2000年代とは、2000年から2009年のこと、またその時期を代表する事柄である。
概要
20世紀最後の年・2000年と21世紀最初の年・2001年が跨る、21世紀最初の年代。
それぞれの年の記事も参照。2000年- 2001年 - 2002年 - 2003年 - 2004年 - 2005年 - 2006年 - 2007年 - 2008年 - 2009年
日本における2000年代
経済面では1990年代の大不況によって発生した貧富の格差がさらに拡大し、『勝ち組・負け組』という言葉が流行するほど問題となった。大手企業を中心に2002年から2008年まで好景気が続いたが、2008年後半以降のアメリカのサブプライムローン問題に端を発する世界同時不況によって急激な不景気に陥った。この好景気は主に一部の富裕層や企業の間でのみ回っており、一般庶民の間ではかつての高度経済成長期やバブル景気の頃のような好景気の実感がほとんど無いままに終わった。またこの時代にはライブドアや村上ファンドのような倫理的な問題を問われた株式関連問題もあり、モラルの低下が問われている。2008年~2009年には輸出産業に支えられていた日本の産業、特に自動車と電器関連は大打撃を受け、そこで働いていた派遣社員が真っ先に解雇されて路頭に迷った。
文化面では新しい動きが見られた。
1970年代~1990年代に隆盛を極めたテレビ業界に翳りが見え始める。2000年にBS放送、2003年に地上波放送でそれぞれデジタル放送が開始され、2011年7月24日を持ってのアナログ放送終了が決定された。しかし、B-CASカードやコピーワンスなど面倒な問題や、テレビ番組そのものの質の低下で想定以上の切り替えが進まずにいる。若者を中心としたテレビ離れも深刻化している。
これに拍車をかけたのが高速なインターネット回線の普及である。2000年代初頭では56kbpsのダイアルアップ回線ないし64kbpsのISDN回線が主に使われていたが、2002年頃からADSLやCATV、2005年頃からはFTTHなどの高速なインターネット回線が、一般の家庭でも利用されるようになってきた。これらの回線は従量課金であったダイアルアップ回線とは異なり、どれだけ使っても支払額が一定である定額制が基本であったため、インターネットによる情報収集の一般化とそれに伴う既存メディアが持つ影響力の低下を加速させた。
高速なインターネット回線の普及に伴い、大量のデータ通信を必要とする動画共有サイトも身近なものとなった。2005年に動画共有サイトの元祖であるYouTubeが登場し、一個人が自由に世界中へ動画を公開できるという利点から爆発的に普及した。2006年に登場したニコニコ動画など、類似サイトも数多く生まれた。この中でアニメやドラマ、バラエティ番組などテレビ番組も無断アップロードされ、著作権が侵害される問題から削除要請を頻繁に行われている。だが、イタチごっことなっているのが現状である。しかし、この背景には地域によって放送局の数の差が発生したり、放送番組が全国共通ではないという情報格差の問題が背景にあることも否めない。放送局側がネットと対立的な立場を取り続ける限りこの問題は解決しないだろう。
音楽業界も似たような問題を抱えている。1990年代には100万枚、200万枚などメガヒットが連発したCD売り上げが急激に低下。CD不況が続いている。これを業界側は「P2P共有ソフトなどの違法コピーが原因」とし一部企業がCCCD(コピーコントロールCD)を2003年から導入した。しかし、一部オーディオでは再生できなかったり機器の破損を招いたりするなど利用者の不満が爆発し、CD離れを止めるには至らなかった。売り上げの落ちたCDに代わって台頭してきたのが、携帯電話向けの着うたやiPodなどの携帯オーディオ向けのダウンロード販売である。それまでレコード~CDの時代のパッケージ販売が、時代にそぐわなくなり始めてきたとも言える。
追伸:2010年代ではいきなり「アナログTV放送の終了」というビッグイベントが控えている。これが「TV時代の終了」といわれる。後釜はもちろんあなたが今覗いている・・・
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関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/2000%E5%B9%B4%E4%BB%A3


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読み:ニセンネンダイ
初版作成日: 09/03/29 09:01 ◆ 最終更新日: 12/02/03 10:08
編集内容についての説明/コメント: 高速回線の普及について加筆
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