単語

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サツ
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とは、書物を数えるときの助数詞である。

漢字として

Unicode
U+518A
JIS X 0213
1-26-93
部首
冂部
画数
5画
音読み(常用)
サツ・サク
訓読み(常用)
-
Unicode
U+518C
JIS X 0213
1-49-38
部首
冂部
画数
6画
意味
旧字は册。
柵、書物、勅書、はかりごと、という意味がある。〔説文解字〕の本字は𠕋で、〔説文・巻二〕に「符命なり。諸矦、進んで王より受くるもなり」とあり、天子からの詔勅のこととある。この勅書の意味ではのちにを用いるようになる。
筴、策と通用する。
字形
柵の形。その中に犠牲とするを入れた。文には中にを書いた形のものもある。また二つの册が相対し両のような形のものもある。柵の初文。
説文〕には「其の札の一長一短、中に二編有るの形にる」とあり、編簡の形とある。ただ編簡の場合、一長一短があるのは不自然である。
音訓
音読みはサク(音)、サツ(慣用音)、訓読みは、ふみ、かきもの。名のりに、とみ、などがある。
規格・区分
冊は常用漢字で、小学校6年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一準。1946年に当用漢字に採用され、1981年常用漢字になった。
册は第二準。
部首
冊は、〔説文解字〕で部首である。〔説文〕はほかに嗣、を収める。
冊を符とする漢字には、柵、𣆑などがある。
冊封・冊子・冊立

異体字

𠕋
Unicode
U+2054B
部首
冂部
画数
6画
𥬰
Unicode
U+25B30
部首
画数
12画
𠕁
Unicode
U+20541
部首
冂部
画数
5画
Unicode
U+7B27
JIS X 0213
2-83-34
JIS X 0212
49-87
部首
画数
11画
𠕐
Unicode
U+20550
部首
冂部
画数
7画
𥮫
Unicode
U+25BAB
部首
画数
14画
  • 𠕋は、〔説文〕の本字。
  • 𥬰は、〔説文〕にある古文
  • 笧は、〔漢語字典・異体字表〕にある異体字。JIS X 0213第四準。JIS X 0212補助漢字
  • 𠕁は、〔正韻〕に「(册の)今文、皆𠕁に作る」とある異体字。
  • 𠕐は、〔五音集韻〕にある異体字。
  • 𥮫は、〔篇類編〕にある異体字。
  • 册は簡体字でもある。

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