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当記事においては、20000系(20000形)という、鉄道車両の系列・形式を表す呼称について記述する。
概要(日本の鉄道車両)
おもに私鉄の旅客用電車に使用されるが、国鉄でも貨車に付番の事例がある。もっとも5ケタ車番自体、付番する事業者は限られており、10000より更に大きい20000の付番事例は多くはない。
付番が早かったのは南海で、高野線山岳区間で運行可能な車両に20000番台が付番された。但し20000系の登場は21000系より後であった。現在のズームカーは特急用が30000番台、一般用が2000番台を付けていて、20000番台は空き番である。近鉄では団体用車両20100系を1962年に導入したが、なぜ20000系ではなかったのかは不明。その後アーバンライナー以降に有料特急用車両にも20000番台を付けるようになった。
他の事業者では昭和末期~21世紀に至っての導入で、小田急でも近鉄と同じく有料特急用車両に、逆に西武・東武では一般通勤車両に5ケタ車番を付番するようになり、20000番台も付番されている[1]。ちなみに小田急・西武・東武は新車両の導入に際し10000単位で車番を刻んでいるが、相鉄・南海は1000単位で車番を刻んでいる。近鉄の場合は100単位でも刻んでいるが、10000番台ほど種類は増えなかった。
20000系(形)の一覧
※太字は個別記事のある車両。
- 小田急20000形 - 1991年に登場。ロマンスカーRSE車。
- 近鉄20000系 - 1990年に登場。団体用車両「楽」。
- 西武20000系 - 1999年に登場。
- 相鉄20000系 - 2018年に登場。東急線乗り入れにも使用される。
- 東武20000系 - 1988年に登場。日比谷線乗り入れ仕様車(2代目)。
- 南海20000系 - 1961年に登場。「特急こうや号」。
20000番台の系列
※1000刻みで付番されている車両のみ。太字は個別記事のある車両。
21000系
22000系
23000系
26000系
関連項目
系列・形式 |
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脚注
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