概要
6世とは東方手書き作者、静画投稿者である。
かつて彼は止むに止まれぬ事情から自らのアカウントと投稿動画のほぼ全てを削除し、一度はニコニコ動画から完全に姿を消した。しかし、現在は視聴者の声に応えニコニコに復帰を果たし、創作活動を精力的にこなしている。
東方手書き劇場界を震撼させた超東方のマンガ(以下超東方シリーズ)の作者といえば知らぬものはいないであろう。
主にバトルを主体にした作品を作っており、天性とも言える構図やテンポの良さで視聴者を魅了する。しかしながらキャラクター造形に対する解釈が独創的すぎるためか、若干タグやコメントが荒れることがある。
ちなみに伝説の超東方8話は30万再生を超えており、他の動画製作者から一目置かれている。
東方手書き劇場以外での活動
6世氏の活動範囲はニコニコ動画だけに止まらず、ニコニコ静画やPIXIVでも大活躍している。
主な作品は「6世さんの四コマ劇場」である。
処女作(神が産声を上げた聖地)
記念すべき第1話である。「黒歴史になる」などの投稿者コメから神が謙遜しているところが窺える。
残念ながら、投稿者削除につき現在見ることはできない。
6世年表
| 2010年 | ||
|---|---|---|
| 4月2日 4:22 | ||
| 4月2日 11:32 |
第1話からわずか7時間後のことである。作り溜めしてたわけではなく、本当に製作時間7時間弱であったというのが研究者の間では通説になっている。 |
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| 4月4日 |
7時間と比べればペースが落ちたものの一般的に投稿間隔が2日というのはかなり早い。 などと驚嘆される。 |
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| 4月6日 |
「○○??の人と初投稿時期がとても近いですね、彼とは同級生でありライバルになりそうです。東方厨の皆さんは彼と私どちらにつくか決めたほうがいいですよ(笑)」 などと挑発的な投稿者コメントを残すが、もちろんこれは氏一流の諧謔に過ぎない。 |
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| 4月12日 |
「ちょっとちょっと何で週間東方に私の動画がランクINしてないんですか、皆さんの努力が足りませんよ?(爆」 という主コメから「自分と自分の動画は、視聴して下さっているファンに支えられている」という6世氏の謙虚さと創作者としての意識の高さが伺える。 |
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| 4月21日 |
「敬語使えるからっていい気になるなよ」 その投稿者コメントからは、昨今のニコニコユーザーの言葉遣いの乱れを憂慮し、美しき日本語を取り戻そうとしている6世氏の祖国愛(パトリオッティズム)を見ることができる。 |
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| 5月1日 |
第七話のキャラクターは前作までと異なり、ZUN氏の同人作品「東方project」の登場人物に酷似したデザインに一変していた。これにより巷間「6世氏はこの作品に東方projectに対する何らかのメッセージを隠したのでは?」と噂された。その根拠として、
しかしながら、この動画を視聴した方なら分かるが「超東方」は「東方project」とは一切関係がないシリーズである。それでは何故6世氏がこのようなスタンスをとったのかは議論を呼び、時に動画が荒れる結果となった。 |
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| 5月21日 |
超東方シリーズの中でも最も評価の高いといわれる第8話である。その閲覧数30万越えという記録は東方界隈に6世氏の名を知らしめる事になる。 |
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| 6月5日 | ||
| 11月19日 | ||
| 12月4日 |
短編「ふしぎなたまご うかされて ▼」 東方と無関係なためあまり話題に登らないものの、この作品は1万再生を超えており6世氏の投稿作品中、超東方8話に次ぐ人気作である。 |
