雨ニモ負ケル 草ニモ負ケル
雪ニモ 夏ノソーラービームニモ負ケル不便ナ身体ヲ持チ
慾ハナク決シテ瞋レズ
イツモシズカニ弱ッテヰル
一作一体ノポケモント
タイプト少シノ技ヲ奪ワレ
アラユルコトデ
ジブンガ頑丈ニナレズニ
ヨクミキキシテモラッテ
ソシテツカッテモラエズ
山ノ渓谷ノ崖ノ陰ノ
小サナ石瓦ノ小屋ニマルクナリ
東ニ病気ノイワークアレバ
行ッテメタルコートヲヤリ
西ニ疲レタサイドンアレバ
行ッテソノ身体ニプロテクターヲ負ヒ
南ニ死ニソウナウソッキーアレバ
行ッテウッドハンマーヲヤルトイヒ
北ニケンカヤソショウヲスルボスゴドラアレバ
メタルバーストクレテヤルトイヒ
ヒデリノトキハ草ニナガサレ
サムサノナツハ吹雪デウゴケズ
ミンナニデクノボウトヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
ゴローニャ(´;ω;`)カワイソスとは、ポケットモンスターにおける岩団子ゴローニャの不遇さ、不憫さに涙する者の言葉である・・・
第1世代(赤緑青黄時代)のゴローニャ
自力で地震、大爆発を覚える貴重な存在であり、サイドン(笑)やイワーク(大爆笑)との格の違いを見せつけていた。また、当時は目覚めるパワーなんてものは無かったためサンダース、マルマインキラーとしては大変優秀だったり、ダグトリオと違い破壊光線を止められる点が好評だった。
しかし岩地面という組み合わせは非情にも水(と草)が4倍であったため、当時から耐久には不遇な面が見られていた。また、壊れ技であった吹雪も2倍のため、肩身は狭かった。・・・一応スターミーなどの吹雪を耐えて大爆発で奇襲という荒技も可能ではあったのだが・・・というより当時は急所率のこともあり、破壊光線が止められるといってもやはり素早いダグトリオの方が好まれていたフシがある。
余談だが通信進化ポケモン(ゴローニャの他にはゲンガー、フーディン、カイリキー)の中で唯一ジムリーダー四天王に使われていないポケモンだった。(無論一般トレーナーにも使い手はいない)つまり通信環境が無ければプレーヤーはゴローニャの姿を見ることなくゲームを終えることとなる。
まさにゴローニャ(´;ω;`)カワイソス
第2世代(金銀水晶時代)のゴローニャ
ジョウト地方前半のジムリーダーの弱点の技や抵抗を持っておりストーリークリアのお供に大人気!・・・が、対戦では相変わらず弱点の多さと水、草4倍がネックとなり影に埋もれていた。
さらに新タイプの登場により、岩タイプは第1世代でも水・草・格闘・地面と4つあった弱点が鋼の追加で5つに増え、草タイプ並に多くなってしまった。そしてイワークは鋼タイプに魂を売った。
第3世代(ゲームボーイアドバンス時代)のゴローニャ
ここでも多くのジムリーダーのポケモンの抵抗や弱点の技を持っていて、さらに強力な技を低レベルで覚えると言う貴重な存在だった。・・・が、対戦では(ry。まぁこの時期の公式大会はグラードン・カイオーガが解禁というトンデモルールだったので仕方ないといえば仕方ないのだが・・・
この時期から新たに特性というものが追加された。ゴローニャが得た特性は一撃必殺が無効となる「がんじょう」と反動ダメージを受けなくなる「いしあたま」。前者はともかく後者はゴローニャが覚えられる反動ダメージ技が捨て身タックルしかない(しかも同じ等倍ダメージに撃った場合は一致地震以下の威力)ため微妙であった。まぁ一応飛行タイプにも当たる高威力ノーマル技と見れないこともないが・・・
