「リッチャンハ、カワイイデスヨ」とは、ゲーム「アイドルマスター」に登場するアイドル候補生、秋月律子が登場する動画で頻出するコメントである。
意味
もともとは、adobePによる手描きMAD動画「アイドルマスターのようなもの 律子 恋するギョウザ」(sm389032)において、当時ニコニコ動画で(現実に)人気の低かった律子が「リッチャンハ、カワイイデスヨ」と掲示板に自作自演の書き込みをしたのが起源。
同動画の完成度の高さからこの台詞が有名になり、以来、MAD中で律子の人気的劣勢を思わせるシーンが出るたびに、応援のコメントとして多数書き込まれるようになった。
同情の意味が含まれており、純粋な誉め言葉ではないので、使用時には注意が必要である。
その後、律子の人気が上がる(+元の意味を知らずに使う人が増える)につれ、単なる誉め言葉としても使われるようになりつつある。
ニコニコ動画でこのタグをつける場合は、読点「、」のつけ忘れに注意。
実は、この動画で使われる文章は全てカタカナ+漢字表記だったために出現した偶然の産物でもあった。
しかし、アップされた当日にはもう弾幕化していた上、各種律子動画でも書かれ始めていた。
拡散
この当時、adobePはPremiere Elementsの体験版で動画を作成しており。この動画が最終作になるのではと噂された(その後正式版を購入、現在も動画作成を続けている)
投稿直後は弾幕よりもむしろ『引退作なの?』というコメントが多かったため、この当時としてはアンチファンが寄りつかない希有な動画となった。
『恋するギョウザ』は、2007年6月1週の週刊アイドルマスターランキングで7位にランクインする。
当時は『アイマスMAD=ゲーム素材を使ったPV』というイメージが先行していたため、イラストのみで作られたこの動画がランクインしたことは非常に画期的であり、この名言が広まるきっかけになった。
2007年6月20日の公式サイトスタッフコラムにて、次のような記述がなされている。
『リッチャン、オタンジョウビオメデトー☆彡 カワイイデスヨネ。』
全部片仮名なこの書き込みから、スタッフがこの動画を見ているのではないかと話題になった。
また、コミックREXで連載されていた『アイドルマスター relations』でも『リッチャンガ、カワイイデスヨ』という台詞がある。
現在は「リッチャンハ、タヨリニナリマスヨ」など、文言を変えたバージョンも多種多様に出現するようになる。
関連動画
最近のadobeP作品より、律子スキーなのは相変わらずのようだ。
関連タグ
関連項目
- 8
- 0pt