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| 2011年 | ||
| 1月1日 |
前話より半年が経過しての作品である。この作品からペンタブ使用と投コメに記述されている、つまりこれまではマウス描きであったようだ。 |
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| 5月17日 |
またもや前作より半年近くが経過しての作品である。 |
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| 6月7日 |
超東方シリーズと異なり東方キャラの抽象化が殆ど行われなかったため、「6世おまえ丸くなったな」などとコメントされる。但し、話の内容は超東方シリーズなどより格段に哲学的であるため、決して大衆迎合に堕したわけではない。 |
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| 7月1日 | ||
| 7月6日 | ||
| 10月7日 | ||
| 12月3日 |
短編「咲夜さんと友達になりたくて」 |
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| 12月6日 |
6世失踪事件 「咲夜さんと友達になりたくて」を投稿後、わずか3日にして6世氏は過去の投稿作品のほぼ全てと、自らのアカウントを削除してニコニコ動画から完全に姿を消した。 |
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| 2012年 | ||
| 3月15日 |
6世再降臨 失踪4ヶ月後、6世氏は「チェチェン東方」「東方あるくチブ」「さくやとともだちになる」の3短編を再アップし、何事も無かったかのようにニコニコ動画に復帰した。
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| 4月22日 |
アカウント復帰後の第一作。「超東方シリーズ」のリメイクであり、キャラクタの抽象度が緩くなっていること以外は現在のところほぼ旧作を踏襲している。 |
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| 5月3日 |
”神手(ゴッドハンド)”事件 6世氏が主宰する生放送にて、かつて氏が著した長編大作「神手(ゴッドハンド)」について、その遠大なストーリーの一部が語られた。凡人の発想では決して辿り着くことはできないであろうその内容に、リスナー達は大いに驚愕する。これをうけて直ちに専用コミュニティが設置された。 |
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6世作品
キスメレーシング
アカウント復帰後の第一号作品。
あろうことか、かの衝撃作「超東方」のリメイク作品である。
キャラクタの外見以外のストーリーや構成は旧作をほぼ完全に踏襲しており純然たるリメイクとなっている。
旧作に関しては
「こんなのは東方じゃないksg」
「幼稚園児の落書きかよ」
「ZUNの絵とどっこいレベルだな」
などの非難が散見されたが、リメイクである今作と旧作との差違はキャラクタの外形的造形がほぼ全てである。しかし、この作品は、純然たる東方手書き劇場として、どこからも文句がでないレベルで成立してしまっている。
東方二次創作が、キャラクタの外見的造形という極めて皮相的な要素のみに依って成り立っているという事実を浮き彫りにしてしまった問題作である。東方二次創作とは一体何なのだろうか。
チェチェン東方
コメント一部抜粋
解説
傑作の誉高い短編。
某有名動画シリーズに極めて類似したタイトルを冠されているが、その内容たるや寸毫も関係が無い。まして「此処は宛ら紛争地帯!」とのタイトル煽り文を鑑みて、現実のチェチェン紛争との間にストーリー等の直接の類似性を求めようとする試みはおそらく徒労に終わるだろう。
さて、この作品は古参視聴者の間では「カレー」という通称で呼び習わされている。6世作品を論ずる際に何の前置きもなく「カレー」の単語が出てきた場合は本作品を指すため初学者は注意されたい。「チェチェン東方」と正式名称を呼ばれることは殆ど無い。
