途とは、かわるがわるという意味の漢字である。
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漢字として
- 意味
- (涂・塗と通じて)道路、みち。
- 〔玉篇〕に「路なり」とある。〔説文解字〕には載っていない。
- 字形
- 形声。声符は余。卜文には見られないが、涂・𣥳は卜文に見え、涂・𣥳が途の初文とされる。
- 音訓
- 音読みはト(漢音)、訓読みは、かわる、たがいに。
- 規格・区分
- 常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 途次・途上・途端・途中・途轍・途方
異体字
- 𡒎は、〔字彙補〕に「途と同じ」とある異体字。塗の異体字でもある。
- 𣥳は、〔正字通〕に「俗の途字」とある異体字。別の意味もあり、〔集韻〕には「止なり」とある。
- 涂は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。〔字彙補〕に「音義、遞と同じ」とある。
- 澤は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
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