誕とは、中国語圏の人名である。
- 諸葛誕(? - 258年) - 三国時代魏の政治家
- 韋誕(179年 - 251年) - 後漢末から三国時代にかけての政治家
- 劉誕(? - 194年) - 後漢末の武将。劉焉の次男
- 竇誕(? - ?) - 唐の政治家
- 元誕(? - 536年) - 北魏・東魏の皇族
漢字として
- 意味
- 騙す、欺く、妄言、ほしいままにする、おおいに、大きい、ひろく、育てる、生まれる、という意味がある。また発語として使われ、まことに、ここに、と読む。〔説文解字〕には「詞、誕(おほ)ひなるなり」とある。
- 字形
- 形声で声符は延。
- 音訓
- 音読みはタン、ダン、訓読みは、いつわる、うまれる、いつわる、あざむく、おおきい。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校6年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。
- 異体字
- 𧥡 は、〔説文〕にある籀文。正を省略。
- 唌は、〔集韻〕に「誕と同じ」とある字。〔説文〕には別の字として載っている。
- 訑は、ほしいままという意味で〔正韻〕に誕と同じとある字。
- 簡体字は诞。
- 語彙
- 誕育・誕淫・誕譎・誕傲・誕辞・誕縦・誕辰・誕詐・誕蕩・誕放・誕謾・誕妄
関連項目
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