しかし新たにダブルバトルというものが誕生し、(味方も巻き込んでしまうが)相手2体に当たる地震をタイプ一致で使えるゴローニャ。遂に始まった!・・・らよかったのだがダブルでの岩地面タイプは特性の関係上サイドンにお株を奪われがちだった・・・(サイドンの特性は「いしあたま」と「ひらいしん」。特に後者の特性は「電気タイプの技を自分に集める」という効果で、ギャラドスをはじめとする水タイプのお供に大人気)
これを皮切りに、次作に渡りサイドンに苦しめられることとなるとは・・・この時はまだ誰も気がつかなかった・・・
第4世代(ニンテンドーDS時代)のゴローニャ
多くのジムリーダー戦で活躍できるのでとても(ry。念願の高威力岩タイプ技、ストーンエッジを手に入れ遂にゴローニャの逆襲が始まるものかと誰もが疑わなかった・・・が、現実は予想以上にゴローニャに過酷であった。
まず一つ目に「くさむすび」の出現。これは「相手が重いほど威力が高くなる」という草タイプの技で、当然ゴローニャは4倍。自身の重さも300.0kgもあるため威力も120。タイプ不一致であっても威力480の技となってしまう。防御面では定評のあるゴローニャではあるが草結びは特殊依存の技。その自慢の防御力を活かせぬまま散ってしまう僕らのゴローニャ・・・しかも技マシンで覚えさせる事が可能なため、電気タイプや炎タイプを中心に大人気。(ガチパでは重量級のポケモンが多いため)それまでカモだったピカチュウにすらカモられるように・・・
二つ目にそれまでライバル関係にあったサイドンがここにきてまさかの進化。特防と素早さ以外全てゴローニャ以上のステータスを持つドサイドンの登場によりますます対戦では影に埋もれることになってしまった。明確に差別化できればまだ救いがあったのだがよりによってドサイドンと(実戦的な意味で)差別化できる点は「 大 爆 発 」このことが一層ゴローニャの不憫さを増すことになった・・・
やがてイバンの実というピンチ時に優先的に行動できるアイテムのおかげで散り際に大爆発を打てたり、プラチナ発売により「ふいうち」を習得したりとドサイドンと差別化できる点は増えつつある。ゴローニャハジマタ?
余談だが、四天王キクノの手持ちとして登場したことでこの世代になってやっと初めて四天王・チャンピオンの手持ちポケモンに加えられた。ただ、他の初代通信進化組(ゲンガー、カイリキー、フーディン)は全て初代に登場しているのは内緒。
しかし波乗りを使えばある程度レベル差があっても簡単に撃沈可能なので、キクノの他の使用ポケモンであるヌオーやカバルドンの方がはるかに印象に残りやすい。しかもキクノの切り札はあの因縁のドサイドン・・・ゴローニャ(´;ω;`)カワイソス
第5世代(ブラック・ホワイト)のゴローニャ
ズバット、メノクラゲらと共に皆勤賞ならずゴローニャ(´;ω;`)カワイソス。しかしがんじょう強化で始まりすぎておりついに因縁のドサイドンと肩を並べるまでに達した。ゴローニャ(`・ω・´)カッコヨス!・・・いしあたま?もろはのずつきは遺伝技にありませんけど何か?
現状では持ち技である大爆発の弱体化とイバン没収という手痛い扱いを受けているが、さらにそれを上回る冷遇を受けているポケモンの存在や、がんじょうの強化が余りにも良救済だったせいでそこまで気にするトレーナーはいないようだ。
・第6世代(X・Y)のゴローニャ
まず目を見張るのは攻撃種族値が110から120に上昇したことである。特性がんじょうと相性のいいじゃくてんほけんが登場し、弱点攻撃を物理特殊問わず耐えてからロックカットすることでドサイドンにはできないことができるようになった。まさにカッコヨス。だが…、
まさにゴローニャ(´;ω;`)カワイソス
ポケットモンスターSPECIALのゴローニャ
第37話(第3巻に収録)、VSゴローニャでサカキが使用。タイトルを飾るとかゴローニャ(`・ω・´)カッコヨス!
