であり、このカードにはそのような効果はない。
余談だが、漫画5D'sでは「ローズ・ウィッチ」なるカードも存在する。カード名(の読み)はこのカードから「ブラック」をとっただけだが、見た目はあまり似ておらず、種族・属性も違う。
無理やり類似点を探すなら、こちらはチューナー、向こうはアドバンス召喚のリリース2体分とする効果(OCGでは植物族に限定)を持っており、ほかのモンスターの召喚の補助をする、というところくらいか。
OCG版
「ABSOLUTE POWERFORCE」(2009年11月14日発売)でOCGに登場。
チューナー(効果モンスター)
※「ABSOLUTE POWERFORCE」収録のカード(ABPF-JP012)による
星4/闇属性/魔法使い族/ATK 1700/DEF 1200
このカードは特殊召喚できない。
自分フィールド上にカードが存在しない場合にこのカードが召喚に成功した時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
この効果でドローしたカードをお互いに確認し、モンスターカード以外だった場合、
ドローしたカードを墓地へ送りこのカードを破壊する。
特殊召喚を不可能とする効果が追加され、ドロー効果はフィールドにカードが存在しない場合に限定、ドローでモンスター以外を引いた場合はドローしたカードも墓地に送るようになった。
貴重な闇属性レベル4チューナー。「ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン」のシンクロ素材にちょうどいい。
しかし、特殊召喚が不可能であることから、展開しにくい。また、ドロー効果も自壊の可能性を孕んでいるので、安定性がない。効果の使用はあきらめて、フィールド上にほかのカードがあるときに召喚すると良い。
「ゾンビキャリア」などでデッキの一番上がモンスターであることが確実なときなどを狙って効果を発動するのもいい。「ゾンビキャリア」と同様の効果を持つ非チューナーである「エッジインプ・シザー」と合わせて使用した後にレベル7シンクロを行うという手もある。
また、そもそもデッキにモンスターしか入っていない場合などは確実に1枚ドローできる。そのようなデッキの場合はこのカードを採用したい。チューナーのなかでは比較的攻撃力が高いほうなので「イージー・チューニング」を採用したい場合に合わせて使用するのもいい。
「機皇」デッキでは、成功すれば手札を増やせ、失敗して破壊されても機皇帝の召喚条件を満たせる。機皇兵とあわせてレベル8のシンクロモンスターのシンクロ召喚を狙うことも可能。
アニメではルビが「ブラック・ローズ・ウィッチ」となっている。OCGでは「・」がなくなっている。
また、イラストの背景もアニメ版はOCGに比べて暗めの青に近い色であった。
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関連項目
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