09年3/14ダイヤ改正とは行事である。
概要
毎年春に行われるJRグループのダイヤ改正の2009年版である。今回のダイヤ改正では寝台特急「富士・はやぶさ」の廃止などが行われる。
なお、JRと直通運転をする鉄道事業者も便宜上これに合わせたダイヤ改正を行う。
以下、各社の主な改正点を記す。
JR北海道
JR東日本
- 新幹線:夕方に仙台行き「はやて」を新設と、朝夕の停車駅見直し。「とき」「たにがわ」「あさま」の到達時間短縮
- 在来線:横浜線の通勤ピーク時と夜間の増発
南武線・湘南新宿ラインの夜時間帯の増発
南武線に「西府駅」、川越線に「西大宮駅」開業
「ムーンライトえちご」臨時列車化、寝台特急「富士・はやぶさ」廃止
寝台特急「あけぼの」牽引機が上野~長岡間に関してEF81からEF64へ変更
JR東海
- 新幹線:「のぞみ」を1時間あたり最大で9本の運転が可能なダイヤへ変更
早朝に新大阪発及び名古屋始発の東京行き「のぞみ」をそれぞれ新設
東京~新大阪間で臨時「のぞみ」のうち18本を定期「のぞみ」化
直通「のぞみ」を1時間あたり5本の運転が可能なダイヤへ変更
東京~博多で朝夕上下4本、東京~広島で夕方上り1本の「のぞみ」を増発 。
これに伴い東京~広島「のぞみ」をN700系化。毎時2本の直通「のぞみ」をN700系で運転
夕刻の時間帯に東京発三島行き「こだま」を増発 - 在来線:東海道本線では朝・夜の時間帯に列車増発
中央線では朝に列車増発
関西線に快速列車を設定(既存の亀山行きを快速に変更)、列車増発
東海道本線に「南大高駅」開業
「ムーンライトながら」を臨時列車化、寝台特急「富士・はやぶさ」廃止
JR西日本
- 瀬戸大橋線、備中箕島~久々原間の複線化工事の完成により所要時間を短縮
山陰本線、伯耆大山駅に特急「スーパーまつかぜ」が新たに停車
寝台特急「はやぶさ・富士」廃止
急行「つやま」を快速列車として運転
嵯峨野線、八木~園部間の複線化完成により所要時間を短縮 - 姫新線高速化事業の一環で投入するキハ122系・キハ127系の営業運転開始(姫路~上月間)
- 新幹線については前述のJR東海参照
JR四国
- 瀬戸大橋線、備中箕島~久々原間の複線化工事の完成による時刻見直し
特急「南風8号」を須崎駅から延長運転
朝の通勤特急「あしずり51号」を新設
特急「南風」の発車時刻を変更
特急「ホームエクスプレス阿南」を定期列車化
新型車両置替等に伴う土讃・徳島線の一部普通列車のスピードアップ
JR九州
- 全ての特急列車が禁煙へ
- 福北ゆたか線の快速列車の停車パターンを統一(勝野は通過、浦田・鯰田は停車)
朝時間帯の増発・増結を実施し、博多7:00~9:00到着の快速・普通列車の輸送力を定員ベースで12%アップ - 鹿児島本線は朝・夕の快速・普通列車の編成を増強
- 鹿児島本線古賀―福工大前間に「ししぶ駅」、上伊集院―鹿児島中央間に「広木駅」が開業
久大本線久留米―南久留米間に「久留米高校前駅」が開業
JR貨物
JRダイヤ改正と合わせてダイヤ改正をする鉄道事業者
東京地下鉄(東京メトロ)
東西線
- 平日朝ラッシュ時に設けていた九段下行のうち7時台の1本を中野行きに延長
- 平日西船橋発6時台~9:10の中野方面行き快速(東葉快速を含む)9本を通勤快速6本と各駅停車3本に格下げし、平日朝ラッシュ時の同方面の快速はすべて通勤快速に統一
- 平日夕方に東葉高速線直通の快速2本を東葉快速に変更。朝の変更と合わせて東葉快速は夕方のみ4本となる
千代田線
- 朝夕で一部の列車の運転時刻を変更
- MSE「メトロホームウェイ71号」の運転時刻を1時間繰り下げ(北千住発18:33)
- MSE「ベイリゾート号」当改正以降の運転スケジュール
平成21年 3月28日(土)、4月~7月・9月~11月の第2・4土曜日、8月・12月の毎土曜日、5月3日(日)・4日(月祝)・5日(火祝)
平成22年 1月2日(土)、1月~2月の第2・4土曜日
小田急電鉄
三陸鉄道
東葉高速鉄道
しなの鉄道
愛知環状鉄道
- 新型車両を2編成4両増備、朝のシャトル列車と2両編成の列車に充当
- 朝に運転する4両編成の列車を増発
- 夕方の運転間隔を毎時4本、概ね15分間隔に短縮、4両編成の列車も増発
- 深夜の新豊田~高蔵寺間を概ね20分間隔で運転
のと鉄道
北近畿タンゴ鉄道
くま川鉄道
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関連項目
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