内容は異質な他者との相互理解をテーマとしており、作中のカレーやうどんはそれぞれの個人や組織が有する、価値観、立場等、他者との対立を惹起しうるあらゆる要素のメタファーであることは言を待たない。
カレーを愛した少女とうどんを愛する大妖怪の物語。異種族間の価値観における致命的な差異に葛藤する少女、しかし遂にはその隔絶の大きさに絶望した彼女は、やがてカレーの暗黒面に囚われてしまう。といったストーリーである。
冷戦終結後、世界各地で絶えない、貧困、民族問題等の相互理解の決定的な欠如に端を発する争いに対する作者の憤りとある種の諦観が、現代社会に対する独特の視線とともに東方世界のキャラクターに仮託され、冷徹かつユーモラスに描かれている。
さくやとともだちになる
圧倒的な支持を受けた人気短編。
紅魔館、めーさくといった非常に人気の高い要素を取り込んだ典型的ながら上質のハートフル東方手書き劇場である。実は動画削除後の再アップで現在のタイトルに変更されており、かつては「咲夜さんと友達になりたくて」という題名であった。
こと表現の前衛性を旨とする6世氏にしては、東方手書き劇場視聴者層のボリュームゾーンを狙い撃ちしたかのような通俗性に満ちた動画となっている。「6世日和ったか!?」と、これを変節として非難する声もあるかと思われたが、眼前に繰り広げられた意外にもハイレベルな甘々ストーリーを前にして、殆どの者がこれを賞賛せざるを得なかったという。
この作品には東方ファンに対する挑発的問題提起も、現代日本社会に対する哲学的言及もありはしない。只々、紅魔館という家族が紡ぎだす物語があるだけである。
この作風で4、5本も動画を投稿すれば、6世氏の一般認知度はケタ違いに上がるに違い無いのだが、彼にそのような俗物的願望が無いことは今更論ずるに及ばないだろう。
東方あるくチブ
解説
6世氏の初東方PV作品。
ザ・クロマニヨンズの名ナンバー「歩くチブ」と6世氏の東方世界観とのファン垂涎のコラボレーションが実現した作品である。
6世氏はこの作品を単なるエンターテイメントとしてではなく、超東方から続く、現状のニコニコ東方界に対する問題提起の作品として世間に公開した。今日の東方は、原作派と二次派との間にはパレスチナの絶望の壁より高き垣根が存在することは否めないだろう。6世氏はその不毛な争いを嘆き、あえて東方負の二次創作をテーマにすることによって、我々の鬱屈した東方世界を鋭く断罪したのだ。
その東方projectへの深い造詣と含蓄に富んだ今作品が、ニコ童祭で熱心なファンの手によって大衆の目に曝されることとなったのは偶然ではないだろう。平々凡々とした動画が流される中、運命的に舞い降りた真の芸術を目にしたその時の視聴者の驚きは想像に難くない。ともすれば衒学的で傲岸不遜になりがちな東方創作者である。この作品を拝聴することによって初心を取り戻すことは、きっと何にもまして大切なことではないのだろうか?
解説
ここではもう少し進んでこの動画の内容を分析してみよう。東方手書き界のマエストロ6世氏の渾身の一作である。これをよく視聴しそこに含まれることを吸収するのはけして時間の無駄とは言えないだろう。哲学はソクラテスが紀元前ギリシャで完成させた。現在のあらゆる文学の源流はシェイクスピアにある、と言われるように、この「東方あるくチブ」は東方手書き界、いやニコニコ東方界そのものを総括する作品になる可能性があるのだ。
構成
さて、この作品は大きく分けて4パート構成になっている。第一部が橙と八雲藍の二人。第二部が因幡てゐと鈴仙・優曇華院・イナバ。第三部がレミリア・スカーレットと十六夜咲夜。そして締めの第4部がそれぞれの部の登場人物が再集結するクライマックスの部となっている。この様に一点に視点を絞らず様々な人物の目を通じて作品を描き、最終的にその視点を集合させる構成は群像物と呼ばれる。古くは古代ローマのディオクレティアヌス皇帝の時代に愛された演劇の構成であり、近代日本文学においても広く使われている。6世氏は古代ギリシャ哲学から近代文芸にも精通しそれを知っており、その手法を実験的に取り入れてみたのだろう。6世氏の愛読書がフリードリヒ・ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」であるのは余りに有名な話ではあるが、改めて氏の文学的素養には驚かされるばかりである。
表現技法
