BVEとは、mackoy氏が製作しているフリーウェアの3DCG鉄道運転シミュレーションゲームである。正式名称はBVE Trainsim。旧称は暴走ビューエクスプレス(Boso View Express)。
概要
2000年にVer1.0がリリースされ公開が開始された。当時はTAITOの「電車でGO!」や音楽館の「Train Simulator」など、ジャンルとしての鉄道運転シムが発展していたが、中でもBVEは「無料で利用できる」「誰でもアドオンを制作できる」「車両の挙動シミュレーションが優れている」といった特徴を持っていたため、商業ソフトではカバーできないような路線も含め、多数のアドオンデータが作られている。[1]
市販のシミュレーションゲームは多くの人々に受け入れられるように複雑な操作を排したものとなっているが、BVEではより現実のシステムに近づけているので、実際に列車を運行する気分を味わうことができる。しかし、その操作の煩雑さゆえに鉄道ファンのような鉄道に造詣が深い者でなければ列車を動かすことすらできない場合もある。
2022年1月の時点でVer5.8とVer6が公式サイトで公開されている。
OpenBVE
※名称にBVEが入っているが、BVEの開発者は関与していない。[2]
BVEがDirectXで動作しているのに対し、こちらはOpenGLで動作する。対応OSも幅広く、MacやLinuxでも動作する模様。
ただ、OpenBVEで日本語のページはあるものの、現時点で本体が公開されておらず、本家(英語サイト)へ行く必要がある。(インストールに少々手間がかかるが、ソフトの言語がデフォルトから日本語なので、安心するべし。)あと、BVE Train Simとは一部互換性がある。 操作は一部変更になっている。
ただし、インストールを正しく行っても「保護されたメモリに~」のエラーが出る場合があるが、この場合はドライバを古いものに取り替えるしか無い。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
関連リンク
脚注
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