ちなみに対戦相手はレッドのカビゴン。
レッド「くだけろ!”ずつき”!!」 「石頭くらべならこっちに分がある!」
タイプを考慮するととてもカビゴンに分があるとは思えないが・・・という心配を他所に本当に競り負けてくだけてしまったゴローニャ。後に第三世代で特性「いしあたま」を与えられた事を考えるとなんとも皮肉である。しかしこのゴローニャに直後サカキから衝撃の一言が・・・
サカキ「フフ・・・くだけてけっこう!」 「ゴローニャの仕事はくだけることだからな」
くだけることだからな
くだけることだからな
くだけることだからな
くだけることだからな
くだけることだからな
この試合でサカキが使ったポケモンがパルシェン、ゴローニャ、スピアーの三匹。自爆技での自滅だが唯一の瀕死ポケモンとなってしまった・・・が悪夢はこれだけではなかった・・・
ニドキングの地震でジム倒壊後のサカキの台詞
サカキ「今までスピアー、パルシェンなど専門外の連中を使ってきたが、」
その専門外の連中と一緒にされるゴローニャっていったい・・・(´・ω・`)
サカキ「フフ、どうやらベストメンバーでのぞまねばならんらしい。」
・・・え?ゴローニャ地面タイプなのにベストメンバーから外れてるの・・・?しかもそのベストメンバーはダグトリオ、サイドン、サイホーン、ニドクイン、ニドキング。マチスにエレブーとかキョウにゴルバット持たせてるのにそこはゲーム準拠になるのかよ!!!というかサイドンは仕方ないとしてもゴローニャをベストメンバーから外してまでサイホーンを入れるとは・・・サカキは幼少の頃イシツブテの系統に何かトラウマでも抱えているのか・・・?それとも極度のサイホーン系統愛好家なのだろうか・・・?何にせよゴローニャ(´;ω;`)カワイソス
サンドパン「まぁ全く触れられなかった俺よりかはマシだけどな」
ガラガラ「俺もハブられてるけどポケモンタワーの一件があるからコイツにつくのは嫌だ」
イワーク「俺タケシさんの相棒だし」
更においうちをかけると、第2章において専門外であるスピアーがサカキが格別思い入れしている一匹であることが判明した上、ベストメンバーであるニドクインのパワーを持ってしても敗れなかったドラゴンポケモン三体によるあわバリアを一撃粉砕するの活躍を見せている。
じゃあパルシェンと比較すればというと、そもそも第1章のサカキ初登場話で、野生のブーバーニ体を氷漬けに下挙句粉々に砕くという残虐ファイトを繰り広げ、ロケット団首領サカキを演出する出番があった。
第2章ではイエローの手持ちとしてそれなりの活躍を見せる。・・・しかし活躍したのはどちらかというとゴローンの方でありゴローニャは最終決戦直前に通信ケーブルを介さない謎進化を遂げたくらいだが・・・この謎進化についてはカツラも最後まで首をかしげていた。
その後はイエローの手持ちメンバーの一員となっている…はずなのだが、第3章終盤にてそだてやがロケット団に襲撃された時、イエローは自身の手持ちで応戦するのだがなぜかそこにゴローニャの姿がない。
一応第3章終わりの図鑑所有者メンバーの手持ち詳細コラムではちゃんとイエローの手持ちに入っている。この時LV39。
その後約2年の月日が流れ第5章。
シルバー&イエローVSサキ&オウカ戦にて、オウカがスカウターブラックポケデックスを使用しイエローの手持ちポケモンの強さを数値化したところ、ゴローニャは39と、第3章終了時のLVと同じ数値が表示された。
仮にこの数値をLVと仮定した場合、ゴローニャはこの2年間まったくLVアップしてないということになる。(とは言ってもゴローニャだけ故意に育ててないということはなく、ほかの手持ちもゴローニャと同じくLVアップしてない。さらに言えばそもそもイエロー自身バトルを好まない性格なため、仕方ないと言えば仕方ないのだが)
そして同章の最終回、前述してある「サカキ=極度のサイホーン系統愛好家」説がかなり濃厚になる事態が発生した。
その事態は、サカキが記した「大地の奥義」にて、「サイドンに新たな進化の可能性がある」と記述されていることが判明したというものだった。
・・・なんかもう色々とゴローニャ(´;ω;`)カワイソス
また、第6章のエメラルドVSダツラ戦ではダツラの手持ちとして登場。
無傷だったカイロスをいわなだれで1発KOにし、後続の手負い状態のマッスグマも倒すという活躍を見せたが、ジュカインのリーフブレードによりあっさり倒れてしまった。
この勝負の後ダツラは、「ゴローニャのだいばくはつを早めに使っていればよかったんだろうか?」と発言してる。
どうやらファクトリーヘッドもゴローニャのだいばくはつは戦術の1つとして考えているようだ。ゴローニャ(´;ω;`)カワイソス
このような事もあり、誰もがこれ以上ゴローニャの活躍を望めないという絶望に暮れていた。
しかし同章最終局面、そこには我を失い暴走しているファクトリーのレンタルポケモン相手に背中を向けずにイエローを守るという、トレーナーへの忠誠心を見せているゴローニャの姿があった・・・。
