飼とは、飼うという漢字である。
編集上の注意:この記事にはGoogle Chrome、Safariでは正しく投稿できないUnicodeコードポイントが含まれています。Google Chrome、Safari以外のブラウザで編集してください。
漢字として
- 意味
- (食と通じて)動物、家畜に餌を与えて養う、飼う。
- 字形
- 旧字体は飼。
- 形声。声符は司。
- 飼は比較的新しい字で、唐宋以降に使用例が見られる。
- 〔玉篇〕や〔広韻〕などには飤の異体字として飼が載っている。飤について「食なり」とある。
- 金文では飤はよく見られる字で、食と同じ意味で使われている。
- 〔説文解字〕に飼は載っていないが、飤が載っており〔説文・巻五〕に「糧なり」とある。
- 音訓
- 音読みはシ(漢音)、ジ(呉音)、訓読みは、かう、やしなう。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校6年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 飼育・飼料
異体字
- 飼は旧字体。
- 飤は、〔説文〕〔玉篇〕〔広韻〕などが本字とする字。〔玉篇〕に「飤、食なり。飼、同上」とある。
- 𩚅は、〔竜龕手鑑〕に飼の俗体、〔字彙補〕に「飤と同じ」とある異体字。
- 食は、〔集韻〕に「飤、――亦(また)食、飴と作(な)す」とある異体字。
- 飴は、〔集韻〕に「飤、――亦(また)食、飴と作(な)す」とある異体字。
- 饲は簡体字。
互換文字
- 1
- 0pt
この記事は自動でリンクされないように設定されています!