1〜3の各々の部では前者に対して後者が全身を使った愛情表現を行っている。体を使った愛情表現は動物の世界ではよく見られ求愛行動であるのだ。例えばオスのクジャクが麗美な羽をメスに見せびらかしているのは有名な話だろう。「人間は体を用いた愛情表現をとることは少ない」と考える人もいるかもしれないが、文化学的にいえば実はそうではない。確かに日常的に我々が体を動かして異性へアプローチすることは少ないだろう。しかしクラシックバレエの世界では愛情を体で表すことはむしろ基本技術であるといえる。つまるところ6世氏は愛情表現を体で表現するというクラシックバレエのテクニックを応用し、東方創作を行うというフロンティアを開拓したのだ。例えば動画内の0:44秒の八雲藍の姿はクラシックバレエでいう所のアラベスク(arabesque)に近い。ただし厳密にはこれはアラベスクとは違っている。実際のアラベスクはこのように手を円状にはしていない。このことから導きだされるのは6世氏はクラシックバレエを用いるだけでなく、アレンジし自分オリジナルにしているのだ。これは最早脱帽しかない。他にもパ・ド・ドゥ(pas dde deux)やグラン・フェッテ・アン・トールナン(grand foietteen tournant)が動画内に用いられているのが見て取れる。
人選
この動画はには、橙と八雲藍、因幡てゐと鈴仙・優曇華院・イナバ、レミリア・スカーレットと十六夜咲夜が登場する。では何故この六人(三組)であったのだろうか? これを「メジャーで人気な大小カップルを三つ選んだだけ」と考えるのは凡人の浅慮といわざるを得ない。もしそう考えてしまった人がいるなら、その者は6世氏の深謀遠慮を甘く見すぎている。この疑問を解くキーワードは実は差別、にある。何故いきなり人種差別なのか? 何故東方二次創作に人種差別が関わってくるのか? 読者の疑問はごもっともであろう。これは非常に難しいアポリアでありデリケートな問題であるのでそれぞれの組に対して順を追って説明していこう。
橙と八雲藍
東方二次創作においてこの二匹は比較的メジャーなカップリングである。よく見られる傾向としては藍が橙を溺愛し「ちぇえええええええん」と叫んでいるものがある。東方手書き動画を幾つか見ている読者ならそのシーンがすぐ頭に思い浮かぶだろう。多少作者のアレンジはあっても藍は橙を大事にし可愛がっているのが二次創作のコンセンサスと言える。しかしながら、原作の東方projectにおいてはその様相を一変させる。原作において藍と橙は殆どと言ってよいほど接点がない。会話シーンもなく、一度だけ一緒に弾幕ごっこで共闘したのみである。二次創作では藍と橙は同居していることがあるが、原作設定では二人は完全に別居生活をしている。藍がどこに済んでいるのかは不明であるが、橙はマヨヒガと呼ばれる住処に住み着いていることが分かっている。橙は八雲の姓を持っていない。橙が式神として未熟であるが故というのが表向きの理由ではあるが、その実は藍の主人八雲紫がその本当の原因である。八雲藍は八雲紫に隷従し傅く存在である。はっきり言ってしまえば八雲藍は八雲紫の奴隷なのだ。こうなればもう結論は見えてくるだろう。6世氏がこの二人に託したのは階級闘争のメタファーなのだ。分かりやすく言い換えれば、八雲紫は資本主義において労働者を搾取する資本家。八雲藍はそれに付き従う債務奴隷。橙はさらに八雲藍に従う下級農民となる。資本主義において経済的階級の差は明らかであり、八雲藍が橙と仲良くしたいと思ってもそれは叶わぬ夢なのだ。「人類の歴史は階級闘争の歴史」と言ったのはカール・マルクスである。6世氏はその博覧強記の知識でその遠大なテーマを見事にこの二人を用いて描写しきった。
因幡てゐと鈴仙・優曇華院・イナバ
この永遠亭の兎カップル。この二人は年の差カップルではあるものの、てゐの子供っぽい外見と言動によって鈴仙の方がお姉さんであったり、あるいは儚月抄にあるように仙人のようなてゐと臆病者の鈴仙といったようにリバーシブル可能であり、地味ながらも東方ファンに長く愛され続けたカップリングといえる。一見姉妹のように仲の良さそうなこの二人であるが、その実ドイツを東西に分けたベルリンの壁の如きが二人の間にそびえ立っている。因幡てゐは地上の兎のリーダーであり、鈴仙は下っ端で脱走兵とはいえ月の兎なのだ。そして東方世界では月の住人は地上の住民を愚かな者たちと見下している。これは兎とて例外ではない。これは、東方を利用した6世氏の選民思想への暗喩なのだ。ユダヤ人の「我々はアッラーに認められた優秀な人種である」という思想。又は反対にナチスドイツのアーリア人は世界で一番優秀な人種であるという千年帝国思想。中国の中華思想。汎アラブ主義。世界を紐解けば人類の選民思想の例には事欠かない。これはどうみても月の住人と同じものである。しかしこの動画内ではてゐと鈴仙は多少喧嘩しながらもお互いを信頼し愛情を持ち合っていることが分かる。6世氏は鈴仙がてゐを愛することによって、月の選民思想を嘲り揶揄した。それと同時に我々人類の持つ、労無くして他者より優れたいという選民思想をナンセンスだと斬って捨てたのだ。
