漢字として
- 意味
- 金属を融かす、鋳造する、鋳物師、炉、(人格を)練り上げる、なまめかしい、見目麗しい、(野と通じて)郊外、という意味がある。
- 〔説文解字・巻十一〕には「銷(と)かすなり。仌に從ひ台聲」とある。
- 字形
- 形声で声符は台。現在の字形は冫に従うが、金文の字形は金属塊の象形に従う。
- 音訓
- 音読みはヤ(漢音、呉音)、訓読みは、なまめかしい、とかす、いる、つくる。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1990年に人名用漢字に採用され、2010年に常用漢字になり、人名用漢字表からは削除された。
- 語彙
- 冶金・冶工・冶春・冶鋳・冶鉄・冶遊・冶錬・冶郎
異体字
- 𠘦は、〔字彙補〕に「音、冶なり。義、亦た同じ」とある。
関連項目
- 0
- 0pt
この記事は自動でリンクされないように設定されています!