at the drive-inとは、アメリカ合衆国テキサス州の出身のロックバンドである。略称はATDI
概要
1994年にアメリカ、テキサス州のエル・パソというメキシコとの国境沿いの町で結成された。
名前の由来は80年代に人気を博したロックバンド、ポイズンの「Talk Dirty To Me」の歌詞から取ったもの
メンバー
- セドリック・ビクスラー (Cedric Bixler Zavala, 1974年11月4日-) (Vo)
- ジム・ワード (James Ward, 1976年9月19日-) (G,Vo,Key)
- オマー・ロドリゲス (Omar Rodriguez-López, 1975年9月1日-) (G,Vo)
- ポール・ヒノジョス (Paul Hinojos, 1975年7月17日-) (B)
- トニー・ハジャー (Tony hajjar, 1974年8月17日-) (Dr)
ジャンルはポスト・ハードコアないしエモーショナル・ハードコアと言われてる。だが、ジャンルの分別が不能なぐらい様々な音楽の要素を取り入れてる(本人らは音楽的ルーツがサルサであるとも語っている)。ホット・ウォーター・ミュージックと共に、90年代を代表する実力派エモバンドとして有名になった。
歌詞のほとんどが英語とスペイン語のちゃんぽんであり、空耳ネタ(後述)が何かと多いバンドである。アップテンポの曲が多いせいか、ライブ映像では(ドラムを除く)メンバー全員がステージ上で激しく暴れまわっているのが窺える (ただし本人たちは客のモッシュは歓迎していないようだ)
初期は自主レーベルでCDをリリースしていたが、のちにウエスタン・ブリード・レコーズやフィアレス・レコーズよりアルバムやEP(ミニアルバム)をリリースする。
2000年、ビースティ・ボーイズが発足した大手レーベルの「グランドロイヤル」と契約。「ワン・アームド・シザー -One Armed Scissor-」をリリースし人気が上昇。その年の9月、「リレーションシップ・オブ・コマンド -Relationship Of Command-」をリリース。このアルバムは日本でも結構売れた。
特に「Relationship Of Command」はスリップノットやリンプ・ビズキットなどのバンドを発掘した、ロス・ロビンソン氏がサポートしたことと、イギー・ポップがゲスト参加したことによってより注目を集めた。
2001年3月、メンバーの間音楽の方向性の違いにより無期限活動休止を発表し、事実上の解散となった。
のちにメンバーのセドリックとオマーは『Mars Volta』を結成し、ジム、ポール、トニーは『スパルタ』を結成しそれぞれ活動している。ポールは2005年にスパルタを脱退しMars Voltaに移籍している(が、2008年に脱退している模様)
2011年に再結成を果たし、2012年に来日、フジロックに参加している。
なお、At The Drive-In解散後にオマーとセドリックによって結成された『Mars Volta』は、ATDIとは音楽性がまったく異なるプログレッシブロックであるため注意が必要である。対照的に、ジム達によって結成された『スパルタ』はATDIに近い音楽性を保ち続けている。
日本ではタモリ倶楽部の「空耳アワー」のコーナーで紹介され有名になった。
中でもSleepwalk Capsulesの空耳は大賞を受賞している。
何故かat the drive-inの名前を知らないが「ど、ど、ど、ど、童貞ちゃうわ」の空耳を知ってる人は多い(はず)
at the drive-inの空耳ネタ
- 事件だ、事件だ、首だけだ (Arcarsenal)
- うわっ、先生、ごめん (Catacomds)
- 出てくるでしょ、ウナギですよ (Sleepwalk Capsules)
- ど、ど、ど、ど、童貞ちゃうわ (Sleepwalk Capsules)
- それでは丈夫な鍋見せる ぶっても丈夫な鍋見せる 硬ぇ~ 硬ぇ~ それでも丈夫な鍋見せる(Sleepwalk Capsules)
- 一言謝ってくれ 一言謝ってくれ(Sleepwalk Capsules)
- 包茎最高、包茎最高、包茎最高、包茎最高 (Hulahoop Wounds)
関連動画
演奏してみた
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関連項目
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