1970年代とは、1970年から1979年のこと、またその時期を代表する事柄である。
概要
世界的に見てもオイルショックやベトナム戦争など、陰鬱な雰囲気の時代だったようである。日本では高度経済成長期が終わり安定成長期に移行した時期にあたる。
それぞれの年の記事も参照。1970年 - 1971年 - 1972年 - 1973年 - 1974年 - 1975年 - 1976年 - 1977年 - 1978年 - 1979年。
日本における1970年代
政治面では、1970年の日米安全保障条約更新(「70年安保」)にを意識した学生運動が前年・1969年の東大安田講堂占拠事件の失敗による敗北 から急速に衰え、政治的無風を意味する「シラケ」の時代となる。しかし、一部過激化した学生運動家がゲリラ集団化し、よど号ハイジャック事件(1970 年)やあさま山荘事件(1972年)など数々の事件が発生した。
また、1976年には当時の現役総理だった田中角栄が逮捕される一大汚職事件・ロッキード事件が発生。「記憶にございません」が流行語になった。
経済面では、1960年代から続いていた高度経済成長が1973年のニクソンショックと第1次石油ショックで終わりを告げている。しばらくは深刻な不況になったが、積極的な省エネルギー化による産業の改革で不況から脱し、経済面で欧米を突き放すことに成功した。
文化面では、映像産業のメインが映画からテレビに移行している。
それまでの花形産業だった映画業界は1960年代後半から急速に衰退し、1971年には大映が倒産、日活もポルノ映画メインの製作に移行する。この業界不 況は1990年代半ば以降のシネマコンプレックスの普及とテレビ局などとの共同製作による映画作品のヒットによる復活まで続いた。
一方のテレビ業界は黄金時代に突入していく。特にTBSと日本テレビがトップ争いを繰り広げる。TBSは「8時だョ!全員集合」「クイズダービー」「ザ・ベストテン」など数々のヒット番組を産み、日テレは巨人戦や全日本プロレスなどのスポーツ中継や「太陽にほえろ!」などのヒット番組で対抗した。
音楽産業では歌謡曲の黄金時代である。阿久悠がピンクレディーや沢田研二など数多くの歌手に作詞曲を提供して隆盛に貢献した。一方でフォークソングが若者達を中心に支持を集め、自分で作詞・作曲・編曲・歌唱する「シンガーソングライター」が人気となって一般化していった。
漫画業界では、それまで子供の読むものだった漫画を団塊世代以降の若者がそのまま読み続けるようになり、一気に読者層が広がった。以前は軽蔑的な偏見を持 たれることもあった少女漫画も作品的に評価されるようになり認知されるようになった。1975年にはコミックマーケットが始まり、同人誌の流通環境が開拓 され始める。
戦後まもなくに生まれた団塊世代が続々と結婚して子供を生むようになり、70年代前半に団塊ジュニアが生まれた。彼らが消費の中心層となり、70年代後半から80年代における子供~若者文化の隆盛に大きな影響を与えることとなった。
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関連項目
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読み:センキュウヒャクナナジュウネンダイ
初版作成日: 09/03/14 10:51 ◆ 最終更新日: 10/05/07 14:28
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