ELSクアンタ(エルスクアンタ)とは、『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』に登場するモビルスーツである。
ELSクアンタ
劇場版エンディング後に登場するダブルオークアンタ。戦争が終結した平和な世界を象徴する存在である。
母星でELSとの対話に成功し、50年後地球に帰還した。クアンタムバーストにより分離した装甲を融合したELSが補っている。背中にはELSとは異なる触手を持った謎の異星体も融合しており、全体的に生物に近いシルエットとなっている。
『00N』『00V戦記』によるとガンダムの形状をしていても固定したシルエットを持たず、触手のような8枚の翼は状況に応じて変形(擬態)するらしい。
なお、ELS融合型のガンダムは、他にガルムガンダムとの融合機「ガルムガンダムE」が存在しており、ELS対話後の「人類がイノベイターに進化する過程で起きた世界規模の戦争」において投入されている。
なお、外宇宙探査艦『スメラギ』の地球出港の日に、クアンタは地球へと帰還している。
それは当事者たちが意図したものではなかったのだろう。それでも、偶然で片付けるには、あまりにも乱暴であるように感じられる。これを奇跡と呼ぶのは、ロマンチスト過ぎるだろうか。
刹那とティエリア、クアンタは地球に帰還するまでの約50年もの間、外宇宙を旅してきた。そして、外宇宙探査艦「スメラギ」が地球を発つ記念すべきその日、先導的役割を果たした本機は無事地球への帰還を果たした。
ELSをはじめとした地球外生命体が合わさった本機の能力はそれこそ未知数で、恐らく軍事に転用すれば更なる技術的革新をもたらすだろう。故にこれから先、人類と異星体との融和を成し、役目を終えた本機が兵器として戦争に投入される事はないと思いたい。
武装
ゲーム『Gジェネレーション クロスレイズ』参戦にあたって、メインメカデザイナーの海老川がデザインした武装が設定された。モーションなども本編監督の水島が監修している。
GNソード、GNソードビットがベースになったものと謎の触手を攻撃手段として扱う。ゲーム中での武装は「ELS-SLASHER」「ELS-BLASTER」とMAP兵器「クアンタムバースト」のみ。戦闘アニメ(演出)では「トランザム」を使用している。同系列どころかクロスレイズでも最強クラスの性能を持つ。
関連動画
関連項目
- 劇場版 機動戦士ガンダム00 ‐A wakening of the Trailblazer‐
- 機動戦士ガンダム00
- ELS
- 刹那・F・セイエイ
- ガンダムアストレア
- ガンダムエクシア
- ダブルオーガンダム
- ガンダムシリーズのMS・MAの一覧
- SDガンダム GGENERATION CROSSRAYS
第5世代ガンダム
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