レミリア・スカーレットと十六夜咲夜
東方を代表する二人の説明不要のカップリング。Win版の最初の5、6ボス二人は汎用性が高くどのようなシチュエーションにも対応できるので創作者の間でも非常に人気の高いのだ。しかしその反面下手に手を出すと既視感に満ちた凡作になってしまうダモクレスの剣ともいうべきクレイモアでもある。しかし6世氏の天賦の感性の前ではそんな心配も無用だろう。それこそ慮るだけ時間の無駄というものだ。閑話休題、この先の2組の流れからするとこの二人に6世氏が託したメッセージはいうまでもなかろう。吸血鬼のレミリアと人間の咲夜・・・そう人種である。人種問題は上のてゐと鈴仙の選民思想にも通ずるが、非常に根が深く抗い難い。21世紀の先進国でさえ日々人種差別が起こり黒人が迫害され(或はその逆)、多数派民族が少数派民族を叩く。時に人種差別はアパルトヘイトのような政治的差別だけでなく暴力となり戦争となる。アフリカのツチ族とフツ族の紛争。もっと有名な例でいえばパレスチナ戦争等が挙がる。人種差別問題はその解決の困難さから、現代では話題にすることさえタブーにされている。しかし難しい問題だからと目を逸らすのは真の人間足り得るのか? 安全な場所で「難しいね」とお互いに慰め合って結論を先送りするのは卑怯者のすることだ。この動画を視聴すると、6世氏のそんな孤独な魂の悲鳴が耳を劈くのだ。
まとめ
この様に6世氏は単純にアトランダムで人気カップリングを選んだのではなく、哲学的かつ現実に即した主題を基に選択したのだ。これは6世氏の膨大な知識量がないと到底不可能であったチャレンジである。もし、一歩でも下手な表現をしてしまえば、反知性主義者からな糾弾は不可避であろうし、最悪の場合そのテーマの重さに耐えきれず自壊してしまう可能性だってあったのだ。その意味ではこのチャレンジにおいて最も賞賛すべき6世氏のアビリティはその知識ではなく、不正義を見捨てておけない道徳哲学。そして何より不確定な事象に際して自らをその中に前進させることの出来た勇気なのではないだろうか? 今一度6世氏の作品に巡り会えた幸運に感謝し、氏に対して万感をこめた拍手を送りたい。
僕はロリコン
あるくチブを論ずるにあたり、この「僕はロリコン」に言及しないことはあり得ない。
この作品を見てもらえれば理解できるであろうが、この作品は構成、人選からしてあるくチブと非常に酷似している。しかし、私はここで剽窃だとかオマージュなどと愚昧な言葉を並べる心算は毛頭ない。
私がここで述べたいのは6世氏と僕はロリコンの作者とのシンクロニシティが存在した、ということである。ほぼ同時期に同内容の動画がニコニコ動画に投稿されたことには何かしら意味があるのだろう。ある人は二つの投稿時期の差について舌を動かすかもしれない。確かに僕はロリコンは09年、あるくチブは12年に投稿されたものである。しかしながらこの2年という数字は実は数理統計的に棄却されるので無いと考えた方が良いだろう。(開闢からの時間で2と言う数字の商を出して処理したと考えれば分かりやすい)この二つの動画はお互いに止揚しシュトルムウントドランクを最終的に東方世界をより昇華させる効果を生んだ。ここでは6世氏だけでなく、僕はロリコンの作者だしお氏にも我々は賞賛の眼差しを向けるべきであろう。
関連コミュニティ
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/6%E4%B8%96


ページ番号: 4635251
リビジョン番号: 1532416
読み:ロクセイ
初版作成日: 11/05/19 19:20 ◆ 最終更新日: 12/05/18 22:13
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