Aqours クラブ活動 LIVE & FAN MEETING ～Landing action Yeah!!～とは、『ラブライブ！サンシャイン!!』発の声優ユニット「Aqours」により、2017年11月～2018年3月にかけて開催されたファンミーティングツアーである。
概要
| 会場 | 開催日程 |
|---|---|
| オリックス劇場（大阪府大阪市） | 2017年11月4日【夜】・11月5日【昼・夜】 |
| ニトリ文化ホール（北海道札幌市） | 2017年12月9日【夜】・12月10日【昼・夜】 |
| 沼津市民文化センター（静岡県沼津市） | 2017年12月16日【昼・夜】 |
| 福岡サンパレス（福岡県福岡市） | 2018年1月6日【昼・夜】 |
| 名古屋国際会議場（愛知県名古屋市） | 2018年2月3日【昼・夜】 |
| 幕張メッセ イベントホール（千葉県千葉市） | 2018年3月10日【夜】・3月11日【昼・夜】 |
| 海外公演 ～Trip to Asia～ | |
| KBSアリーナ（韓国・ソウル） | 2017年11月18日【昼・夜】 |
| 静安新スポーツセンター（中国・上海） | 2018年1月20日【昼・夜】 |
| TICC台北国際会議センター（台湾・台北） | 2018年2月10日【昼・夜】 |
Aqoursとして初めての本格的なファンミーティングツアーで、日本国内6都市・海外3都市[1]を巡り、各会場ごとに2～3公演、計21公演が実施された。
このうち沼津市民文化センターでは、2016年7月31日に「Aqours 夏休み課外活動 ～みんなでいっしょに夏まつり～ in 沼津」が開催された実績があり、1年ぶりの凱旋公演となった。また、Aqoursは海外でのフェス系イベントには既に出演経験があったが、単独で海外イベントを開催したのは今回が初めてである。
台北公演直前の2018年2月6日（現地時間）、台湾東部の花蓮付近を震源とする地震が発生。震源地から約100km離れた台北では目立った被害はなく、公演は予定通り開催されたが、公演冒頭にメンバーからお見舞いと復興を願うメッセージが述べられ、台湾の人々に元気を与える想いが込められた公演となった。
イベントのサブタイトル「Landing action Yeah!!」は、1stライブ以降展開されてきた一連の企画群「Aqours Next Step! Project」のテーマソングから採られており、この曲は「Aqours CLUB CD SET」に収録されている。本イベントのチケットは、このCDを購入して入会できる実質的なファンクラブ「Aqours CLUB」の会員を対象に先行抽選が行われた。その後、一般発売も行われ、一部の公演についてはライブビューイングも実施された。
公演はトークパートとライブパートの2つを軸に構成された。トークパートは各回ごとに多彩なコーナーが設けられ、またライブパートにもたっぷり1時間ほど割り当てられるという、まさに一粒で二度おいしいイベントとなった。さらに、公演終了後には、キャストがファンを送り出すお見送り[2]が行われるなど、フルサイズのライブに比べ、キャストとファンが極めて近しい距離感で交流できる試みがなされた。
2017年2月の1stライブで掲げられた「Aqours Next Step! Project」は、今回のファンミーティングツアーをもって完遂を迎えた[3]。このツアーの千葉公演で、次なる企画群「Aqours Hop! Step! Jump! Project!」の始動が告知され、その一つとして2回目のファンミーティングツアーの開催が発表された。
テレビアニメ『ラブライブ！サンシャイン!!』2期Blu-ray第7巻に、千葉公演2日目昼の部の模様が特典映像として収録されている。また、各公演のオフショット映像は「Aqours CLUB CD SET 2018」の“GOLD EDITION”付属の特典DVDで楽しむことができる。
ファン側による独自企画について
「恋になりたいAQUARIUM」PVで、渡辺曜のソロパート時に現れる曜カラーの光線（通称“ヨーソロード”）や、「HAPPY PARTY TRAIN」PVで、松浦果南のソロパート時に現れる果南カラーの光線（通称“果南レール”）は、Aqoursの楽曲PVの中でも特徴的なシーンである。
