娠とは、はらむという意味の漢字である。
漢字として
娠
- Unicode
- U+5A20
- JIS X 0213
- 1-31-17
- 部首
- 女部
- 画数
- 10画
- 意味
- はらむ、身ごもる、お腹の子が動く、(侲と通じて)奴隷、女の奴隷、という意味がある。
- 〔説文解字・巻十二〕に「女妊みて身動くなり。女に從ひ辰聲。春秋傳に曰く、后緡、方(まさ)に娠(はら)むと。一に曰く宮婢女隸を之れ娠と謂ふ」とある。〔方言・第三〕に「燕齊の間、馬を養ふ者を之れ娠と謂ふ。官婢女廝を之れ娠と謂ふ」とある。〔方言〕の娠はテキストによっては侲になっている。
- 字形
- 形声。声符は辰。辰に震えるという意味がある。
- 音訓
- 音読みはシン(漢音)、訓読みは、はらむ。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
異体字
- 0
- 0pt
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