CLEVER SLEAZOIDとは、メジャー18thシングルであり、その表題曲である。
概要
このシングルを出す前、京はメロディアスさといったバランスさえ捨てたようなパフォーマンスに変化していった時期だった。その為、京は精神的に追い詰められており、いろんな意味で危険だった。例えばパソコンを突然夜中に飛び起きて叩き壊したり、そのまま風呂の桶に2、3時間いたとか…。この頃の精神状態は本人も自覚しており、一時期は歌をやめると発言したほど。その精神状態に追い込んだ人を称したのが『CLEVER SLEAZOID』である(連続猟奇殺人事件のコードネームという意味もあるのだが)。このような状態だった為、彼だけは海外からは特に刺激を得ることが出来なかった。そして、歌詞の大半は英語であるが外国かぶれになったわけではない。
他メンバーはアルバム『Withering to death.』以降の海外公演が刺激となったと語っている。また、新しい感覚を欲したメンバーはジャケットのデザイナーやPVの監督なども今まで関わってきていない新しい人間を起用した。特にPVは本物のマダガスカルゴキブリを200匹用意して撮影された。後に同曲は映画「DEATH TRANCE」エンディングテーマにも起用された。
収録曲について
CLEVER SLEAZOID
日本語パート以外はほとんどの歌唱パートでメロディが出てこない事、楽曲が進むに連れて激しくなるのが特徴。この対比のおかげで「すごく分かりやすい詞」と京が語っている。ライブやセッションを重ねる形で完成系に近づいていった。後に『THE MARROW OF A BONE』にも再録という形で収録。
Live take at SHINKIBA STUDIO COAST Apr.29,30 2005
同ライブから『C』『GARBAGE』『dead tree』が収録された(トラックリストは曲別に分かれています)。
この頃の京がどんな状態だったかが音声でも確認できる。
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関連項目
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