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Daggerfall(ダガーフォール)とは、ベセスダ・ソフトワークスの製作したRPGである。
正式表記は「Daggerfall - The Elder Scrolls: chapter 2」あるいは「The Elder Scrolls II: Daggerfall」。
概要
ベセスダ・ソフトワークスの社内開発チームであるBethesda Game Studiosが制作した、オープンワールド形式のシングルプレイヤー用RPGである。「The Elder Scrolls」シリーズの2作目にあたる。
タイトルであるDaggerfallとは、シリーズの舞台となるタムリエル大陸の北西地域、ハイロック地方の都市の名前である。なお正確には、ゲームの舞台はハイロックとイリアック湾(Iliac Bay)を隔てたハンマーフェルの二ヶ国にまたがっている。
現在、「TES1:ARENA」と同様にベセスダから公式で無料配布されているものの、プラットフォームはPC、それもMS-DOSのみの対応という非常に困難な環境である。MS-DOSの発展であるWindowsからでも動かすことはできず、起動させるにはWindows内にて仮想環境でMS-DOSを起動させ、そのなかで起動させるという回りくどい方法を使わなくてはならない。
ただ、一部の有志によって「Unity」に読み込ませてサンドボックス化するプロジェクトなどもあるらしい。(関連リンクを参照)
ゲーム内容
第三紀405年、主人公はシロディール皇帝ユリエル・セプティム7世に呼び出され、二つのことを依頼される。死んだはずのライサンダス王が復活し帝国への反逆を企てているので、この魂を解放してやること。そして、ユリエル7世がDaggerfallに送った手紙を見つけ出し処分すること。
例によってダンジョンからスタートすることになる。おなじみの囚人プレイである。
「The elder Scrolls」シリーズらしく自由度が高く、高潔な騎士から邪悪な魔術師まで、自由に自分の道も職業も選択し、メインクエストを無視して旅にでることも可能である。
マップは自動生成とはいえ、6万3000平方マイルというシリーズ中で最も広大な面積を誇り、キロメートル単位(平方km)に換算すると約160000平方km。これは日本の陸地の総面積のうち約40%にあたる。
ちなみに、この作品ではインペリアルとオーク(オルシマー)を種族として選ぶことはできない。特にオークは人権を認められず当時はモンスター扱いだったという社会的事情もある。インペリアルとオークが選択できるようになるのは次回作「Morrowind」からである。
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関連項目
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