洞とは、以下のことを表す。
人名
日本の姓。
漢字として
- 意味
- うつろな、うろ、ほらあな、奥深い、通徹した、速く流れる、貫きとおる、貫徹、つつしむ、という意味がある。
- 〔説文解字・巻十一〕に「疾く流るるなり」とある。
- 字形
- 形声で声符は同。
- 音訓
- 音読みはトウ(漢音)、ドウ(呉音)、訓読みは、ほら、うろ。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 洞壑・洞貫・洞穴・洞窟・洞察・洞洞・洞房・洞門・洞朗
異体字
- 䆚は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。Unicodeにも洞の異体とある。〔正字通〕には洞と通じるとある。〔集韻〕に「通なり、通穴なり」とある。
- 硐は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。Unicodeにも洞のVariantとある。また磨く、摩るという意味がある。
- 迵は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。別の意味があり、〔説文〕に「迭なり」とある。〔正字通〕には洞と通じるとある。
- 峒は、山の穴という意味で洞と通用する字。〔集韻〕に「通じて洞に作る」とある字。ほかに崆峒という山の名に使う。
関連項目
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