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とは、旧字体である。動物についてはの記事を参照。ここでは漢字について説明する。

漢字として

Unicode
U+4E80
JIS X 0213
1-21-21
部首
画数
9画
音読み(常用)
訓読み(常用)
かめ
Unicode
U+9F9C
JIS X 0213
1-83-93
部首
龜部
画数
16画
意味
  1. カメ甲、久しい、寝取られた人を罵倒する[1]
  2. 兹というで使う
  3. (皸・釁と通じて)ひびわれ、あかぎ
説文解字・巻十三下〕には「なり。外、内なる者なり」とある。旧なりとあるのは、古くからは長寿で知られていたことと、旧、の音が似ていることによる。
長寿とその形状から視されたようで、〔爾雅・釈〕に十として、攝、宝、文、筮、山、沢、火が挙げられている。
カメの全体を横から見た形。〔説文〕に「(したが)ふ。龜頭と頭と同じなり。地の性、雄なり。龜の類、を以って雄と爲す。足甲尾の形にる」とある。字の上部は)と同じで、それはカメには雌しかおらずヘビを雄としているからだとある。当時そのように信じられていたようである。
音訓
音読みは1.の場合、キ、2.の場合、キュウ、3.の場合、キン訓読みは、かめ
名のりに、あや・すすむ・ひさ・ひさし、などがある。
規格・区分
常用漢字である。1951年に人名用漢字に採用され、2010年常用漢字に採用された(人名用漢字表からは削除)。JIS X 0213第一準。
甲・手・ 足・ 頭・ 趺・

異体字

  • 龜は旧字体JIS X 0213第二準。
  • 𠁴は、〔説文〕に「古文龜」とある異体字。
  • 𠃾は、〔康煕字典〕に〔玉篇〕を引いて「古文龜字」とある異体字。
  • 𤕣は、〔集韻〕に「龜:古、𤕣に作る」とある異体字。
  • 𧑴は、〔康煕字典〕に〔字彙補〕を引いて「ち龜字。戚伯著碑に見ゆ」とある異体字。
  • 𪚦は、〔康煕字典〕に「〔龕〕龜に同じ」とある異体字。
  • 𪚧は、〔字彙補〕に「音義、龜と同じ」、〔康煕字典〕に〔捜〕を引いて「龜に同じ」とある異体字。
  • 𪚨は、〔字彙補〕に「龜に同じ」とある異体字。
  • 𪚺は、〔字彙〕に「俗字」とある。龜兹(兹)を𪚺兹と書く。兹はの名。このの場合、を丘と同じ音で読む。
  • 𪚿は、〔字彙補〕に「𪚧に同じ」、〔康煕字典〕に〔捜〕を引いて「龜に同じ」とある異体字。
  • 簡体字は龟。

互換文字

  • 龜・龜・⿔は、Unicodeで龜と互換な文字である。
  • 龜・龜は、龜に包摂される字体である。
  • ⿔は、部首としての龜を表す文字である。
𠁴
Unicode
U+20074
部首
丨部
画数
12画
𠃾
Unicode
U+200FE
部首
画数
11画
𤕣
Unicode
U+24563
部首
画数
12画
𧑴
Unicode
U+27474
部首
画数
18画
𪚦
Unicode
U+2A6A6
部首
一部
画数
18画
𪚧
Unicode
U+2A6A7
部首
丿部
画数
17画
𪚨
Unicode
U+2A6A8
部首
画数
18画
𪚺
Unicode
U+2A6BA
部首
龜部
画数
21画
𪚿
Unicode
U+2A6BF
部首
龜部
画数
23画
Unicode
U+2FD4
Unicode
U+F907
部首
龜部
画数
16画
Unicode
U+F908
部首
龜部
画数
18画

脚注

  1. *これは唐代の楽戸(音楽の芸で官庁に仕える賤民)が頭で、妻女を売春させていたことと、の頭がであることから。

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1 ななしのよっしん
2012/08/02(木) 21:50:14 ID: PYQDDw/ruL
昔の人は普通に書けたんだろうか
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2 ななしのよっしん
2012/08/02(木) 22:00:17 ID: Zwv398mQGg
とかもかけてたよ
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3 ななしのよっしん
2020/09/06(日) 11:39:01 ID: hPSZd6E/ga
この漢字自体はカメじゃくてイナゴの意で使われてるとか
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