アニメでのゴローニャ
アニメでは36話において暴走族の手持ちとして初登場。苦手なはずであるフシギダネのつるのムチを受けてもびくともしない頑丈さを見せるが、直後に
というツッコミどころ満載の展開になってしまった。相性無視もいいところである。
その後、サトシのライバルであるシゲルとロケット団ボス・サカキとのバトルではサカキの手持ちの1体として登場するが、
というとんでもない噛ませっぷりを発揮。どんだけ脆いんだコイツ・・・
ちなみにこのニドキング、後のポケモンリーグではモブトレーナーのゴローニャに敗北している。ある意味ではゴローニャ一族の汚名返上とも言えるが、これにより「サカキのゴローニャ<<<モブのゴローニャ」という事実が浮き彫りになってしまうのであった。
ジョウトリーグではシゲルの手持ちとしても登場したことがある・・・が、
・ほのお/ひこうタイプのリザードンに向かって何故かマグニチュードを打つ
・リザードンのりゅうのいかり1発で戦闘不能
など誰がどう見ても次のカメックスの前座的な扱いで出番終了。ちなみにりゅうのいかりとはダメージ40の固定技。1発で沈んだことからこのゴローニャのHP個体値が0の場合でも、レベルは11以下だったと推測される。シゲルさん・・・カメックスに費やした時間の1%でいいですからゴローニャももっと育ててあげて・・・。さらにAG編では、
しかも、ロケット団からサトシ達やイワークを守ろうとするも、放水一発でまとめて倒されてしまった。
よりによって攻撃種族値45の見掛け倒し1匹に仕えるというあまりにも情けない光景はカワイソスを通り越してむしろ爆笑ものである。
BW編では映画でゲノセクトに進化前共々池ポチャの憂き目に遭った。
釘岩病
釘岩病(くぎいわびょう:Kugiiwa Disease)とは、正式には、釘岩ダンゴ可哀疎素性大脳皮質炎(Kugiiwa Dumpling Kawaisosu Cerebral Corticalitis)と呼ばれる自爆性疾患である。
以下は隔離病棟内の重病患者の放った言葉である。
ゴローニャ!ゴローニャ!ゴローニャ!ゴローニャぁぁああうわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ゴローニャゴローニャゴローニャぁあうぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!ゴローニャたんの『がんじょう』で『いしあたま』のボディーをクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!岩岩モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
サカキ様のゴローニャたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
プラチナでふいうち追加されて良かったねゴローニャたん!あぁあああああ!かわいい!ゴローニャたん!かわいい!あっああぁああ!
WCSも開催されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!ゴローニャが大会参加なんて現実じゃない!!!!あ…プラチナもポケモンもよく考えたら…
ゴ ロ ー ニ ャ ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!オツキミやまぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?ゲーム画面のゴローニャちゃんが僕を見てる?
ゲーム画面のゴローニャちゃんが僕を見てるぞ!ゴローニャちゃんが僕を見てるぞ!ステータス画面のゴローニャちゃんが僕を見てるぞ!!
アニメのゴローニャちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはゴローニャちゃんがいる!!やったよサイドン!!だいばくはつ!!!
あ、ポケスペのゴローニャちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあビーダル様ぁあ!!カ、カモネギー!!デリバードぉおおおおおお!!!唯一神ぁあああ!!
ううっうぅうう!!俺の想いよゴローニャへ届け!!通信ケーブルの向こうのゴローニャへ届け!
ニコニコ大百科でのゴローニャ
ドット職人達が狙ったかどうかは定かではないが・・・ストーリー用では大活躍。対戦でもそこまで弱いというわけではなく、第1世代から登場し知名度・人気共にそこそこあるのにもかかわらず【ドット】製作がカブらないようにするための記事【ポケモン図鑑】で最後まで描かれなかった大トリを飾る。さらに【ピコ】製作がカブらないようにするための記事【ポケモン図鑑】でも職人に忘れられていたラストを締めくくる形でピコカキコ完成。
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