18オクターブ半とはTwitterで誕生した名言ネタの一つである。
概要
もともとのきっかけは「ふに(妹)」氏によるこちらのツイート。
歌い手を目指してる人には少し酷かもしれませんが、最低でも18オクターブ半だせないと歌い手にはなれません。あと最低でも46オクターブはだせないとMIX依頼してはいけないですし、ランキング上位の歌い手さんになると軽く80~140オクターブはだせてしまいます。
これに対してマジレスするTwitter民がたくさん現れた。 → [togetterまとめ]
真面目に解説してみると・・・
人間の可聴周波数は 20~20,000Hz といわれている。また、1オクターブ上がると周波数は2倍になる(下がると半分になる)。可聴周波数の上限を下限で割ってみると1,000となるが、これは2の10乗=1024に近いことから10オクターブ程度の音域しか聞こえないことがわかる。
18オクターブ半というのは、まさにそれを超えた存在である。これだけの音域が出せれば、歌い手になれるどころか超音波も自由に発せられるという人間技とは思えないことも可能になる。
ましてや140オクターブともなれば、2.8×10^43Hzとなり、プランク周波数(宇宙の最小の時間に1回の周波数)を上回る。
上述の通り、現実とはあまりにかけ離れた数値を使用しており、また前後の流れからもネタと分かるような形で書き込まれた(掲示板>>6参照)のである。
Twitter上ではこの言い回しにインスパイアされたツイートをする人も出てきたりしたほか、上記ツイートから3時間もたたぬうちにこれをネタにした初音ミクオリジナル曲「18オクターブ半だせないと歌い手にはなれません」が誕生した。
その後も、このネタ曲を本当に18オクターブ半の音域で歌ってみようとチャレンジする歌い手や、別の派生ソングを作り出すボカロPが現れるなどの反響を呼び、派生動画が作成された。
関連動画
ネタから生まれた曲
ランキング
説明
関連項目
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