奇とは、以下のことを表す。
- 奇 - 奇数のこと
人名
漢字として
奇
- Unicode
- U+5947
- JIS X 0213
- 1-20-81
- 部首
- 大部
- 画数
- 8画
竒
- Unicode
- U+7AD2
- JIS X 0213
- 1-52-84
- 部首
- 立部
- 画数
- 9画
- 意味
- 珍しい、異なる、神秘的な、怪しい、不思議な、程度が甚だしい、並外れた、優れた、奇数の、単独の、斜めの、思いがけない、片方、偏る、いびつな、偽る、秘か、謀、16歳以上20歳未満の男子、という意味がある。
- 〔説文解字・巻五〕には「異なるなり。一に曰く耦ならざるなり」とある。
- 倚と通じて、倚りかかる、という意味がある。綺を代用する。
- 字形
- 諸説ある。
- 〔説文〕は大+可の会意とするが、その意味は説明されていない。ほかに、大に従う可声の形声説、立に従う可声の形声説、取手のある曲刀の象形字と祝器を表す口の会意とする説(白川静)、などがある。
- 音訓
- 音読みは、キ、ギ(漢音、呉音)、訓読みは、あやしい、めずらしい、かたがわ、すぐれる、あなに、くし、くすし、あやに。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 奇を声符とする漢字には、倚、剞、埼、崎、寄、徛、掎、猗、陭、攲、敧、㱦、旖、𤘌、椅、琦、畸、碕、綺、觭、踦、騎、輢、錡、齮などがある。
- 語彙
- 奇異・奇偉・奇逸・奇縁・奇貨・奇禍・奇界・奇観・奇々怪々・奇遇・奇行・奇才・奇習・奇襲・奇術・奇勝・奇人・奇祭・奇想天外・奇態・奇談・奇特・奇抜・奇妙・奇略
異体字
- 竒は、〔康煕字典〕にある俗字。JIS X 0213第二水準。
他漢字からの書き換え例
関連項目
- 1
- 0pt
この記事は自動でリンクされないように設定されています!