.hack//SIGNとは、2002年4月から9月まで放送されていた、アニメ作品である。
概要
.hackシリーズの中で、最初の作品に当たるアニメ作品。キャラクター原案貞本義行、脚本伊藤和典
「the world」における未帰還者事件の始まりの作品である。
幻のアイテム「Key Of The Twilight」の探索、女の子の探究、司のリアルへの帰還を軸として進んでいく。
未帰還となった司、幻のアイテム、ベッドで眠る女の子をめぐりさまざまな思惑や陰謀が交差していく。
登場人物
司
本作品の中心人物の呪紋使い。何らかの理由により未帰還者となっている。正式稼動した「The world」における最初の未帰還者と考えられる。
あることがきっかけで鉄アレイのようなモンスターを隠し持っている。キャラクターのレベルはかなり低い。
ミミル
お節介な重剣士。一応ヒロインの位置づけらしい。正義感が強く群れる事をきらう性格。
このキャラクターは2nd以降のPCになるファーストキャラクターは少女趣味のキャラクターを使用していた。SIGNの頃は無い仕様(特殊なスキル)があった時期からプレイしているという。そのスキルについてベアは存在を知らなかった。
ベア
初心者のレクチャーを行ったりしている古参プレイヤーの剣士(どの時期からプレイしてるかは不明)生粋のゲーマーでWindowsが生まれる前からゲームをしている人。冷静で思慮深い頼もしい人物。本作中ではゲーム、リアルともに司の帰還のため、尽力する事になる。
プレイヤーの年齢層が低い中で自らを「おじさん」と呼んでいる。
プレイヤーは47歳の小説家、バツイチ。ヘビースモーカーらしく灰皿が煙草であふれている表現がある。
リアルに帰還した司(杏)の後見人になっている。子育てに失敗した事に対する代償行為として行っているようだが、実際は何考えてるかわからない。後々昴に杏を取られているらしい。
BT
横柄な態度の呪紋使い。しかしそのキャラクターはロールしているらしいが、ちらほらと本音が漏れていたりする。
策士気取りにいろいろなキャラクターに接触し、「Key Of The Twilight」を手に入れようと暗躍するが、司を救出しようとも考えている。見事に道化を演じてくれた人
キャラクター名の由来はBLTサンドが好きだが嫌いなレタスを抜いてBTと呼ぶようになったため。
プレイヤーは20代の女性。元モデルでかなりの美人らしい。ベアとはリアルの付き合いもあるらしく、そういった言葉が数回出てきているが、どのような間柄かはあかされていない。
昴
背中に小さな羽根の生えた重斧使い。慈愛に満ちた人物で、プレイヤーの自治組織「紅衣の騎士団」団長。
SIGN以前からプレイしているが「紅衣の騎士団」の活動をメインとしているためキャラクターのレベルはかなり低い。管理者と直接話しをすることができる立場にいる。
あることがきっかけで「紅衣の騎士団」を解散する。その後は司をリアルに帰還させるために行動していくことになる。
プレイヤーは御園真理子。SIGNの4年前から足が悪く車椅子での生活を余儀なくされている。「The world」が自らの居場所と感じている。
クリム
赤い服を着た重槍使い。正義感に満ちた熱い快男児。「紅衣の騎士団」の創設にもかかわった人物だが、SIGNの時点で脱退している。
自らのやりたいように「The world」を楽しんでいる。
プレイヤーは商社に勤める男性で、国内外問わず飛び回っている。そのためINする事ができないなどと発言している。
銀漢
不憫な人。不憫で不憫で仕方が無い。いろいろ報われない人物。wikipediaを閲覧した方がわかりやすいかもしれない。
楚良
自由気ままと自分勝手を履き違えているような双剣士。いわゆるガキ。面白いことならなんにでも飛びついていく。
イレギュラーな司の存在や、幻のアイテム「Key of The Twilight」に興味を持ち、さまざまな形で司に接触してくる。
敵対的な立場にある場合が多い。本作では最終的に未帰還者になる。
プレイヤーは9歳の男の子高い洞察力を持っているが幼稚さがある。後に彼が再び「The world」にログインし、未帰還者をめぐる戦いに身を身を投じる事になるが、それはまた別のお話。
マハ
仕様には存在しないはずの猫型のPC。司と同じ鉄アレイのようなモンスターを連れている。特に目的意識があって行動している様子ではない。喋ることは無く、ジェスチャーで意思の伝達を行おうとする。
SIGNと同時系列のAIbuster2でアルビレオと会ったことがある。
女の子
モルガナ・モード・ゴン
女の子と司を引き合わせた謎の存在。声がするだけでその存在をはっきりと確認することはできない。
ヘルバ
作品後半以降に登場する呪紋使い。仕様に無いPCを使用している。凄腕のハッカーとして有名。
名前の由来は『黄昏の碑文』に登場する闇の国の女王の名前。「The world」に関する知識は相当のもので、管理者でさえ知らないことを知っていたりする。本作中では司のリアルへの帰還に一役かうことになる。
イリーガルな存在である「ネットスラム」の管理者で、黄昏事件の兆候にいち早く気づき行動を起こしていた。
プレイヤーについては不明。明かされているのはセキュリティアナリストとして仕事をしているという情報のみ。
一番敵に回してはいけない人物
ハロルド・ヒューイック
「The world」の生みの親 作中では逆さ吊りになった姿で登場する。現実では行方不明になっている。
A-20
作中に登場する双剣士。ミミルとの出会いでプチグソ像のコレクターになる。
バルムンク
最後の最後にちょっとだけ出演する。
ゲーム.hackとの繋がり
アウラの誕生と成長、アウラをカイトたちへと繋ぐ大きな役割を担っており、司達によって後の作品へのバトンの受け渡しが始まっている。アウラが正しく成長しなければ.hackは無かったのだから・・・・
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関連項目
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