カッとは、オノマトペの一種である。
概要
擬音語としての「カッ」は、小さく何かをぶつけた時等を表す音。特に木製のものや石等、それなりに硬いもの同士をぶつけた時。
類語:ガッ、ゴッ、ゴン、ドカッ等
擬態語としての「カッ」は、ものが放たれる時、とりわけ光や気迫・気合い等と言った、形の無い・一瞬で放射状に広がる(イメージの)ものに使われると思われる。
類語:パッ、ブワッ等
副詞としての「カッ」は、正しくは「かっと」であり、国語事典を見る限りでは大きく3つの意味を持つ。
- 一つは、太陽が急に激しく照りつけたり、火が急に燃え上がったりするとき。
- 一つは、目や口等を大きく見開くとき。類語:グワッ(「巨人の星」より)、パッ等
- 一つは、怒りで急に頭に血が上りのぼせた状態を指す。この状態を指して、「かっとなる」という。
有名なカッ
- ゲーム『太鼓の達人』シリーズ…太鼓の端をバチで鳴らす際の音。 ↔ ドン
- 漫画『とっても!ラッキーマン』…登場キャラクター天才マンの使う必殺技。 類:ピカッ
- ゲーム『ペルソナ3』『ペルソナ4』…カットイン時に表示される擬態語。→カットイン(ペルソナ)
その他のカッ
金子一義国土交通大臣が衆院予算委質疑で民主党無所属クラブ所属議員菅直人への質疑の返答の際に小さなお子様にも分かるように懇切丁寧に返答をした際の語尾である。
あまりに歯切れ良く何度も使われるので笑いがこみ上げてくる魔法の言葉である。またその他の議員によって国会はゴールデンタイムに流しても視聴に耐えうる上質のコメディであることが2009年2月4日に証明された。
またその他にも「誤認識されているのか?」等の名言も金子一義によって発せられた。
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関連項目
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