そこで、今回のイベントのソウル公演に参加した韓国のファン有志が、ペンライトで客席前方から後方に向かってウェーブを作ることで、これらのシーンを再現しようという企画を独自に立ち上げた。ネットで企画告知を行い、会場前でファンにリーフレットを配布して周知したところ、現地では賛同者が多く集まり、実際にこの2曲が披露されると、客席には美しい光のウェーブが現れ、企画は成功を収めた。
公式側とは一切関係なく、ファンが独自に実行したものではあったが、『ラブライブ！』公式Twitterアカウントは、後日これらのシーンをムービーで紹介し、ファンへの感謝のコメントを添えて好意的な反応を示した（当該シーンムービー：「恋になりたいAQUARIUM
」/「HAPPY PARTY TRAIN」）。また、斉藤朱夏（渡辺曜役）もブログでこの企画についてコメントしており、後日Aqoursのニコニコ生放送でも話題に上った。
ソウル公演での成功を受け、日本でもこれに倣った企画が立ち上げられ、韓国企画者の協力を得る形で[4]、札幌公演以降同様の試みが実行された。
韓国企画者・日本企画者ともに、あくまでもその趣旨に賛同するファンに対し、自由参加を呼びかけるものであることに言及している。韓国企画者は「他人に害を与えない範囲で、一人一人の応援の仕方がある」とした上で、「一緒に道を作ることを楽しそうだと感じたら、負担意識を持たずに自由に参加してほしい」と述べている。
出演者
- 伊波杏樹（高海千歌役）
- 逢田梨香子（桜内梨子役）
- 諏訪ななか（松浦果南役）
- 小宮有紗（黒澤ダイヤ役）
- 斉藤朱夏（渡辺曜役）
- 小林愛香（津島善子役）
- 高槻かなこ（国木田花丸役）
- 鈴木愛奈（小原鞠莉役）
- 降幡愛（黒澤ルビィ役）
※鈴木愛奈は千葉公演1日目のパフォーマンスで足に捻挫を負ったため、2日目昼はお見送り以外の各パートに参加、夜はトークパート・「勇気はどこに？君の胸に！」の歌唱およびお見送りに参加。
セットリスト
★：ライブビューイング実施回
♪：リクエスト投票選定曲（候補曲から客席の多数決で決定）
11/4 大阪1日目【夜】★
|
11/5 大阪2日目【昼】
|
11/5 大阪2日目【夜】
|
11/18 ソウル【昼】
|
11/18 ソウル【夜】★
|
|
12/9 札幌1日目【夜】★
|
12/10 札幌2日目【昼】
|
12/10 札幌2日目【夜】
|
12/16 沼津【昼】
|
12/16 沼津【夜】★
|
|
1/6 福岡【昼】
|
1/6 福岡【夜】★
|
|
1/20 上海【昼】
|
1/20 上海【夜】★
|
|
2/3 名古屋【昼】
|
2/3 名古屋【夜】★
|
|
2/10 台北【昼】
|
2/10 台北【夜】★
|
|
3/10 千葉1日目【夜】
|
3/11 千葉2日目【昼】☆BD収録
|
3/11 千葉2日目【夜】★
|
関連動画
| ■関連動画 →WATCH | |
 |
【試聴動画】Aqours クラブ活動 LIVE & FAN MEETING ～Landing action Yeah!!～千葉公演（TVアニメ2期Blu-ray第7巻特装限定版映像特典） |
関連商品
『ラブライブ！サンシャイン!!』のライブイベント
- Aqours クラブ活動 LIVE & FAN MEETING ～Landing action Yeah!!～
- Saint Snow PRESENTS LOVELIVE! SUNSHINE!! HAKODATE UNIT CARNIVAL
関連項目
外部リンク
脚注
- *上海は追加公演として発表された。
- *国内公演は全員参加可能、ソウル・台北公演はVIPシートのみ対象（上海公演はお見送り無し）。なお、日本からのAqours CLUBオフィシャルツアーでソウル・上海・台北公演に参加すると、キャストとツアー参加者で集合写真を撮影してもらえるなど、独自の特典が用意された。
- *このファンミは「Aqours CLUB」創設とともに、2017年4月に後追いで告知され、この企画群に加えられた。
- *日本企画者が作成したリーフレットのデザインについて、「原企画のものに酷似している」と韓国企画者側から指摘があった。日本企画者が韓国企画者に謝罪し、両者でリーフレット使用に関する合意をとったことで解決した。
- *2016年12月27日の「ジングルベルがとまらない」発売記念ミニライブ（豊洲PIT）と同じもの。
- 0
- 0pt
