険とは、険しい、危険という意味の漢字である。
漢字として
険
- Unicode
- U+967A
- JIS X 0213
- 1-24-17
- 部首
- ⻖部
- 画数
- 11画
險
- Unicode
- U+96AA
- JIS X 0213
- 1-80-10
- 部首
- ⻖部
- 画数
- 16画
礆
- Unicode
- U+7906
- JIS X 0213
- 48-28
- 部首
- 石部
- 画数
- 18画
- 意味
- 旧字は險。
- 地形が高くけわしい、危ない、傾く、(道が)進みにくい、悪意のある、という意味がある。〔説文解字・巻十四〕には「阻難なり」とある。また倹と通じてつつましいという意味がある。
- 字形
- 形声で声符は僉。
- 音読みはケン(漢音、呉音)、訓読みは、けわしい、とし。名のりに、たか、のり、がある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 険隘・険悪・険遠・険塞・険絶・険岨・険側・険妬・険要・険塁・険路
異体字
- 險は、旧字体で、人名用漢字である。JIS X 0213第二水準。2004年に参考字体から格上げされた。
- 礆は、〔正字通〕に險と同じとある異体字。JIS X 0212補助漢字。また鹸の異体字ともされる。
- 簡体字は险。
- 1
- 0pt
この記事は自動でリンクされないように設定されています!