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黒鋼のストライバーとは、「這いよれ!ニャル子さん」に登場する特撮番組であり、その挿入歌のタイトルでもある。
概要
アニメ『這いよれ!ニャル子さん』の劇中劇で、日曜の早朝に放送している特撮ヒーロー番組。放送されている時間帯から子供向け番組と思われるが、フィギュア付きBlu-ray Boxが発売されるなど人気はかなり高い模様。
ちなみに原作では深夜に放送されているアニメ作品であり、ニャル子が見つけたのもBlu-rayではなくDVDである。
黄色いラインが走る黒いボディに真っ赤な目、白いマフラーなびかせて腰には変身ベルト（らしきもの）と、どこかで見たようなデザインである。また武器として名状しがたいレーザーブレードのようなものを装備している。
ストライバーの声及び劇中ナレーションを担当するてらそままさきは、特撮作品では『仮面ライダーBLACK』のシャドームーンや『ブルースワット』のゴールドプラチナム、『仮面ライダー電王』のキンタロスの声などを担当している。
アニメ登場シーン
1話：3:08～の日曜放送の特撮タイムと、7:19～のニャル子がブルーレイBOXを手にしているシーン
2話：登場なし
3話：「黒鋼のストライバーの新シリーズ、『トラペゾヘドロンは砕けない』の先行放送が～」「まさか前シリーズとダブル主演だなんて～」という会話中
4話：お昼休みのシーンでクー子が読んでいる「少年ブラッド10月号」の裏表紙
スペシャルネクロノミコンDVD収録の短編「やさしい敵の仕留め方」：冒頭のアバンタイトル部分（30秒）
楽曲
挿入歌「黒鋼のストライバー」
歌：後ろから這いより隊B（喜多村英梨&羽多野渉）
作詞：藤林聖子
作曲：岡部啓一（MONACA）
編曲：長谷喬夫・岡部啓一（MONACA）
2012年5月23日に発売された『這いよれ!ニャル子さん』オープニングテーマ「太陽曰く燃えよカオス」のカップリング曲として収録。
備考
作詞は数多くの特撮ドラマの作詞を担当している予言者こと藤林聖子が担当している。
元ネタなど
「黒鋼のストライバー」の由来について
ブルーレイボックスのタイトルでは、「黒鋼のストライバー」のみ、アニメでの名乗りでは「黒鋼のストライバー スターヴァンパイアクルセイダーズ」と名乗っている。
ストライバー（Striver）は奴隷のように働く人、戦う人の意味
「黒鋼のストライバー」シリーズ副題の由来について
本編3話で既に「スターヴァンパイアクルセイダーズ」編が終了し、新シリーズ「トラペゾヘドロンは砕けない」編では前作の主人公とのダブル主演という事が判明。スターヴァンパイアクルセイダーズという名称は副題であった様子。
「スターヴァンパイアクルセイダーズ」編
スターヴァンパイア（Star Vampire）は「妖蛆の秘密（ロバート・ブロック著）」に登場する神話的存在。不透明な体を持ち、吸血をすると触手を持つ球体の姿を現すという。
クルセイダーとは、十字軍の意味で、「妖蛆の秘密」の作中にも同じタイトルの本「妖蛆の秘密」が登場し、作中の著者「ルドウィク・プリン」が「自分は天文学的年齢であり、第九次十字軍 の唯一の生き残りである」と自称していたことからかと思われる。
※若しくは単に、「ジョジョの奇妙な冒険 第３部 スターダストクルセイダース」のパロディ。
「トラペゾヘドロンは砕けない」編
トラペゾヘドロンとは偏四角多面体の意味で、ラブクラフト著「闇をさまようもの」に「輝くトラペゾヘドロン」として登場する架空の物質。輝く黒い多面体であり、それを見つめる事で闇をさまようもの（ニャルラトホテプ）を召還することができると言われている。
「～は砕けない」は、「ジョジョの奇妙な冒険 第４部 ダイヤモンドは砕けない」のパロディと思われる。
関連動画
関連項目
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