砂とは
本項目においては1を説明する。
概要
岩石が侵食によって細かく砕けたものである。
砂は海岸、海底、乾燥地帯に大量に見られる。
非常に細かい砂が広範囲にある乾燥した地形環境は砂漠とも呼ばれる。
砂は、研磨材や滑り止め、コンクリート、漆喰の原料、鋳型、陶磁器などに使われる。
砂場や砂浜において、砂山のトンネルから繊細な芸術作品が作られる場合もあるが、細かい砂そのものは崩れやすいため水を含ませるなど安定させる場合がほとんど。
問題
微細な粉末状であるため、例として砂漠地帯など機械装置の隙間や駆動部に巻き込んで劣化・摩耗を促進したり異音や動作不良といった不具合を起こしやすく頻繁なメンテナンス等が必要となる。
風に乗って舞い上がることによる視界不良、砂嵐や黄砂といった広範囲・周辺国への環境問題もある。
漢字として
- 意味
- すな、すなのように細かい、という意味がある。
- 沙の俗字であり、〔広韻〕に「俗の沙字なり」とある。
- 字形
- 形声で声符は少。
- 音訓
- 音読みはサ(漢音)、シャ(呉音)、訓読みは、すな。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校6年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 砂岩・砂丘・砂金・砂子・砂嘴・砂洲・砂石・砂鉄・砂糖・砂漠・砂防・砂利・砂礫
脚注
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